台風一過でも、秋雨前線のせいか、からりと晴れません。 当地方では13号の方は直撃がなく、比較的静かに雨が降り続いたのみ。収穫中のぶどう巨峰・高尾、間もなく収穫が始まる梨の新高、ずいぶん球が張ってきたりんごの主力品種ふじと、強風などについての被害はなかったようです。

やってくる台風は人間の力ではどうにもならず、被害の少ないことを折るのみです。西日本の冠水被害を心配しつつ、庭の先端が赤くなり始めた紅葉の水滴を写真に収めていました。 昨年の9月は北関東・東北南部の冠水、堤防決壊と土砂崩れ。水田の復旧など1年経過でようやく始まったばかりです。
今年は被害が少なくて、と少々安堵していると、福島第1原発の事故現場で「雨によって地下水位が上がり港湾内に流出の恐れ」と言うニュース。こうなると、凍土遮水壁以前の問題です。 もっとも汚染水のダダ漏れ状態は今さら始まったことではなく、「いまさら」と言う話ではあるものの、新たに「ほとんど無策状態」が報道されると風評被害に拍車がかかります。
炉心溶融の隠蔽について、知事と地元13市町村が宝木分を東電に手渡した直後にこの報道。隠蔽と違って「気象要因は仕方がないですね」と、開き直られるのか。
スポンサーサイト
|