昨年は今時分から急に冷夏になりましたが、今年はそんな素振りはなく「暑いですね」があいさつ代わり。例年だと今頃がピークの桃の主力品種「あかつき」も出荷を終え、現在は晩生品種「川中島白桃」までの間をつなぐ「まどか」の収穫です。

例年の調査スケジュールで「あかつき」の桃園に行っても、もう残っておらず、隣のリンゴ園が太陽を浴びて秋に備えています。

ブドウ園の巨峰。桃の最盛期の前に「袋かけ」を終えることが出来たようで、こちらも収穫の秋に備えています。
被災地は何処もかしこも「ワイン用ブドウ」が注目され、植え付けられています。スーパーに行くとたしかにワイン売場が充実していますが、日本人がこれからワインの文化が馴染むかどうか。 食味の良いブドウを供給する方がビジネス上のリスクは少ないのでしょうが、「リスクを取らないでビジネスが成立するか」と6次化コーディネーターなる、訳の分からん肩書の人たちに怒られるかもしれません。

とりあえず、原料が良くないと加工しても活きないと言う「正論」は申し上げておきましょう。
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