たまたま、会津行きにぶつかった梅雨の中休み1日で終わり、また雨模様。何が学校行事があったのか、お昼過ぎの下校、小康状態だった雨の降り出しに当り、傘の花が咲きました。

「いつもと変わらぬ」梅雨時の下校風景、傘の合間から見えるランドセルにはまだ黄色いカバー、新1年生の1学期もあと3週間になりました。
さて、もう書きたくないのですが「いつもと変わらぬ」と言うが東京電力。また、原発事故現場に停電トラブル発生で送電が出来なくなり、凍土壁や放射性物質の除去装置が動かなくなり原因の特定も出来ないとのこと。 先日話題になった、炉心溶融を巡る「隠蔽」もしかりで、まさに「既視感」満載で、またかのオンパレード。2~3年前も事故現場の停電で汚染水の汲み上げポンプが動かなくなりました。世界の先端的な技術を結集して収束、廃炉に当ると言う掛け声が立派ですが、その時はネズミが感電死していて「今後は小動物が侵入しないように金網の設置」と言う話、昭和中期、木造家屋のの漏電事故の様な結末に、何が世界の先端技術とあきれたものでした。 先日も書いたとおり、隠蔽も汚染水の流出を隠蔽など過去度々あって、たまたま28日の東電株主総会で「隠蔽を陳謝」したそうですが、隠蔽体質を厳しく指摘しても厳しく指摘しても如何にもならないような繰り返しです。
風評被害な収まらない「県産食品」「農産物」「観光」などと、新聞記事の定番のように表現され「福島県」に対する「枕詞」のようになっている事態ですが、信頼回復がどうの払拭がどうのと言ったところで、もともと信頼を失墜させたと言うか、ブランドや商圏を喪失させた事故の加害企業が相変わらずこれでは、被害者・企業や自治体がどう努力しても「事態の好転」は難しいところです。 また何かまずいことを隠しているのではないか、廃炉や事故収束の道は程遠いと国民が誰でも感じるようなことの繰り返しは、「信頼できない」と言う意識の刷り込みになります。

所要で出向いた農家の軒先、ニンニク、玉ねぎの乾燥中。梅雨時は乾きにくいのは当然ですが、急な乾燥だと割れが出たり品質の低下が現れます。時間をかけるのはいいのですが、あまり時間が掛かり過ぎると、程よい乾燥の前に腐敗してしまいます。
風評の克服の前に、地域産業が崩壊しませんように。
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