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幕田武広

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辛抱してください
有機栽培へ転換2年目の水田。今年は春の高温で、苗の生育が早くて田植えも早めでした。伸び過ぎたイネの苗、つまり老化苗、はその後の生育や病気の発生にも悪影響を与えます。
高温で伸びる苗を横目に、前倒して「代かき「整地」など、移植(田植え)の準備に掛からねばなりません。

DSC_5681.jpg

そうして、準備に追われて苗に合わせて5月の初旬に植えた苗なのですが、隣の水田に比べて育ちがよくなく見えます。

有機栽培の水田より遅れて植えた一般的な農法の水田(慣行農法と呼びます)、既に生育は追い越しました。

DSC_5679.jpg

肥料成分を直ぐ吸収する化学肥料の特徴で、活着、つまり苗箱から水田に移植した苗が水田の養分を吸収できるようになってから、直ぐに旺盛な生長を始めるのが化学肥料。それに比べ活着後も生育が遅れがちな有機栽培の稲、田植え後1~2月でその差が大きく見えます。
しかし慌てて、ここで追肥などしてはいけないのが有機栽培、7月には有機栽培の稲が追い付き始め月末には逆転します。もっとも、きちんとした肥培管理をしていればの話で、劣悪な有機肥料や発酵不十分な生の有機資材では、根腐れ等を引き起こして回復どころか生育に差が付く一方ということもあります。

焦らずとも、稲刈りは9月10月。8月の出穂までに追いつけば問題ありません。コメを採るのであって稲わらが欲しく手の水田作りではありませんので。

この間にも土中では有機質の分解が進みアミノ酸等を根系に供給します。隣の農家に、「元肥を間違えたか」などと言われてもやり過ごしていれば秋の収穫にに格段の差が出ます。

DSC_5683.jpg

この稲作農家が、昨年の実績を踏まえて今年はじめた有機水田。昨年からの継続の田同様、生育が遅れていますが昨年の実績をもとに農家も鷹揚に構えています。
「そろそろ梅雨の雨が欲しい」という水路の状態。その梅雨が上がる頃にはこの水田の茎葉は相当繁茂し、ただし葉色は淡い緑になります。追加の肥料で緑色を濃くしながら出穂の時期を待ちます。
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