梅雨の雨の中でも農作業はあり、果樹園ではりんごの摘果。大玉のりんごを育てるため、小さいうちに実を落として行きます。 生る果実を少なくする手段では、蕾の段階て調節する「摘蕾」、花を摘む「摘花」等がありますが、摘果が最終段階。この作業が後ろに行くほど不要の場所に養分が回ります。

雨に濡れるリンゴ畑は一面の落とされたりんご。 りんごが落ちる→引力→ニュートン→イギリス。少々強引にここでイギリスの話、飛行機が給油に寄ったアラスカのアンカレッジ、トランジットのオランダのアムステルダムを除けば、初めて行った国がイギリス。飛行機のルートでも分かるように、今は無き北周り欧州便、かなり昔の話ですが。
そのイギリスがEC離脱、イギリスは日本にもなじみのある国で前回の五輪もここでした。同じ島国でやはり皇族があって、国民性もフランス、イタリアほど奔放ではなく、ドイツより融通が利く。日本人に近いところがあります。
私がイギリスに行った頃は、日本は今の中国のようで経済力で世界を席巻していた絶頂の頃。ロンドンの中心部にロンドンの象徴のような「ピカデリーサーカス」というスクエアがあって、そこの数多い企業や商品の広告サインで、日本以外で目についてのは「Coca-Cola」と家電メーカーの「Philips」のみ。一番目立つところにあったのが日本の家電メーカーで、すでに消えたブランド「SANYO」でした。三洋電気には失礼ながら「Sony」ではなく「Sanyo」であったことに何か違和感があったことを覚えています。
インドに行くと自動車は[Suzuki」がやたら知名度があると同じく、国や地域によってご贔屓が違うのでしょう。イギリスから約10年後に行ったメキシコでは自動車は日本製はほぼNissanでした。

雨の中、リアルタイムで伝えられたイギリスのEU離脱の国民投票の一部始終。傍から見る「常識的」や「損得勘定」では窺い知れない国民感情があるのでしょう、イギリスは正式名称が「グレートブリテン及び北アイルランド連合王国」いかにも内情の面倒くささが垣間見れます。昔地理で、ロンドンとかがあるイギリスの大半を占める島を「大ブリテン島」とかと習い、小ブリテンもあるのかと思いました。グレートブリテンを大ブリテンと訳したのでしょう。アメリカのメジャーリーグを大リーグと訳したようなものかもしれません。

梅雨の日本、雨のアジサイを見ながら、国際金融センターと言われるロンドンなど彼の国の行く末を案じていますが、もっとも日本など原発の後始末をちゃんとしろ、「no-problem」と一蹴されそうですが。
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