北海道新幹線が開通しました。遥か以前、東北新幹線が工事中だったころのような「土木工事」の繁忙のようです。津波の復旧に加えて除染や先日伝えた、福島市から東西の高速道路工事。 公共事業はやがて終わり、建設や土木工事の中心はしばらくすると首都圏、東京オリンピック関連に移るのでしょうが。
人口の減少・少子高齢化の中で、経済成長時代の「地場産業は土木工事」と割り切ったような地域振興策は打てるはずもありません。多少のリスクはあってもジリ貧の地域経済のため「背に腹は変えられぬ」と、半農半漁村地帯の原子力発電所誘致は少なくとも福島では大やけど、「安全神話に騙された」と嘆いても後の祭りです。

多少を不便でも大した産業はなくとも、とにかく[住めば都」と生活するのもまた良し、利便性だけを求めて大都市に人口移動すると、過疎と過密が一気に進み大きなひずみが生じます。 先日書いた、小さな復興部落総出の道路工事。農道をコンクリートで舗装をした「型枠」はずしと舗装未舗装の境目をズリとよばれる砂利混ざりの土で補強します。

昨年9月の水害で、氾濫した堀もセットで改修しました。

上り坂も、何とか2トン社程度は通れるくらいになりました。イノシシの専用道路になっては困ります、後は知恵を出してTPPに負けないような農業生産基盤を作りましょう。
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