震災から〇年〇月というのが、毎月11日が来るとメディアが取り上げる福島の話題。1年刻みの3.11や半年の9.11ならともかく、毎月だとちょっと痛々しくなってきます。
過日、イベント出展で仙台へ。会場の駅横の高層ビルから見ると仙台は着実な復興が見て取れます。もっとも地元の見解はこれも多様に分かれるのでしょうが。上から眺めただけで勝手なことを言うなと言われると「はい、すみません」と言うしかないのですが。

とりあえず、破壊的な地震と津波で物理的な損失、そして失なわれた人命は取り返す術はありませんが、遠く沿岸まで見渡すと少なくとも津波の痕跡は見えません。

復興と言っても原発事故処理が絡む福島とは、少々異なることかも知れません。「事故の1号機の放射線の拡散を防ぐ覆いの最後の1枚が取外れれました」とニュースは伝えますが、これが40年とも言われる廃炉まで続くとなると少々気が滅入ります。 もっとも、「事故を忘れてもらっては困る」と事故の風化を訴える声もあります。これも当然のことですが。

ビルの間から楽天のマークが見えます、野球場「コボスタ宮城」。田中マー君が大リーグに行ってから低迷続く東北楽天ゴールデンイーグルスの本拠地。そこからすると、前田健太のドジャース移籍でもセントラルを制した広島東洋カープは立派。同じく地方の中核都市仙台も頑張って欲しいものだと思います。もちろん福島もですが。
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