大型連休の名残のようなイベントがこの週末も行われていました。 体育館の駐車場が満杯で、何かと思えば隣接の河川敷のイベント。昼の休憩中に覗きに行くと、何とも「手作り感」満載のイベントで主催者もよく分かりませんでした。スタンプラリーをしているらしく、チェックポイントには日本赤十字社のテント。B級グルメで有名な浪江焼きそばのブースも出ていましたが、物販イベントでもなさそうです。

とりあえず「元気だせ福島」で、東日本大震災から5年経過。熊本地震もあって風化現象が言われる福島ですが、原発事故の後遺症はまだ深く、逆にこのようなイベントでもここに住める幸福とか青空の下で遊べる当たり前がいかに貴重かが分かります。

ここがこのイベントのメインステージのようで、聞きなれぬ歌声の方に行ってみると「ご当地アイドル」のようです。 率直な感想を言うと[イタイ」としか言いようがないのですが、福島復興と銘打って盛んにイベントが催されていたころ(今でものそ名残はあるのですが)、おおよそこ場に似合わないよな県出身俳優を(今は女優と区別しないようです)「何とか大使」と称にて呼んできて、あまり意味のないトークショーをしているよりは、予算が二桁少なくとも、このようなイベントの方がむしろ健全に思えます。
復興予算が要らないのではなく、使い方が違ったのではないかと言う話ですが。 先日県内の農産物流通関係の会社の社長と話をしていたのですが、産業振興としても「使い方が違う」「必要なところに下りてこない」ということを強調していて、業界団体として県に申し入れたいということでした。
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