師走も、早や1週間が経過。今年を振り返る間もなく、次の1年に入ろうとしています。 旧知の花の栽培農家、正月用の菊が花を咲かせ始めています。一時は原油の高騰で暖房用の重油が上がり、「とても冬場の栽培は無理」と嘆いていましたが、円高や円安に振れながらも原油価格が下がって、原発なき電力会社同様「一息つけた」のが、ここ何年かの状態のようです。

もっとも為替変動も影響があって、切り花も相当数量が輸入されていて、とくに短時間で役目を終える「パーティ用」などは一時それらしく見えればいいのであって、逆に品質による差別化が難しといいいます。

咲いた花を包むネットも茎の部分に装着済み、静かに開花を待ちます。花栽培は農家としてのイメージが良いらしく、一時はもてはやされましたが震災の直前頃は、先の「輸入物」におされて青息吐息の状態も見受けられました。 食べ物ではないので風評被害も少なかろうと、「トルコキキョウ」など避難区域解除の営農再開を「花卉」に頼る声もあります。何れにせよ一筋縄ではいきませんが、とりあえず頑張るしかありません。
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