全国的には珍しいのだそうですが、沖縄同様福島も有力地方紙が2紙あります。 もともと地元資本ですが、今は中央紙の資本傘下に入って「毎日系」と「読売系」。大震災の後は原子力災害の後始末も含めて、「とてつもない一大事」のスタンスで、政権にも東電にも物申す!姿勢で、論調もそう変わりはなかったのですが、震災から五年目を迎える時期になって、なんとなく相違が見られる様になりました(もちろん私見です)。 環境省の「山林除染はせず」の発表に対し、読売系は「事態が事態なだけに仕方がないか」に対して毎日系は「他人の土地を汚しておいて、広いので掃除はできません通るのか」と言う論調(に私は聞こえます)。年末なので、この件はまた改めましょう。

年末の寒さも3日目、朝から小雪が舞い「スキー場は待ちわびた雪に安堵」のニュースを見ながら同じ面内のいわき市に行くと光が降り注ぎます。丘から太平洋を眺めると船が浮かんでいます。ユーミンの唄う「海辺のドルフィン」「ソーダ水の中を貨物船が通る」の世界ですが、なかなか進まないところを見るとおそらく調査船。 青い空と海と静かに浮いている調査船と手前では、復旧工事の喧騒が続いています。喧噪でもなんでも「復旧」「復興」が進まないことには話になりません。
スターウォーズ「フォースの覚醒」が世界的にとんでもない人気のようで、実は私も偶然にも講演タイトルに「~被災地の覚醒」なる文言を使うこともあったのですが、どうみてもパクリにしか見えないので、この映画の封切り以来使うのをやめました。

福島と言えば、SF特撮のスターウォーズならぬ「ゴジラ」の生みの親、円谷英二の出身地。各地にゴジラあやかりのオブジェがあります。今回のスターウォーズから、ルーカスフィルムを離れてウォルトディズニーに制作権が移ったとのことで、資金がより潤沢になってCGなどの製作費もよりカネをかけていると言いますが、CGなど無かったころのぬいぐるみやピアノ線吊るしのゴジラもそれ相応の迫力がありました、子供の目線でですが。 子供の目線と言えば、アニメ映画「妖怪ウォッチ」も興行収益において善戦中とのこと、カネがなくとも戦いは出来る「がんばれニッポン」。
スポンサーサイト
|