今年も暮れます、明日から新年。良い年でありますように。
年が明ければ震災から5年の大合唱、その節目が終わるとおそらく「記憶の風化」が進み、4年後の東京オリンピックを見据えたリオオリンピックモードになるのでしょうか。
忘れられることが良いのか悪いのか。新しい情報のインプットが無くなると、連日報道されていた2011年3月4月の頃の記憶だけが残り、戦場・焦土の様な事故現場と戸惑う避難民が福島の印象になって残ります。

その福島は、至って静かな大晦日。スーパーも正月用品を求める人で賑わっています、さすがに除染も復興住宅の建設も休み。 スーパーの干し柿売り場は全国各地の干し柿が並びます。事故前の全国一の干し柿産地だった頃の売り場の物量は見る影もありません、どちらかと言うと「特産品」の干し柿でもこれなので、全国が産地で毎日食べる「コメ」の販売苦戦は想像に難くありません。
「風評」に加え「風化」とも戦わなければならない新年は明日から始まります。
今年1年ありがとうございました。 どうぞ、よいお年をお迎えください。
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