福島市の南部、丘の上にある国立大学法人福島大学。永年共同研究をさせていただいて、研究予算の切れている間も、何かと情報交換や研究予算の公募申請など、随分お付き合いをを頂きました。

このところ、研究シーズの関係でメインの開発が隣県の山形大学工学部になっている関係上、一頃よりは伺う回数が増えました。震災・原発事故以降、「特需」と言えば語弊があるものの、地元の研究機関として科学・社会学の分野とも役割が増えて、全国から新しい研究者も採用し、永年共同研究をしているものとしては多少居心地が変わった感があります。

かつては毎週と言うより週何回と言う頻度の訪問でしたが、間にひと月挟むくらいの間隔になると、行くたび少しずつ様子が変わります。 構内の駐車場も有料になりました。以前は駐車場はガラガラで研究棟の前に止められましたが、熊の出そうな場所に駐車場が移り、そこにも建造物が立つようになると慢性的な駐車場不足で通路の路肩駐車がに日常的になりましたが、都ほど行ける場所でもなく公共交通機関も東北線のローカル程度ではやはり自動車に頼るしかありません。
苦肉の策が「有料化」でしょうが、街なかの病院の駐車場のような目的外利用をするような場所でもないので、なかなか大変です。 大学側のご苦労は差して余りありますが、地方の大学の生命線は地元に開かれた大学。それに逆行せねば良いとは考えます、たかが駐車の問題ですが。
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