技術的なサポートをさせていただいている農園。ここはもともと福島市の菜園講座を受けた受講生用の菜園。 今では受講歴に関係なく、一角を各自借りて大小さまざまな菜園になっています。 一人暮らしの自給菜園から、学校給食やマルシェで販売する規模まで、さすがに専業農家はいませんが。

サポートをさせていただいているといっても、一挙手一行動まで見るわけではなく、基本的な品種選択や仕立は各自。もっとも指示されながらする菜園ほど面白くないものはありません。 最低限の品質と収量を確保できれば、それで良し。菜園を見渡しても各人の個性が出ます、この西瓜は立派な球張りです。「大きくしようとして化学肥料を入れちゃだめですよ」このことが理解できたようです、西瓜などウリ科はそんな成分は蔓・葉に行ってしまいます。

残念ながら、この枝豆はイネ科雑草とヒルガオに覆われました。今除草をすると9月には食べられるか、「夏休みの孫が来て」と雑草繁茂の言い訳が聞こえそうですが、孫に草むしりをさせるのもいい体験だと思うのですが。

こちらは枝豆栽培の成功例。最初は少々手間でも、黒いフィルムを張る土壌マルチは後の雑草管理が楽になります。 専業農家と違い多様な種子を蒔くため、品種の位置が分かるように種の袋を目印に残しておきます。几帳面か大胆か品種の特性とともに、栽培者の個性が出るのが面白いところ。
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