今はウイルスに統一されたようですが、いわゆる「ウイルス」を以前の厚生省はウイルスと呼んだのに対しかつての文部省はビールスと訳して、農林省管轄の農業分野ではバイラス病とかと言っていました。
情報通信技術は、経産省的にはITと言っているのに対して、情報通信を管轄する総務省はICTと呼んでいます。公平に見て一般社会では簡単にITと言った方が通りがいいのようですが、外国ではICTと呼ぶのが普通だそうで、そうなると何とも複雑な使い分けが必要になります。 さらには、IoTとoだけ小文字の略語や訳語が氾濫しています。AIの人工知能ARの拡張現実のも既に一般的、しかし何がAIといわれてもモノとして机の上に置く訳にも行かず、なんとも分かったようなわからないようなことになっています。

さて東京に出張、幕張メッセで農業向けの展示会があって情報収集のため視察へ。このところこの手の展示会は、東京フォーラムや東京ビックサイトが多くて久方ぶりに幕張へ。東京駅の長い長い通路で京葉線に乗り海浜幕張へ、東京から見てディズニーランドの舞浜の先なので、やはり「遠いかな」と言う印象。しかし、来年2月にはここでの展示会に出展します。 千葉ロッテでもクライマックスシリーズで残っていれば、まだ幕張辺りの印象も華やいでいたのでしょうが残念ながらマリーンズは先に終戦、下剋上はなりませんでした。

農業向け展示会はなかなかの盛況、6次化対応と農業IT化の元気の良さが目立ちました。しかし、6次化は直売所対応も含めて販促手段が多いのですが、肝心の何をどう加工してターゲットにどうアプローチするかの基本戦略の無いまま、「補助金でモノつくり」そのあと販促を考えるパターンから早く脱しなければなりません。
農業ITの方は、病害虫の画像認識・生産者の教育システムなど多岐にわたって提案・展示がありましたが実用かはまだ先か、クラウドのセンサー遠隔管理の技術が相当出ていましたが、こちらは過当競争、他社との差別化に生き残りがかかります。
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