夏秋(かしゅう)野菜とよみます。文字通り夏から秋いかけての野菜。

技術の指導をしている菜園。もともと市が公募した「家庭菜園」の講座参加者、遊休農地を借入れグループで耕作をはじめました。種の蒔き方、苗の植え方、土の寄せ方、化学肥料の施用。ひと通りなんとか出来るようになると、今度は安全な・質の高い・おいしい農産物への挑戦。そこでここ3年ほど生産の指導をしています。 もちろんプロの農家ではないので、分かりやすく、かみ砕いでですが、逆に変な先入観のないぶん挙っておいしいものが出来ているとリーダーの方の感想です。特にきっちり堆肥を使う初心者の成績が良いそうです。

夏秋野菜の代表が「茄子」。よく秋茄子と言われますが、当地方では秋茄子として植栽するのではなく春に植え付けた茄子の苗が、夏を越えて秋まで収穫すると秋茄子と言います。ですから、猛暑を越えても樹勢が弱らない肥培管理が重要です。

間もなく収穫の落花生、マメ科ですから肥料のやり過ぎは禁物です。しかし、肥料をやらないと育ちません。「兼ね合いが難しい」と栽培者は言いますが実は簡単です、有機質、炭素が豊富で窒素を固定する肥料を入れればいいこと。 話が専門的になりました、決して難しいことではありません。難しくしているのは現状の肥料の販売体制、利益を確保するため使い勝手より売る方の都合。農政改革でJAにメスと言いますが果たしてどうなる。
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