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野の神仏
1月も本日で終わり。先々週から先週にかけて、断続的に降った雪もずいぶん融けてきました。日向では土や雑草が顔を出します、乾いたアスファルトが日光の強さを物語ります。

DSC_6914.jpg

実家近くにある観音堂。集落の川向に在るお堂で、北向きに建っているため通称「北向観音」。ですから積もった雪が融けずに、まだ残っています。「観音様」と言うからには仏教のお堂、外壁が新しいところを見ると神社じゃないので「氏子」とは言わないでしょうが、集落で管理しているのか。

ここから県道を少し下るとJAの施設があって、何よりも目立つ看板は[JA葬祭」。昨今のJAの実態をよく表していますが、昔よく見かけた「貯金は農協」の方が、まだ農家の生活向上に寄与している実感が感じられます。

日本の仏教が、「葬式仏教」「観光仏教」と揶揄されて久しいのですが、「葬式」とも「観光」とも縁遠い仏教が雪の中に佇んでいました。
研究資料の取り寄せに、最近よく使うのがamazon。ある程度一般的な資料を見比べて購入するのは大型書店ですが、専門性が高くなると、そもそも置いていません。書店に取り寄せてもらうのにも時間がかかるので、昨今はamazonが多くなりました。「葬式の坊主の手配もamazonが主流」と時代が来るかもしれません。「信仰をないがしろにする」とamazon坊主に日本仏教界は怒っていますが、セレモニー専任に安住してきた仏教界にも問題はありそうです。

一転、福島市の郊外で見た「祠(ほこら)」。
DSC_6922.jpg

こちらは神道系か、本来ならば、くりぬかれた石の奥に御札か御幣束でも納めるのでしょうが、そのような様子はありません。しかし、石の祠の周りだけ雪が融けているのが印象的。むろん不思議な力ではなく、石が太陽光を浴びて蓄熱の働きをするとか、異物がある故に祠の周辺部だけ積雪が浅かったということでしょうが。
近所に人家はありませんでしたが、個人的に祀る屋敷の守り神「産土様」なのでしょうか。神も仏も無いようなご時世に、先人の細やかな信仰の跡が、まだ少しだけ残っています。
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