月遅れのお盆の前、相変らず暑い日です。何度も書きますが、猛暑から急に冷夏になった昨年の事例から「暑い」ことに安堵してる感覚もあります。 農業生産にも農作物への高温障害や、作業負担と言う「負」の要素がありますが、やはり「暑いときには厚い、寒いときには寒い」と言う基本構造が望ましいようです。

福島県立美術館の水撒き、打ち水みたいなものでしょうが、広大な面積のコンクリートの前庭。「焼け石に水」のような気がしますが。駐車場からホールまでの照り反しの中で、少しは暑さも和らぐでしょうか。
さて、先週末に話題の「シン・ゴジラ」見てきました。 去年公開の「進撃の巨人」と監督やキャストが被るため、また凡作?の懸念の中で、年配者から「意外と面白い」の声があったのでそこそこ楽しみに見に行きました。ゴジラ出現直後の政府対応が「原発事故」を彷彿させると言うもの。 確かに子供向けの怪獣映画にはない味付けですが、これならば最後まで「責任を取りたくない官邸・内閣」「役に立たない識者」の構図で最後まで進んでほしかったと思います。 もちろん、元防衛大臣の小池新都知事、今回の改造で防衛相になった稲田朋美大臣を彷彿させる劇中の防衛大臣は余貴美子でしたが、これが意外とはまり役でした。稲田大臣の方は総理の判断の前に自衛隊の火器を使いたがるような気がしますが、それとも弁護士の出なので法令順守で優柔不断の尻を叩きますか。
今回のゴジラも水中深く投棄された原水爆実験の残骸による生物の突然変異のような想定ですが、現実の原発事故との違いは、想定外の生物出現と「金儲けに走った挙句」の違いです。その意味でのやるせない思いで見終わりました。
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