日帰り出張で、東京に向かう朝の空、駅前から久しぶりに青空を見たように気がします。 このところ連日の雪、久しぶりに冬型が緩んだようですが、それにしても窓気温が低い状態です。

昨年の秋、横浜に出張中に「原発避難生徒いじめ」の問題が取りざたされたときでした。たまたま宿泊していたホテルの前の建物に「ふくしまカフェ」なる施設があって、2日遅れの福島の地方紙が置いてあって、「避難者が集う」「情報交換」の場のような形跡もなく、「風化」という言葉がよぎりました。それにしても、「もう避難先に馴染んでいるから」と見て取れないこともなかったのですが、その後に発覚した新潟のいじめと言い、「息をひそめて生活している」状態だったとも見れます。

戻りの新幹線でYahooニュースを見たら、横浜教委の教育長の「金銭についてはいじめと認定せず」発言に、横浜市林市長謝罪と出ていました。相当な抗議電話があったそうですが、やはりと思う反面、行政機構の中で教育委会は独立した組織、市長の謝罪の前に教育委員長の見解を、まず示すべきでしょう。以前の会見で教育長は「私は謝罪しない」とも述べていますが、もっと丁寧にな説明があってもしかりです。この辺の、状況把握の曖昧さが「避難者いじめ」を生んでいるとも見れます。
上段下の写真は、福島駅西口駅前のホテルの写真。冬の青空を背に向かって右の黒い建物が、間もなく開業のAPA HOTEL。 逆にこちらは堂々と見解を述べています「好き」「嫌い」は当然つきまといますが。
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