 いつもおいしい『しゅんぎく』を生産されていた南相馬の遠藤さん、以前にもこのブログでご紹介しました。そのときの写真です。 ご自宅は原発から20キロ圏外ですが、生まれたばかりのお孫さんがいるので福島市の避難所へ、そして伝手を頼りに今山形に居られるようです。ようやく連絡が取れました。 ご家族揃ってご無事とのこと、こちらも安堵しました。 とても上品に話される奥さんです。このEMを使った農法は良いからと大勢のお友だちにもお奨めいただきました。 その中のお一人に話題が及んだとき「あの方は流されてしまったようですよ」と言う言葉が返ってきました。被災地では人の死が日常のもので、それを深く受け止めるととても神経が持たない、親しい方の被災がまるで日常の出来事のように語られてしまう、それが今回の災害の現実です。
多くのメディアが震災を報道をしていますが、やっとつながった嬉しい電話が震災の深い深い爪あとを物語っていました。
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テーマ:東北関東大震災 - ジャンル:ブログ
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