クリスマスの頃に一度紹介した復興住宅の工事現場のイルミネーション、工事の進捗に合わせて場所を変えて2月になっても継続中。

もっと裾も広いのでしょうが、工事現場の白いフェンスに遮られて、外から窺えるのはここまでです。

時間で少しずつ色を変えるのですが、微妙な違いが写真ではわかり難いのが残念です。ファラッシュを焚かなかれば発光する光の区別がつきやすいのですが、今度やってみましょう。
福島の原子力災害に関して、最近新聞でも「意識高い系」の弊害を指摘するようになりました。反原発の運動者やそのような理念を待つ人たち、反原発に限らず健康や環境問題に造詣が深く、場合によっては(よらなくとも)過剰に反応する人たちです。もちろん環境や健康のためならコストは厭いません。
福島県民のことを「国・東電」の被害者とするものの(共謀者と見る過激な意見もありますが)、被害の実態をことさら大きく見せることによって、反原発などの運動にはづみを付けようとするもの。ハード的な被害、例えば原発の建屋が吹き飛んだなどは誰が見ても一目瞭然なので、指摘は目に見えない「線量」「線量の判断」「被害者心理」などに及びます。 別に被害を矮小化する意図が明白な東電も困りますが、押しかけてきては被害を吹聴する「意識高い系」にも正直戸惑います。
東電の場合は、被害を矮小化することで自社に対するマイナスイメージを小さくして、あわせて賠償金額の軽減を図ろうとする、姑息ではあるにしてもある意味合理性も(自己保身についての)行動としては分からなくはないのですが(許せる許せないとは別の話です)、意識高い系はどうも発言や行動の合理的な根拠が分かりません。「勉強不足」と一喝されればそれまでなのですが。
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