梅雨明けは遅れたものの、気温はそれなりに上昇して陽の差す時間もあったので「いもち病」の発生は見られません。

葉への発病はともかく、穂首いもち、穂いもちとなると収穫量や品質に関する影響は深刻なのですが、ずいぶん以前の事になりますが、「いもち病は人災」とやたら農薬を撒かせる農業指導がありました。状況を見て「必要なら使う」という、あたり前のこともしてこなかった時代もあります。また、必要にならないような管理技術が前提にないといけませんが。
さて、子供たちの夏休みも中盤。終業式の「通知表」ショックも大分やわらぎ、宿題の方もまだ日前があることから夏休みのうちでも一番羽を伸ばせる時期かもしれません。 その子供向けの夏休み映画かと思っていたら「シン・ゴジラ」と言う映画がやたら評判がいいようです。テレビでの出演者のトークとか週刊誌の映画評価など、例によってのプロモーションはともかく、以前大手マスコミで解説委員を務めていた知人もわざわざブログで評価していました。何につけ辛口で知られた人ですが。
放射能をまき散らすゴジラに成す術もなく対策室に陣取る首相以下が、福島第1原発事故の政府対応とダブって見えるのだそうです。となれば「お子様向け夏休み映画」と侮らず、見に行かなければなりません。 もっともリアリティにかける部分もあるようで、市川日実子演じる環境省職員。「実際環境省にはあんな優秀な職員はおらん」のだそうですが。

夏の太陽を浴びて出穂を待つ「コシヒカリ」。有機水田で田植え直後から生育が、化学肥料で育った周囲の稲より見劣りしていましたが、7月末からは帳尻を合わせるように追付いて来ました。この分だと収量は逆転するでしょう、何より食味が高い米が採れます。
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