先日ブログで「サラダ素材」を書いたら、日本の伝統野菜「大根」もうまいとの声。 大根は「おろし」やおでん等の「煮る」にも対応できるのに加え、居酒屋の定番にもなっている「大根サラダ」にもなっていて、とくに冬の食材には欠かせません。たくあん漬けも永年日本の食文化とは切っても切れ離せませんでした。

考えてみれば、レタスはサラダ以外と考えればあまりメニューが出てきません。その点大根、ニンジン、白菜などは「大根役者」「ならぬ「千両役者」と言うことになります。

ところが、大根の場合無理に千両役者に仕立てたところがあります。本来「おろし」「煮もの」など適正品種があるにもかかわらず、冷蔵庫に入るサイズの「青首大根」が「味」以外の理由のところで相当数のシェアを占めるようになりました。 目的に限らず「汎用型」を専門的に生産・流通をさせることが、「効率的」と言えなくともないのですが、例えばサラダの調味料「ドレッシング」まず、好みに合わせて相当数のアイテムが揃います。 ビールと言えば、各社主力ブランドは1つで2つ目はなかなか思いつかないような状態でしたが、昨今は発泡酒まで含めると1社当たり相当のブランドが並んで、「味」の特性で売ろうとしています。 対応できる「味覚センサー」の開発や普及が前提になっているのですが、農業も「効率化」とならんで「多様化」の方も模索しないと時代に立ち遅れます。決して大型と言えない日本の農業の方が「多様化」には対応しやすと思うのですが。 もちろんコンピューティングが需要になりますが、その話題はまた何れ。
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