「娑婆」とは、「漢字の感じ」からすると多分もともと仏教用語。遮蔽された世界から見た外の自由な空気、遮蔽された世界を遊郭やら刑務所、果ては軍隊に例えていたのであまりいい言葉ではない印象があります。

さて、また金木犀の話題。たまに通りがかる道路で建物の解体があった場所、建物に隠れていた場所から金木犀が現れ、金色の花が咲いていました。 構造からみると、四方に建物に囲まれ中庭のような場所に立っていたことになります。まさに、ようやく娑婆の空気が吸えた「金木犀」。 閉鎖された空間あると、一般的な社会と常識が違ってくるのはよくあること。「●●.の常識は世間の非常識」と言われる所以。
東京都の豊洲市場の盛り土問題、調査をしても経緯や責任者が分からないということ。戦前とかいう話ではなくせいぜい2008年以降、しかも役所という書類の決済がないと何も進まない世界。エビデンスには事欠かないはずと、娑婆の人間は思うのですが。
小泉信次郎自民党農業部会長が全農幹部を一括したということ、あそこも役所以上の閉鎖社会、このことはまた改めます。
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