岩手県、北海道に大きな爪痕を残した台風10号。かつては、稲作など考えられなかった北海道も今や穀倉地帯。稲の品種改良や栽培技術もさることながら、気象の変動も要因と言われています。 ただ、気象変動もいいことばかりではなく、台風の直撃など考えられなかった東北・北海道に今回のような甚大な被害をもたらしました。
原子力災害以前であれば、異常気象の元凶は2酸化炭素で、火力発電・自動車等の化石燃料を削減→クリーンエネルギー原子力発電、と言う構図が成立したのですが、彼の原発が次元の違う環境汚染を引き起こし、原因は天災だったものの、その建設・運用や事故後の対応全てにわたって人災と言うか、目先の欲に絡んだようなお粗末極まりない事象が明らかになってきたため(まだ氷山の一角と言う声もありますが)、うかつにCо2削減とも言えなくなりました。

先の台風、今度の台風で大雨のポイントとしてすっかり有名になった福島市鷲倉、土湯温泉町と言っても温泉街ではなく吾妻山の浄土平近くに温泉が1件あるのが鷲倉温泉。 その吾妻山から流れてくる川も、1日経って水量が減りました。一時は濁流が渦を巻いていましたが河川敷まで水位が上がることもなく、そのた交通も平時に戻りました。

今日から9月、その河川敷でもススキが揺れ出しました。夕闇も早くなりました、秋彼岸まで3週間。昨日8月31日が二百十日、この辺は昔の気象暦は正確です。
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