年明けて初めての山形県米沢行き。国道13号線を通って1時間半足らずでで福島駅の中央部から米沢市の中央部まで着きます。 仙台市も同様の時間で自動車移動が出来ますが、そちらは高速道を使ってのこと。一般道の峠でこの時間なので、県外とは言えいかに隣接地かということがわかります。

ところが、峠越え、奥羽山脈を越えることによって特に冬の自然環境は一変し、米沢は名うての豪雪地帯。暮れの訪問時には雪がなかったものの、「年が明ければそうはいかんだろう」と気を引き締めて訪れても相変らず積雪はなし。逆に肩透かし状態。
共同研究先の山形大学工学部も、例年ならば構内が積雪で車置き場を探すのに四苦八苦するのですが、「日陰に残雪」程度。

旧本館名の庭園も、福島では見られないような頑丈な雪囲いで庭木を守っていましたが、例年の低木なら覆われてしまうような積雪がありません。

大学の行き帰りに通りがかる[城址公園」、見えるのは枯れた芝生と雪囲い。しかし、全国的な春先のような温かさも10日まで、11日からは寒波が居座るようです。 寒い季節は寒くないと生態系ひいては社会生活にまで支障が出ることがあります。被害が出るような豪雪は困りますが、そこそこの雪と寒さはむしろ歓迎。
12日は東方国際フォーラムで「うまいものどころふくしまの恵2017」と言うイベント。まだまだ残る「風評被害」との対峙です。もう「風評被害」で表現する事態ではないのですが、まだ爪痕を表す適切な「言語」がありません。 トランプ現象ならぬ東電現象とでも言いますか。
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