アメリカの銃乱射事件、怒って退席した郡職員が銃を乱射17人が死傷と言うニュース。カリフォルニアでの出来事、以前この辺りに行きましたが日本では町村を束ねるだけの区分である「郡」が向うでは、独立した自治組織のようになっています。したがって郡役所のような建物もあります。アメリカ全土がそうなのか、この地域特有の機構なのかはわかりませんが。

明け方まで雨が降り、上がった午前中には虹が。大地を跨ぐとは行きませんが、確かに空に向けて7色の柱が立っていました。 やはり回復した青空を見ながら移動中、今度は祭礼の帆旗が目につきました。普通は春.秋のお祭り、いくら旧暦で数えても「師走にお祭り」とは、と通りかかると神社の祭旗と違います。

風にはためく旗の文字を見ると「南妙法蓮華経」、お経ではありませんか。これは神社ではなくてお寺の行事、何と紛らわしい。 インドから大陸を経由で日本に入った「仏教」、日本固有の土着信仰から始まった「神道」、出だしは全く違えど1500年の間に融合したり分離したり、お互いに影響されていても何度不思議もありませんが。

報道によると、カリフォルニアの銃乱射も、射殺された郡職員夫婦はイスラム教徒で、ISとの関連も取りざたされるとのこと。全く宗教がらみは、傍からは理解できません。 日本では12月の声を聞くとクリスマスモード、コンビニでも店員はサンタの帽子です。この上キリスト教も融合かというおなじみの季節になりました。敬虔なキリスト教徒・イスラム教徒からは「節操がない」と見られるのでしょうが、宗教上の見解の相違から「殺し合い」になるよりはマシのような気がします。もっともどの宗教でも一般的に信仰されている宗教であれば、カルト分子はごく一部なのでしょうが。
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