ハウス栽培のきゅうりに次いで、露地栽培のきゅうりの植栽が始まっています。 露地栽培は、文字通り何の囲いもないところで、太陽や雨風を受けながら栽培する方式。本来の農業と言えばその通りです。 暖房で加温したり、加温にないまでも、保温効果で外気温に関係なく栽培するビニールハウスでの栽培との中間で、雨風を凌ぐ通称雨除け栽培と言うのもあります。
何といっても施設コストが掛からないのが露地栽培、5月の遅霜の心配がなくなってから畑に定植します。

水田の稲の苗同様、移植した畑から養・水分を吸収し出すため少々時間を要しますが、伸びる葉の先端「ヒゲ」と呼ばれる部分がピンと張ると、小なりと言え根が健全に機能している証拠。ここからだと約2~3週間で収穫が始まります。

こちらはトマト。トマトの場合は露地栽培で雨に当るとトマトのみが割れるので、トマトジュースや料理用などの用途以外はハウス栽培です。 こちらは建てたばかりのビニールハウス、土の色からも畑の若さが分かります。物置のあった場所に土盛りをして建てたとのこと、順調な生育を期待しつつ、特に栽培末期の秋口にはどうなっているのか、シーズンを見て行きたいと思います。トマトはきゅうりと違って少肥系(肥料を必要としない)野菜なので、土壌改良の後は元肥を制限しつつ追材の施用で乗り切る様に指導します。
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