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リアル「岸辺のアルバム」
先日に鬼籍に入った、女優八千草薫のテレビ代表作「岸辺のアルバム」。評判を聞いて、DVDの前の時代レンタルビデオで見たことがありました(むろん全編ではありませんが)。
一家の住居が洪水で流されるのがラストシーンだったか、定かに覚えているわけではありませんが。

さて、先の台風19号。まさに今週末に予定されていた山車祭りの山車の格納小屋が増水した河川の水の直撃で、岸辺のアルバム状態、流出だけは避けられたようですが。

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本来今頃は、牡丹を模した花で彩られた「花屋台」として出番を待つはずでしたが、なんとか流亡だけは避けられた格納小屋で息を潜めるのみ。
流入した瓦礫に埋められるように、粋な波型を描いた障子も何とも無残。果たして再起なるのか、このまま歴史に埋もれるのか。

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斜めになっても、原形をとどめているように見える骨組みが、多少の救いですが。
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収穫の秋
収穫を喜ぶ秋もあれば、残念な収穫に肩を落とす秋もあります。

ともあれ、何とか収穫にたどり着いた水田も先の台風19号の河川氾濫で、半分が砂に埋まった状態。残った刈取り前の稲穂も一時水没。
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自前の機材では稲刈りにならず、大型のコンバインを調達した模様。水田に押し寄せた川砂の手前には大水が運んだ瓦礫も手付かずのまま。
「再起を期すには歳を取り過ぎた」稲作農家の言葉が良いに残ります。地域の長生会の会長もしているそうです。
祭りの準備
安倍清明縁の福島稲荷神社、今年の秋の例大祭は台風の直撃。例年10月10日前後の土日月の3日間、各町内会から山車が出ます。今年の場合は12.13.14日で、12日にレベル4の避難勧告。安倍清明ならぬ「生命を守る行動をとって下さい」のアナウンスに、それは祭りどころではありません。
それ以降も台風被災地では、祭事や催事休止や自粛が相次ぎますか、なんとか難を逃れたエリアでは祭りの準備。

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こんな時こそ「お祭り」で賑やかに、それも一法。さすがに物故者の出た地域ではお勧めできませんが。
それでも爪痕
今回の台風で広範囲水没したエリアを通ると、出しても出しても次々出る廃棄物か、収集トラックを待つように道端に積まれています。

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自衛隊のトラックが走り、隊員が回収を手伝う様子は東日本大震災を彷彿させますが、幸い今回は放射能の損害はなし。校舎が被害に遭った小学校でも、他の学校の間借りなどして授業再開とのこと。

再起へ
街の水没や工場団地の浸水などと、死亡や行方不明果てはレスキューが吊り上げた避難者を落としてしまうなど、被災から10日経っても様々ニュースを提供している台風19号災害。さすがに22日は即位の礼一色になりましたが。

ラグビーでの日本健闘、大嘗祭と自然災害、喜色・惨状・慶事とまさに秋色の日本は悲喜こもごも。
被災地に行けば、目立つニュースにならなくとも大小様々に惨状。その中で立ち上がろうとしている人たちも垣間見えます。

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母屋に浸水、農機具置き場は流されて、門塀など跡形もなくらりました。奇跡的に残った物置の前、バックホーのある辺りが本来は市道、自動車が行き交う辺り。
肩を落とすばかりでなく、再起への相談のようです。

近未来
未来が一足早く見える先端技術の展示会。

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今年も急きょ参加することになった、CEATEC(幕張メッセ)もおかげさまで盛況。インフォメーションも限定的でしたが、立地自治体の職員の手も借りてのシステム概要説明。
出展者の展示物を見まわしても、単純な効率化や省力化よりもバーチャルリアリティや先々の予測などを散りばめて新たな世界を見せる感覚重視型のブースが目立ちます。まさに、未来の足音。

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ところが、今台風19号の被災現場に目をを向けると相変らずの人海戦術の土砂搬出。なかなか人間の知恵や科学も気象災害には勝てないようです。確かに台風の進路予想はずいぶん正確になり、ハザードマップも機能していましたが。
AIももうひと頑張り、人間のニーズに応えましょう。
惨状
記録的な強さの台風が東日本を襲いました。


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雨は止んだ翌朝の阿武隈川、今台風で全国的に有名になった一級河川、平常はゆっかり流れる大河の堤防の外、川から逆流した水が、普段は水を吸う升から噴水のように吹き出します。
30年前の8.5水害と呼ばれる以前の氾濫を知る老人も、8.5の時でもなかったと唸ります。

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中小河川のでもも道を越えてきた濁流が、農家のトラクターを呑み込み無残な姿に。
ともあれ、台風は去りました。

進路予想
台風が迫り前線からの雨、これから本体の雨雲がやって来ます。雨とともに怖いのが強風、リンゴの中生が収穫の頃、晩生種「ふじ」も玉が張って来ました、落果は無論ですが傷果も心配です。

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台風の進路予想の精度も相当上がって来ました。衛星画像と過去の膨大なデータ解析、ビックデータと人工知能の成せる業か。1日前だと台風の進路がほぼ線状に出でいます。

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半袖長袖の割合やコートの着装率を画像分析で行う天気予報番組みもありますが、こちらはマーケティングか当日の物品の販売量推定などに応用できるかもしれません。
ともあれ降り出した雨、「問題は今日の雨」そして風。

コンベンション
県庁所在地ではありませんが、仙台に次ぐ東北第2の都市郡山市のコンベンションホール「ビックパレット」。知名度からして、福島県の県庁所在地は「会津若松市」だと思われている向きも多数あるとは聞いています。

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台風前の最後の青空になったこの日、11月のイベントの打合せ。近未来的にも見える建物「ビックパレット」も先の震災直後は長らく避難所で、ホールをダンボールで区切っての生活の様子はまさに野戦病院。視察の菅首相が避難者から呼び止められたのも、当時の東電社長が土下座したのもここだったと記憶していますが。

さて、この秋は来週は幕張メッセを皮切りに、仙台夢メッセ、名古屋ポートメッセ、東京ビックサイトとまさに各地コンベンションホール、イベント出展のハシゴ状態。
この隣接地には、仮設住宅が建てられて今は撤去されて臨時駐車場に利用。避難所・仮設は姿を消しましたが震災の原発事故後の「事故処理」「風評」と言う後遺症はまだまだ続いています。


出羽路
東京方面から向かって米沢の先に開通した山形中央道。以前は山形道として仙台の手前からの峠越えのルートで山形市内に入ったため、置賜と呼ばれる山形南部は繋がる高速道路はありませんでした。

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米沢から上山まで、開通以来初めての走行で出羽路を行けば、10月前半「錦秋」とは言えないまでも紅葉の気配。あと半月で燃えるような赤か。

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紅葉を過ぎるとこのエリアは日本有数の豪雪地帯、山肌に樹木が刈り込まれたスキー場が見えます。リゾート・スキーブームで通過の国道が渋滞になったのも今は昔。高速道路網は従来の施設が、通過点になってしまう危機もはらみます。過去の常識や慣例が通用しなくなる、ターニングポイントを見誤ると墓穴を掘ります、自戒を込めて。

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駆け足の出張から戻れば、リチウムイオン電池の発明がノーベル化学賞受賞の速報が流れました。各紙面も当然一面トップ、これで救われたのが経営陣の大量辞任の乾田か。こお慶事が無いと取扱いがもっと大きかったはずですが。

里の秋
米の自然乾燥を売り物にしている農家だとか、相次ぐ雨の軟弱な地面に苦労しながらも、なんとか稲刈を終えた様子。苦労した稲作と自然乾燥が報われる直接取引が成立すると良いのですが。

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柿も色づいて来ました。日々赤味を増す柿の実に進む稲刈り、まさに日本の原風景です。昨今、都市でも農村でも、話題は健闘中のラクビ―日本チームと菓子の下から小判や金貨とお仕立券。

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発覚以来、本当に事態の収拾と原因究明で「責任を果たす」として、辞任は避けられると思ったのか。会長辞任と一方が報じられましたが何とも遅い。
受け取りを拒むと激怒され、一旦預かっておりました。贈り側に怒られる、気分を損ねると大変と、そもそもその構図に問題がある一件。テコンドーの方がむしろ分かり易い、悪役は一目瞭然ですので。

ボーダレス
通常の鶏肉だと「安売り競争の目玉」。何とか付加価値の高い「ブランド鶏肉」を目指そうと、地域・加工メーカー・養鶏団体とも躍起。

いわゆる地鶏ブームですが、地鶏の定義も様々な解釈。名乗った方が勝ちとは行かず、品質・知名度・安定供給とかなりのハードルがあるようです。

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どんなトラックで運ぼうが、鶏の品質は変わりま食肉加工場の近くい現れたのは「平泉」ナンバー。遠路運んできたのかたまたまトラックを利用しただけなのか。運賃もコストのうち、高付加価値を求めながらも身を切るようなコスト競争もついて回ります。
風格
秋祭りの時期です。これから11月の初めまで、毎週どこかで秋祭り。葬儀は仏式でも、祭礼やお参りは神社が多い信仰に寛容な国民性。「神は偉大なり」と信仰神以外は邪悪なものとみなす「排他性」よりは、多少いい加減に見えてもこの方が付き合いやすいのですが。

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もともと収穫を祝う秋祭りが、産業構造や生活様式の変化に伴い、宗教的なものから娯楽や集客、観光に変化してきました。この週末の飯坂けんか祭りは、温泉場飯坂の性格上、激しく山車をぶつけ合うことから「日本三大けんか祭り」と称してPRをしています。パワハラ暴力御法度の時節がら「けんか祭り」も、如何なものかと思いますが、そこは伝統行事。

瓦の門構えに白漆喰、注連縄に祭提灯。さすがにお祭りもこの構図だと絵になります。日本の伝統文化です。
キャッシュレス
消費増税の提言税率が何とも複雑、商工業者ばかりでなく農業生産からも聞こえてきます。
基本的に農産品は食品(異なるものも在りますが)なので、低減され8%。出荷手数料や運賃は10税額10%。事務処理が何とも複雑になります。

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ラーメンチェーンの店頭にたなびくのは、ポイントカードのノボリ。昼飯もキャッシュレス、これも時代か。
雨に散る
香りを放っていた金木犀に、台風崩れの低気圧の雨。少し早めに花が落ちてしまうか。

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大きな金木犀の樹になると、その下がオレンジ色のカーペットを敷いたように花が落ちます。色と香りで楽しませ(あの匂いが苦手だと言う知人もいますが)、あっという間に散る金木犀の花。何とか役職にしがみ付きたいと、会見でも辞任を否定した関電の社長と会長。「もはや辞任は避けられない」と新聞は伝えていますが。こちらは高級スーツにそぐわない「どぶ臭さ」が残ります。

10月にして
夏のじっとり感は無いものの、10月にして約30℃。子供達の健康管理も大変です、先ずは季節の果物でも食べて体調維持を。

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新幹線の待合室、やや時間がありホームに行くと暑そうなので普段は入らない待合室で10分ほど。平日の午後のテレビが放送されていましたが幾つかののモニターにの別番組。
見るとはなしに見ると、民放の時代劇の再放送と午後のワイドショー。時代劇は昔懐かしい西村晃の水戸黄門、ワイドショーは例の関西電力と元助役。どうも内容は江戸時代も令和でも事件の構図は変わらないように見えました。やるせなくなり、ホームに上りましたが。
青畳
和室の畳の表替え、職人さんが手際よく。

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やはり、「表」だけとは言えイグサの匂いがする青畳は気持ちよく、また、たまたまこの日は妻の誕生日。

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据え付けが誕生日になってのは、畳屋さんの都合もあり、他意はありません。
新しくて気持ちのいいもの、古くて価値の生じるもの、様々です。
神無月
10月になりました。消費増税です、何とも分かり難い。これを機に廃業と言う声も聞きます、昨今の経営指導も「事業継承」がキーワード廃業せずに誰かに事業を継いでもらう、もちろん将来性と事業性が伴ってのことですが。

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10月は国中の神様が出雲に集まり、神様がいなくなることから「神無月」。国内は、世界中から力自慢、走力自慢が集まりラグビーワールドカップ。日本代表の活躍に異様な盛り上がりです。
先日の勝利に「これほど騒ぐとことか」とフェイスブックに書き込んでいた旧知の元NHKの解説委員。地上波放送で中継して、勝利の瞬間に「もう奇跡とは言わせない」と絶叫して、盛り上げに一役買ったのもNHKでした。

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秋は深まりますが、関電の金品の「預かっただけ」は根深そうで、企業や立地自治体だけではなく「〇〇〇ムラ」全体のの体質か。東電旧経営陣に対する上告も避けられなかったのでしょう。