さて、2月です。 震災からもう5年というか、まだ5年と言うか。

復興住宅の建設も進んでいます、福島市内に住居を求めると言う事は「帰還せず」ということですが。 アメリカの大統領選挙の各党予備選挙は、2月から本格的に始まるようですが、震災特に原発事故対応は震災以後に政権交代があったために、余計ややこしいことになっています。「政権交代がなかったら」と考えてもちょっとゾッとしますが。
考えてみると4日に調印されるTPPも、民主党政権時に参加の議論が始まったもので、民主・自民間での論争もコップの中の争いうのようなもの、原発再稼働も事故処理も似たようなものです。

残雪のなかの2月のスタートですが、地元大学の研究者の予想では、震災から5年でこれから過剰な報道が繰り返され、来月11日以降つまり5年経過を節目に、一気に風化が進むだろうということです。国民の事故に対する残像は、5年前の事故以来2か月程度の壊滅的な爆発現場のと逃げ惑う避難者の映像が3.11の記憶として残るのだそうです。こうなると、風評被害の払拭などとてもできません。 いつまでも事故を引きずるわけにはいきませんが、事故や被害を矮小化されたのでは、これもたまりません。現状のように与野党の足の引っ張りあいのような政策論争に利用されるのもまた困ります。 現場としては、粛々と再生への道を歩むしかないのですが。
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