形や主催(は県ですが)共催団体を変えて、永年継続してきた「フードショー」、福島県の食材を一同に会した「展示・商談会」のふれこみはそのまま、今年も開催されました。
原発事故を境に、「復興」「風評被害払拭」を『旗印』にしていましたが、「風評被害払拭と言うと逆に風評被害をおある」という見方もあり、元の商談会に戻った感じがします。

開催の事務局をしていた「商工団体」と関係のある事業をしていたため、相当以前からこのイベントには出展しています。その後「農商工連携」「6次産業化」などといわれ、1次産業化食品加工に、食品関係は下請けから自社ブランドにシフトを取るようになったからか、売る努力と言うか各ブースも随分あか抜けてきました。 しかし、震災・原発事故前の活気と言うか熱気は損なわれたような気がします。常連のバイヤー、ホテルの食材仕入れの担当者は「全体的に華やかさが無くなった」と言っていました。出展ブースは洗練されてきているのに、全体的には「華やかさがない」いまだに、原発事故の影響を脱し切れていない、と言うか風評被害が固定化してしまった現状を表しているようです。
去年もお隣だった「お米屋さん」のブース。お米屋さんと言ってもテレビCMをうつ精米業者、地域の中堅企業です。昨年聞いたら首都圏だはスーパーの棚が戻らない、つまり取り扱いを再開してもらえない状態だと言っていました、改めては聞きません出したが。

当社ブース、少々理屈っぽい内容にしました。「安い」「おいしい」だけでは復活はおぼつきません、もっとも安いという「価格訴求」は以前からもしていませんが。

東京出のイベントなどで、よく隣り合った「シャモ肉」の企業も、相変らず頑張っています。ブース作りも「一皮むけた」感があります。ハンデなど生易しいしいものではない重い十字架を背負った福島県の食品産業、川上に行くほど影響は大きいようです。
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