仙台の展示・商談会と山車祭りで始まった11月ももう晦日、いつものことながら慌ただしい11月ですが、師走になるとこれが、また加速します。
震災の前ですが「こんな時代もありました」と言う逸話。小泉構造改革の頃、公共事業が減り続け全国の土建業が窮地になり、商工団体が音頭を取って「農業参入」、つまり土建屋さんが農業をやれと言う話が流行ったことがあります。
で、広島県の商工会連合会の招きで講演のため広島に行きました。午後の日程ですが、どうしても当日朝出発では日程に無理が出るので前泊、前日夜に広島入り会場のホテルにチェックインですが、講演当日の午前中は丸々空きます。 広島県の福山市にいる知り合いに聞いたところ、厳島が3時間程度で行って来るにはいい距離と言うことで「安芸の宮島」厳島神社へ。 広島駅前から電車に乗って行き、連絡船で鳥居を見ながら向かった先の厳島神社で白無垢の新婦が結婚式を挙げていました。

ところ変わって、先日のいわき。やはり講演の合間、カトリックの教会の鐘が鳴りだし、見るとこれから新郎新婦の旅立ちを祝福するフラワーシャワー。 地域の再生に関する講演で、前向きの話をするように心がけてはいるのですが、震災以降は0どころかマイナスからの再構築にならざるを得ません。ですから、このような光景に立ち会うことができると、こちらもホッとします。
広島に行った時代と異なり、ここいわきでは復興事業で土建業が、隆盛を極めているのが何とも皮肉ですが。
スポンサーサイト
|