何日か前、行き掛かりで撮ったようなバラの写真が、思いもかけず好評でした。見回すと時節柄「バラの花」があちこちで見受けられます、今度は意識的にバラを撮ってみました。

近所の交差点にあるお宅の玄関脇は、いろいろなバラの花で埋められています。5年前の震災で水道が通らなくなったときに、この玄関脇ところにある井戸水の蛇口からずいぶんお水を頂きました。 原発事故由来の、放射性ヨウ素が相当降って来ていた最中ですが、当然当時は知る由もありません。

これは別な場所、バラの花と言うと背景は洋館風の方がマッチします。

こちらは背景がりんご園。写真でわかるでしょうか?背景のピンポン玉大の梅の実の様に見えるのがりんごです。

ここは学習塾の横にある花壇、今は一大産業となった学習塾等受験産業。昔は田舎では塾と言えばせいぜい「そろばん塾」、今はどこでも書店に行けばコーナーが設けられている受験用テキスト集で、これは出版の分野と言うより予備校や学習塾とのタイアップ商品になっています。 遥か昔は、読書感想文用の文庫本や学習用参考書や問題集は「旺文社」。さすがに「赤尾の豆単」は先輩から聞くのみで、使ったりはしませんでしたが。 代わって、旺文社の参考書はバラシリーズと言って、表紙に薔薇の写真がありました。こちらは何冊か、「御守り」代わりに持っていました、最近は旺文社と言う出版社をあまり聞かなくなりましたが、学習塾とバラの組み合わせで、ずいぶん以前のことを思い出しました。

石塀に貼り付くように植えられたバラの花、自宅からは見えない塀の反対側に植えるところが何とも日本的です。
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