まだ少々控えめながら「りんご」の花が咲きました。青森のように「果樹と言えばりんご」の地方では、春の花と言えばりんごで、積雪の後の待ちわびた春の代表的な花なのでそれこそ[歌にも歌われた花」ですが、多くの果樹が混在する「福島」では、終盤の花になります。

せっかく咲いた花を落とす「摘花」と言う作業も同時進行で行われていて、花の向こうに見える人影が摘果の様子。大玉のりんごを栽培するためには致し方ありません。

こちらは、一足先に満開を迎えた「なし」の花。りんごやももとは違い「棚」と呼ばれる針金で組んだ壇の上に、横幹を伸ばして行きます。 ブドウも食用のものは棚で仕立てますが、もともとぶどうは蔓性の植物、梨とは少し棚栽培の性格が違うところが面白いところです。昨今、当地方でもワイン用のブドウがブーム、こちらは食用と仕立てがまた違います。6次化、ワイナリーブームは分かりますが、需給バランスからみれば少々植わり過ぎか。本格ワインの品質で生き残る「技術と戦略」があると良いのですが、他人がやるから、何かしないと格好がつかない「以前の村おこしブーム」のようなものならば、末路は悲惨です。このことは、何れ詳しく書きたいと思います。
スポンサーサイト
|