先日、台風災害の鉄砲水の現場に作る砂防ダムの現地下見。現場下の(つまり鉄砲水の被害にあった)お宅の犬、普段と違って、自治体や工事関係者が通るせいで「犬が吠える」こと。

最近は飼い犬もコンパクトな「愛玩犬」が多くなった中で、いかにも番犬。といっても、秋田犬ではなくプーチン大統領訪日に合わせたようなシベリアンハスキー系のようですが、犬の品種に詳しくはないのでよく分かりませんが。

気象災害による立ち入りで山に入ったのですが、やはり気になるのが放射能災害で管理されなくなった雑木林など。これはデリケートで椎茸用に使われなくたった木はそのまま放置されるので、大木になるばかり。これでは、樹木の世代交代が進まず山が死んでしまいます。もっとも、死にかけていたいた営林事業にとどめを刺したと言うべきか。阿武隈山系の森林は、用材の他に椎茸用の供給ルートがあっただけに悔やまれます。さすがに木炭の生産はほぼありませんでしたが。
身近な里山との営みがあった以上、これが断ち切らざるを得なくなった事情は東電にも国にも「吠え」続けなければなりません。
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