大雪の後の冬晴れ。積雪の田畑やぬかるむ道路は別にして、通常の日常が戻ってきました。

福島市内を迂回する、通称「西道路」。国道13号線バイパスですが、早くも樹に貼り付いた雪が落ちるのを待つように枝の整理作業。 さすがに交通量も多く、よじ登ってとも行かず前後に交通整理員を置いてクレーン車での作業。落ちてきた枝は下で素早く回収してトラックへ。もちろん下は圧雪ですが。

東日本大震災で、命を落とされた方は別にして、地震津波によって最大の損害を被ったのは個人法人では東電。第1原発の廃炉や事故の整理に多額の資金を要し第2原発の方も、世論からして今後の稼働はおそらく無理。そして、その事故の煽りで世界的の原発事業の見直し、縮小の動きでアメリカなどで原理力発電事業が行き詰まったのが東芝。東芝は先の「粉飾決算」もあって「上場廃止」などという風説も流れています。 元はと言えば、目先の利益優先で天災へのリスク回避を怠った、東電から端を発しているのですが。
「街路樹の枝の整理に大掛かりな」とおもいながら、雪の上で黙々と作業する各分担の作業員を見ながら、リスク回避と経費の関係に思い至りました。
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