以前、地元の中堅スーパーのバイヤーが言っていたのですが、「スーパー」とか「ドラックストア」とは「ホームセンター」という業態区分は、もはや成立しないということ。 かなり以前から、ホームセンターは比較的広い店舗スペースを用意して、日用雑貨や工具や園芸用品だけではない「食品」「青果」まで販売していました。ドラックストア、日本語の直訳すると「薬店」ですが、ウィキペティアからの引用だと以下の様な定義になります。 ドラッグストア(英:pharmacy, chemist's, drug store)は、一般用医薬品を中心に健康・美容に関する商品や日用品、生鮮食品以外の食品(飲料・日配食品等)をセルフサービスで短時間に買えるようにした小売業態である。日本の流通業界ではディスカウントストア(DS)と区別して「DgS」「Dg.S」或いは「DRG」と略されることが多い。 「マツモトキヨシ」が日本のパイオニアでしょうか、最近は大手スーパーの系列ドラックストアの進出も目立ち、買い忘れた髭剃りのレザーを探しに言ったりするとしつこく系列のカードの登録を進めて来たりします。話は変わりますが、レザーもインクジェットプリンター同様ハードは価格を抑えて、プリンターならインク、レザーなら替え刃で収益を稼ぐ方式。剃刀替え刃は外資系2社に国内の老舗の3社競合のように見えますが、同じメーカーの替え刃でも互換性がないものもあって、買い替えにもややこしいことになってしまいます。

最近知り合ったドラックストアの経営者の方、店舗を見せていただくと、先のドラックストアの定義には入っていない生鮮食品も取り扱っておられました。品揃えを見ると比重配分は別にすると一般のスーパーと変わりません。 来客の利便性を考えると、ワンストップで済ませれば越したことはないので「便利」なのに違いはありません。冷食を買いに来たついでに白髪染めと言うパターンも有り得ます、もっともスーパーにも白髪染めはありますが。 来店の購買量を上げる戦略としては有効ですが、このようは販売合戦、例えば青果の供給元である生産者もしっかりしないと買い叩きの標的になります。
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