東京では桜の開花とのことですが、季節の節目になっている3.11を過ぎて春の彼岸、日差しは春ですが風はまだ幾分冷たく「春本番」とは行きません。

名所の桜も蕾が未だ固く、来週あたりに、「ぼんぼり」や「灯籠」が立って咲くのは再来週か。皮肉なものでもう1.2週あとに桜祭りを企画するのが通例なので、散る桜や葉桜を見ながら桜祭りということが起こります。こうなると、暖冬と言うものも考えものです。もっとも人が考えても仕方のないのが自然現象ですが。

まだ色のない街にアクセントをつけているのが紅梅、手入れされているのでよく目立ちます。東北はまだ梅の時期です。
公園のブランコでも子供をスマホに収める若い母親。手前の線量を示すボードも昨年秋から更新されず、福島も日常生活は震災以前に戻りつつある6回目の春。

甲状腺がんの患者数を巡って見解が分かれています。確かにチェルブイリから見ると放射線量は相当少ないようですが、ボードの0.15をここまで下がったと見るか、影響を受けなかった地域より一桁高いと見るか、これも正解のない自己判断になります。
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