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天皇陛下の来られたあたり
令和の初年も暮れます。新年号、即位そして台風災害、なかなかめ目がぐづるしかったと感じる一庶民ですが。

新天皇のご評判もなかなか宜しいようで、先般は台風の決め後も生々しい「宮城」「福島」をお見舞いとしてご訪問されました。

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その何日後か、通りがかった台風災害の現場。この少し下流が天皇陛下と雅子皇后が来られたあたり。
台風とは別件ながら、皇后陛下の「適応障害」も話題になることは少なくなりました。もっともご本人の気苦労は外部から窺い知れるものではありませんが。

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暮れの夜空を見上げると、冴えた月と少し離れた星ひとつ。令和2年は災害の無い年でありますように。




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燃料搬出
政府は27日、東電第1原発の廃炉・汚染水対策の関係閣僚会議を開き、廃炉工程表のロードマップの改定を正式決定たとのニュース。
要は1.2号機の使用済み核燃料搬出は現行目標の2023年度から最大5年遅らせると言うもの。
使用済み燃料のプールからの搬出云々より、最難関は事故による溶融燃料いわゆるデブリの取り出しと、、まだ決まっていない核燃料廃棄物の保管場所。
それら手付かずで、使用済み燃料の搬出最大5年遅れでは、「先が思い遣られる」と言うしかありません。事故後30~40年とする廃炉完了目標は維持と言っても、会議出席者等々失礼ながらその時期までご存命とは思えず、変更決定や論議の責任など闇の中。修正や延期、変更のパッチワークが続くことは容易に想像できますが。

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何か別世界のように、冬晴れ背景の発電用風車が悠々と動いています。
家の顔
家の顔「玄関」。所さんのテレビ番組に出てくる「第一町人発見」ではありませんが、普段行かない場所に出向くと様々な顔があります。

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「JAが歯医院」と、半月ほど前に驚いた看板を紹介しましたがこちらも歯医者の現役の診察場所。趣があって行けば、必ず写真を撮る場所ですが、女医の院長先生は不在でした。山形大学の旧館に似た様式、建てられた時代が近いのか院長在席の時に確かめたいと思います。

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赤いトタン、土壁、格子戸、傘の付いた裸電球。宮澤賢治の時代にタイムスリップしたよう、こちらも現役の農家の方がお住まいです。スマート農業?笑われてしまいそうです。
空に十字架
よく晴れた今年のクリスマス。北朝鮮からアメリカへのプレゼントも目だったものは無い様子。
見上げれば空に十字架、穏やかに冬晴れ。桜が終わらないうちに外為法と収賄、穏やかではない地域もあるようですが。

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暮れのあいさつ回り、冬の陽を浴びながら立つ畜産業の餌タンク。供給先(購入先)のメールが入っていますが結構色とりどり、大資本に翻弄される農場の立場が垣間見れます。

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昨今は、輸送費の高騰に頭を痛める日々とか。穏やかな冬の陽も、あまり穏やかではない経営も続きます。

光と影
クリスマスムード、イルミネーションも震災直後の自粛ムードから立ち直り、印象的には震災前以上に増えた感。
大々的なものよりも、「店舗の脇にさりげなくも自己主張」が多いのが以前と違うところか、少子化の影響か個人住宅の電飾は、そう見なくなりました。
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路地にイルミネーション、信号待ちの交差点からの覗けば、手前に立つのは線量計。節柄、スターウォーズのロボットかと思えばさに非ず、0.083の線量を示しています。十分低いのですが訪れて突然目に入れば十分びっくりする存在。

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原発事故の跡地に貯まり続ける汚染水の処理で、3案に絞り込んだとのこと。風評被害対策が後回しと各報道は伝えています。まだ、原発事故の後遺症は続きます。
薄暮
令和最初の年の暮、二十四節季のひとつ「冬至」の日。これから、小寒や大寒と続き寒さは増して行きますが、日脚が伸びるて来ると、寒さも和らぐような気になります。

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冬至の薄暮、サンタ衣装のハレーの一団が走り抜けたかと思うと、タクシーの運転手までコスプレ、ピザの配達は既にかなり前からクリスマス時のもはや制服。

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有馬記念もM1もフィギア男子も本命敗れる。栄枯の理は続いて行きます。
柚子の大馬鹿
桃栗三年柿八年、柚子の大馬鹿一八年とか。植えてから実の生るまで18年かかるとも言われている柚子。18年とは言わないまでも、植栽から10年は経過した「柚子」。今年の冬至も自前の柚子湯は叶いませんでした。
むろん柑橘栽培など慣れない身、管理とか品種選択とかに問題があるのかもしれません。

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今年もオレンジ色の柚子の実はなし。しかし10年経てば切り詰めているとは言え、根元は結構な太さ棘が近寄りがたい雰囲気を放っています。来年は何とかと振り返ると一輪の椿。

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一方はだめでも、もう一方に救われる。冬の陽に赤い椿、これもなかなか絵になります。

しょぼいと言うなかれ
いつも通りがかる市道沿いの工場。地元に密着している会社のようで、春は桜のライトアップ、夏は提灯、今の時期は青色のイルミネーション。道路沿いフェンスに青色の波と立ち木にタワー状の点灯。

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昨今、「贅を尽くした」とは言いませんが、凝ったイルミネーションも多い中、特段尾だつ電飾ではないにしろ、通りがかりに「時節」を感じさせるには十分。
このイルミネーションの後は4月の夜桜ライトアップです。
ミステリアス
今はシカゴに住む米国人の友人が、「ミステリアス」と称していた農業団体。彼の国には専門農協はあるものの、ガスステーションからストアや金融果ては斎場まで、総合的に人の暮らしを追うような組織は見当たらないとのこと。

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「何のために」異国の友人の疑問に、庶民間の互助組織「講」まで遡って、慣れぬ隠語いや英語で説明するのですが、流石に「講」と総合農協の隔たりは大きく、彼のミステリアスの表現に、逆にこちらも納得してしまいます。

通行中に見かけた看板、「歯医者までもか」。しかもどう見てもコンビニの跡地。
地域密着の営業体制もよろしいのですが、くれぐれも郵貯・簡保のようにはならないように。
緑の絨毯
農業も、高齢化が進み「廃業」「耕作放棄」が相次ぐご時世。山間部の荒れた農地ではイノシシが増えるのみと言っていたら、亥年の年末の昨今は都市部にも現れているとのこと。

衰退の農業現場でも頑張っている農家も居て、暮れのあいさつ回りで緑の絨毯を敷いたような「野菜畑」を撮って来ました。

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手前が小松菜奥がほうれん草、有機で育てた化学肥料栽培よりやや薄めの緑。肉厚は引いた写真からも分かります。

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震災以前は、ビニールハウスではない露地栽培でも一面の緑の絨毯が多くありました。首都圏に出荷する「雑煮」用の小松菜は、正月に向けてピークを持ってきていたほど。デパ地下で飛ぶように売れていましたが。

原発事故後の風評被害でそのようななルートは途絶えました、この野菜も農家自身が直売所に持ち込むか、青果市場は相場次第今年は暖冬なので、価格的に苦戦か。震災以前は良かったと言われると、こちらも胸が痛みます。

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ビニールハウス後に携帯機器局の鉄塔、新しい情報インフラを利用して農業の販売スタイルを変えねばと構想中。「良い野菜を作る」先ずはそこからですが。



歳末
今年の年末に例年ほどの切迫感がないのは、23日の祝日が無くなったかでしょうか。クリスマスもあり、暮れの休みまで1週間を切ったところでの休日は慌ただしさに拍車をかけました。

それにしても、暮れの商店街も様変わり。ツリーとジングルベルと気の早い門松で客足を誘うような光景はさらになく、正月準備は郊外のスーパー、ホームセンターで済ませるのか、暮れ正月も特段の準備はしなくなったのか。

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師走の寒風にはためき、慌ただしを煽っていた歳末大売り出しのノボリも数える程度。

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通る車両も、デイサービスの送迎ワゴンが目立ちます。いまや大売出しより、そちらが生活に不可欠との声が聞こえてきそうですが。人出でごった返す歳の市も今は昔、生活様式も違ってきました。時代を見誤らないように。
田舎道
県道傍の有志による電飾が今年も始まっていました。暗闇に突然アンパンマンやスヌーピーが現れます。

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今年は五輪が加わっていました。テーマに統一性が無いのは有志の嗜好の反映か。ここから少し走ると公共の場所でのイルミネ―ション(予算の出所は分かりませんが)、その対比も面白いところ。今度機会を見て併せてご紹介を。COP25の温室効果ガス論議、石炭火発も気になるところですが。様々な電力事情も一緒に考えたいところ。
月冴える
新蕎麦の時期、鬼平を気取って昼酒で蕎麦を食すと言う「句」がありました。
12月14日は「蕎麦屋の二階」、吉良邸討入りの集合場所。この日は蕎麦屋の二階で忘年会と言う優雅な?親父連中もいました、何れも当時は会社経営者。それぞれもう結構なお歳でしょうが、ご健在か。

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討ち入りは14日未明、したがって蕎麦屋の二階は13日の夜。今年の13日の夜、当地方は雪ではなくて冴えた月光。暖冬は言え冷気の中の白い月です。

雪囲い
取材スタッフを伴い、山形県米沢市へ。
行き先は毎度お馴染み山形大学工学部。例年だとひと雪あってもいい時期と言いながら事日はまだ平場の雪はないとのこと。雪が降れば風景は一変します。

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重要文化財の「旧本館」、積雪に備えての雪囲い、豪雪地帯は使う板の厚みが違います。まさに倒伏や雪折れ、破損防止に繋がるもの、半分お飾りの冬の風景とは違います。夜間はライトアップ中とのこと、それも雪が降ればもっと幻想的でしょうが、雪の中ここまで来るのは少々大変。
撮り
テレビの撮影の立会い。取材者の端々に出るのが福島の特殊性、原発事故禍のこと。確かにそうですが。

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窓越しに見えるのがシンボル信夫山。青森方面に向かう新幹線がこの山に突き刺さるようにトンネルに入ります。東方向に大きく曲がるのが山形新幹線。信夫山、すっかり冬木立です。


あれから2ヶ月
今年の秋の台風19号、15号の千葉県の風害もありましたが10月半ばの19号、長野から東北にかけての大雨と洪水。

町の中心が水没して役場建物が孤島のように残った宮城県丸森町。通りがかる機会が、あり水没した辺りにも行きました。

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孤立した建物からヘリで救出されていた中心部も比較的きれいに片付いて、彼の役場建物も何もなかったように見えますが、傍らのフェンスの陰は瓦礫置き場化か、大型の重機が見えます。
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ボランティア集合場所の立看板も残り、まだ作業は続くのか。なにせ、毎日のように全国放送されていた災害でした。

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片付けが進んでいるように見えても、郊外に出ると崩れた家屋がそのままのところもあります。増水、浸水もさることながら、土砂崩れも怖い。複合災害でした。
五輪近し
東京での展示会、TOKYO2020のプレスセンターになるとのことで、コンベンションとしては使えなくなる東京ビックサイトを見越してか、りんかい線で一駅のところに作られた「青海展示棟」。

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なかなかの好立地ながら「仮設」感は免れず、どことなく倉庫風ではあります。オリンピック終了後の利用目途も考慮してのことか。

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2m×2mの小間割に多少の窮屈感はあったものの3日間の日程は無事終了。りんかい線から京葉線、相変らず長く歩かされる東京駅構内です。
行くてを塞ぐ
打合せ・講演・展示会で1週間ほぼ東京。何とかこちらでの用務も済ませて行きたいと道を急いでいるとクラッシュの自動車が道を塞ぎます。
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パトカーも何台か来て交通整理、見たところ事故車は1台単独事故か。先を急いでも、これでは如何にもなりません。警察官の誘導を待つばかり。
救急車の姿はなく、物損のみか。いや、この破損だとそうも行かないので既に搬送を終えたのか。
師走の慌ただしさ、わが身の戒めにも。