最近、植物工場の話がややトーンダウン気味か。福島県内でも運営が変わったり、千葉県の大学発ベンチャーは倒産したり。経営は変わっても運営はしているようですが。もっともあれだけ施設に投資をすれば、資金の貸し手とて止めさせるわけにもいきません。
「植物工場」がニーズだったのかブームだったのか、そろそろ検証が必要です。農業先進国「オランダに見習え」も昨今「国情や立地の異なる国を真似して大丈夫か」と、これももっともな意見も出てきて農業先端産業化の動きも植物工場に関しては一段落のようです。 「ニーズ」と「ブーム」のはき違えには、ドナルト・トランプ共和党候補のことが頭をよぎりますが、「ブーム」であったと断定するのは米大統領選挙の後にしましょう。いくら現状にいら立つアメリカ国民とは言えトランプ氏の政策や主張を「ニーズ」であるから実行しろとは思わない気がするのですが。

アメリカ大統領はともかく、日本の農業に関しては現行維持が、消費者・生産者とも「ニーズに沿った体制」とは思っていない筈で、現行のままの生産供給体制維持を唱えるのは、従来の体制で既得権を持つ中間流通などの特定の事業者に限られます・・・と言ってしまうと、あちこちから異論が舞い込むので ~の意見もある、程度に止めておきましょう。

少し前までは、携帯電話3社の中でS社は都市部はつながるが、山間部に行くと「圏外」になると言われていましたが、その[圏外」と言うのももはや死語に近く、日常生活や仕事のレベルでは切断でもしない限り携帯が繋がらないところもなくなりました。 逆にそれだけ普及して、生活や仕事上欠かせないアイテムになった携帯電話も「先端的な農業」に使えないかとの事業を進めたいと思っています。
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