東京滞在中、「福島は大雪ですね」と言われましたが、「私が発たときは晴天でした」としか言いようがなく、出展準備・出展・事後処理や別件の業務を終えて戻ったのが金曜日。残雪はありましたがさほどの大雪とも思わず、いささか拍子抜けの週末でしたが土曜日の夜から日曜日にかけて相当の雪。幸い寒の雪で「サラサラ状態」、春雪のような湿った雪ではないので着雪の被害はなさそうです。

しかし、震災と原発事故により設置から丸5年で、まだここに生活の跡がみられる仮設住宅。避難地域の保証や賠償は新聞報道程度の知識しかありませんが、5年もプレハブでの生活を余儀なくされているとすると、これは人権問題。やはり、国民に保障された最低限度の生活とは言えないのではないかと思います。 もちろん個々入居者の事情は分からないので、軽々に言えることではないのですが。

高齢の母が住む実家に雪掻きに。南天の赤と松の緑、そして雪の白。ようやく冬の彩です。センター試験で受験生にとっては「恨みの雪」か。条件は一緒といっても、受験地域や会場によって影響の度合いが違います。一律の配点だと運・不運も付きまといます。 原発事故の例を引くまでもなく、運・不運が付きまとい、一寸先に何があるか分からない社会。そしていよいよ今週にはトランプ政権が発足します。先々の予想などしようがありません。
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