渇水気味だった今年の初夏、絵に描いたように「平年並み」の梅雨入り時期。10日が暦上の「入梅」でしたので、まさに暦通り。
水田も「水不足」とまでは言いませんが、ダムの水量も低下していたので恵みの雨。きゅうり、なす、ピーマン等の露地作には待ち望んだ梅雨入りです。

ところがこのお天気と言うもの、喜ぶ人あれば心配する人ありで、今が旬のサクランボ、実割れや病気の発生が心配されます。今のサクランボ園は、上は雨除けのビニールシートで覆い、周囲は鳥防除のネット囲うのですが、湿度の高さは如何ともできません。

雨による観光農園の客入りも心配されますが、聞くと「どうせ原発事故以降は閑古鳥」と達観の様子。事故による加害者側の東京電力社長は、福知事からの「適切な賠償対応」の申し入れなあとの懇談で、「だらだらと賠償を続けるわけには行けない」趣旨の発言があったと報道されました。前後の遣り取りが分からないので何とも言えませんが、こちらも「達観」の域か「開き直りか」。都知事ではありませんが「開き直り」が一番厄介です。
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