震災前はかなり話題になったのですが、地区を上げてクリスマスイルミネーションを飾っている地区がありました。山間の集落です、国道から分岐にて進むと川沿いに細長い集落があり、その奥は原発事故で全村避難中の葛尾村になります。

震災以降はそのようなロケーションもあって「電飾」の話題は聞かなくなりましたが、偶然夕方通りかかると往時とは比較にならないもののイルミネーションが散在していました。 「まあ、その意気や良し」。冬至近く、短日も意外な効用がありました。

農業用品などを売るお店の駐車場、実はここの店舗に暮れのご挨拶に伺ったのですが、ディズニーランド並みとは言いませんがとてもきれいな電飾です。

肥料などを入れる倉庫も光の滝が落ちるように工夫されていました。道路を挟んだ反対側が店舗なのですがこちらも負けない電飾です。
人ひとり住まない葛尾村、大地を剥きとるような除染が進んでいます。近隣のこの集落は街道の旅籠風の建造物も電飾で飾られていました。規模はともかく、その独特の風情はディズニーランドも真似できません。
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