旧奥州道に差す光にも少し柔らか味が増しました。24節季のひとつ「雨水」だした。もっとも粉雪ならぬ水分を含んだ湿った大雪で、ハウス倒壊などの被害が出るのもこれからの春雪なのですが。

旧街道は街中を通るため、自動車の交通量の増大につれ国道4号線はバイパスと称して町内は迂回、そちらの方がはるか以前より本道でそれも拡幅工事でさらにロードサイド店が集まります。
高速道路と4号線にはさまれた市街地の旧道は、タイムスリップしたように通る自動車も疎ら、商業地帯も街道沿い、駅前、ロードサイド、そして新設のインター近くと10年と言わず昨今は5年刻みで動いて行きます。

今は洋品を扱う老舗の商店、別件で伺うと雛飾りが。この辺の街道沿い、何年か前から吊るし雛やらレトロ看板やら今の時期に企画をしていました。当店独自で飾ってますと言っていましたが、疎らな客足(失礼)を繋ぎとめる活動も大切。老舗ならではの何代も続く飾りもあることでしょう、新興の商業資本が出来ないことを「こつこつ」と、というのが地域振興の在り方かもしれません。
スポンサーサイト
|