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青いりんご
桃が終って梨の時期、りんごの主力品種「ふじ」も少しだけ赤みが差してきました。もともと、「冷夏」の方が向いている傾向があり、猛烈な暑さを経た今年の作柄は如何でしょうか?

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とは言え、夏の桃、初秋の梨とも総じて小玉。降雨が少なく高温で「甘いがサイズが小さい」が今年の傾向、りんごは玉の張りを期待します。もっとも、糖度も低いと困りますが。

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これからも、果実の受光を良くする「玉まわし」や葉の整理も続きます。台風や鳥害も気になるところ、ふじの収穫は11月末、今年はいくら早いといっても11月半ばの収穫だと思います。
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やはり、異様
市の子供向け施設とNHKの地方局のある辺り、約3週間前に通りがかると子供向け施設「こむこむ」前に置かれたオブジェ。事前の情報がなく「何じゃこりゃ」と言うのが率直な感想。正直、この造形からは「魅力のあるキャラクター」とは感じませんでしたが。

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やがて、この子供像設置の意義や目的が論議を呼ぶことになりました。当初設置の目的を強調していた市長も撤去を決めて、設置の決定までが拙速であったと陳謝、報酬の自主返納まで申し出る騒ぎに。
撤去の報道は全国紙でも行われるほど。「サン・チャイルド」なるキャラクター、放射能防護服を着てヘルメットを脱いだところらしく顔には絆創膏が貼られていました。物議をかもしたのは胸の線量計でデジタル数字が「0」、自然界には放射能があり本来地球上では「0」はありえないとの見解。象徴オブジェに科学的見解を求められてもよいうアート系の意見もありますが、全体の印象として「復興のシンボル」に見えるかと言えば、「少々意味不明」と言うのが印象。「だから芸術が分からん奴は・・・」の声も聞こえてきそうですが。
もう少し勝手を言えば、設置は有楽町駅辺りで内幸町に向けて立てれば。あちらの方向からも「少々意味不明」の発言が垣間見れます。

秋と空き
「今日も一日暑かった」と残暑の毎日、ひと頃よりずいぶん日の入りが早くなった夕空を見上げれば、日中の気温に関係なく「秋の空」。

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カレンダーを前倒しで進んだ農産物に、暦通りに来ない「秋」も少しずつは近づいているのか。

東電の事故があった第一原発の立地2町以外からの避難者の「応急仮設住宅」の無償提供は、2020年3月で打切るとのこと。事故後8年目で「応急仮設住宅」例のプレハブやアパートの借上げが、まだあることも驚きですが、需要があっても「打切る」というのも何ともやり切れない報道。

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日常生活の回復ということで、「応急仮設住宅」からきちんとした家屋での「生活再建を進める」と言うのも正論ですが、この秋の空の下で見上げる「復興住宅」、事故後建設された住宅群は外から見れば「空き」が目立つ存在。もちろん住居希望者の上京や入居条件など分からないので、なんとも軽々なことは言えませんが。
空の住宅の上には秋の兆しの「うろこ雲」。住宅の問題だけでなく、何年経っても課題や問題が尾を引く「原発事故」です。
やや黄金色
黄金色(こがねいろ)の稲穂とは言いませんが、緑の葉が天を突くようになっていた半月前からすると、稲穂がやや色づいて頭を始めました。

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暑い夏のおかげで、水稲も生育が進み気味。豪雨で水害があった西日本とは裏腹にこちらは水不足、もっとももっと北に行くと、線状降水帯で水害に見舞われた地域もあり、何とも表現し難い今年の天候です。

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水田の畔から、周囲を窺う様に首を伸ばす「白鷺」。見た目は優雅ですが、コンバインなどで刈り入れの後、機械が通りめくれ上がった水田の表面に放り出された、蛙などの小動物を啄みに現れます。
刈り入れの時期を待っているのは人間だけでないのかもしれません。


店先
季節の変わり目を知るのは花屋の店先。中に入れば四季を通して仏花用の「菊」とか、お祝い用の「薔薇」とか、定番の花が多いのですが、軒先の露地花はそうもいきません。

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さすがに花屋の店先だと「コスモス」と言うわけにも行かないようで、夏の名残も同居して何とも言えない季節感。西陽ならぬ東向きの場所なので、午前中から水遣りは大変だろうなと要らぬ心配。

女優の「菅井キンさん」が逝かれたというニュース。出演した映画「お葬式」が少し映されていましたが嫁役で出ていて、昨今は「お婆さん役」が馴染む「宮本信子」の若いこと。
しかし、印象に残る役はやはり「必殺」シリーズ。一足先に逝った「藤田まこと」をいびる役の「ムコ殿」のフレーズ。

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よく通りがかる十字路の角にある老舗のお茶屋さん、お茶屋さんと言っても文字通りお茶など売る「茶舗」で、金沢などのサービス業としてのお茶屋さんではありません。残念ながらお店の中に伺ったことはないのですが、ここのご主人とは旧知で、いわゆる「ムコ殿」。昔はそういって冷やかしてましたが、「ハラスメント」厳禁の時代になって、今なら言えません
彼はサラリーマン、まじめな人柄できっと昇進をしているのでしょう。
学内騒然
打合せで訪れた山形大学工学部、歴史遺産のような旧本館もあって静かな佇まいの地方大学です。

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入講の受付を済ませて、研究棟の方に行けば何やら「騒然」、昔懐かしい学生運動ではなく、工事中の様子。旧館と新館の間の欅の通り、重機やら通行規制やらでいつもの閑静なイメージと違います。

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地方大学と言え、最近は国際色豊か。さすがに民族衣装の留学生はいませんが、ヒジャブの女性や肌の色も多種多様。講義する側も「南米からの留学生がゼミにいますが、さすがにこれからスペイン語収得は大変なので英語です」とのこと。
この業界、日常生活の語学ではなく「専門用語」が飛びかうので、それはそれで大変です。
台風北上
直射日光よりも、いわゆる「蒸す」型の高温。耐え難いような暑さが続きます。台風が北上してくる前の気圧配置、熱風を孕んだようなん南風が嵐の予兆か。

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揺れる街路樹を撮っていたら、コンビニの駐車場で結構大がかりな撮影の準備。コンビ二の店員に聞けばCMの撮影とか。

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ついでに様子を写していると係員が飛んできて来て「写真撮影はお断りしています」。いわば公共的な場所で、タレントなど映像権の保護対象になる物もないので怪訝に思いつつ、「樹を撮ってました」というと係員も怪訝な表情で「失礼しました」と去って行きました。「インスタ映え」の世の中人通りのある場所で人を止めて撮影していて、それぞれスマホで撮りだしたら「写真お断り」などできない相談。権利のあり方も含めて、モバイル端末の急激な普及に対応できていないようです。

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こちらも、台風の予兆に揺れる福島駅西口の街路樹。夏の甲子園は終わりましたが、大会歌「栄冠は君に輝く」のメロディが流れます。福島市出身の作曲で大会歌の作曲家である古関裕而に因んで、東北新幹線の発着に合わせて流れます。
畜産業界
製造業と同じで、生産コストを落とすためには「規模の拡大」。自動化・機械化による作業の効率化、下手なコンサルタントでも描ける対象方ですが「畜産業界」には大きな障害があります。

「附尿処理」これが生産規模が大きくなるほど深刻化します。
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畜産糞尿を堆肥化して農地に肥料として入れるので「農家から引っ張りだこ」というのは、今を去る50年前の高度成長期、朝ドラで言えば前々回の「ひよっこ」頃までの話。

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畜産業を大規模化すると、ついて回るのは排泄物の処理。山林を確保しストックの名目で実質廃棄していた「裏技」も環境配慮の時代で使えなくなりました。
したがって、規模の大小にかかわらず野菜や果物、稲作などの農家が喜んで使う「堆肥の供給」が畜産農家も身を守る手立てになりました。その様な畜産業界の動向も順次書きたいと思います。

「秋田」の香り
畜産堆肥の利用体系の視察で、山形北部の新庄市のまた先まで。国道13号線を進むとこの先は秋田県境で、湯沢・横手・大仙そして秋田。

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おりしも、甲子園の決勝戦は「大阪桐蔭」「金足農」。プロ注目のタレント軍団大阪桐蔭に、やはりプロ注目の右腕を主戦に立てるもの公立高校で攻撃は小技と日替わりヒーローの金足農業。かつての青森三沢高校のような、日本人の好きな「判官贔屓」雰囲気も漂う中でしたが、かつての三沢高校のよう接戦の決勝には至りませんでした。

当時とは高校野球の質も大きく変化していて、東北と言えど私学の台頭で戦力豊富、主戦の連騰などそうそう無い時代になっていたので「昭和の香り」のような金足農の健闘は100回大会にふさわしいものでした。

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視察先の農場から見た小高い山、この先に鳥海山が見えるそうです。8月下旬に差しかかってもまだ猛暑、秋田県境まで来ても道路設置の温度計は32℃。翌日はもっと暑くなると天気予報は伝えています、「台風」に「残暑」か。

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秋の気配を探すと「すすきの穂」しかし、まだまだ葉も茎も青々。とにかく雪は降るんです、とこの地域の方々。金足農の野球部も「冬に鍛えた」と言っていました。

選手交代
甲子園も決勝戦。夏前まではサーカーワールドカップ、決勝トーナメント進出で盛り上がり「半端ない」が飛びかっていた日本も、7月の甲子園予選が始まると「100回大会」の話題。
その甲子園もいよいよ決勝、「雑草」か「常勝」か、心情的には「雑草」ですが有力校が相次いで敗退するなか、盤石の戦いを続けた「常勝」はやはり侮れません。

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夏の甲子園が終わるころ、初秋の気配が出てくる列島も、狂ったような暑さと相次ぐ台風と不安定な大気による集中豪雨。「季節の余韻」どころではないのですが、それでも桃から梨への選手交代の時期。

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梨畑を見ながら、「幸水」は収穫始まる「豊水」も早そうだと、残暑のなかに秋の品種の鑑評をしているとどんと現れたのが「鯉のぼり」。
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8月の梨園に鯉のぼり、「季節外」れもいいところながら「害鳥」除けの案山子のようなもの。これも一種の「廃物の有効利用」か。そう考えれば、季節を跨いだミスマッチもエコ農園と言っていえなくもなく、晩夏と言うか初秋と言うか優雅に泳ぐ鯉のぼりを見上げました。
出没注意
こんな所にまでと、見かけるようになった「熊出没注意」。学生の頃の北海道旅行で「洒落」で買ってきた「熊出没注意」の車用のステッカー。黄色いシールにヒグマの吠える絵がありました。

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生態系の狂いか、まさか本州の、かつて熊の生息など思いもよらなかった水田近くに「熊出没注意」の旗が立つとは。おそらく行政機関の仕事「洒落」ではありません。
それも、いかにも凶暴そうな危害を加えそうな絵がついています。もっとも本州なのでヒグマではなくツキノワグマですが。

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調査で伺った農家の玄関、何と「鮭」をくわえた熊の木彫り。さらに以前に流行っていた「北海道土産」で、むかし尾張徳川家の殿様の末裔が、北海道に入植したかつての家臣の副業対策として、スイスの木彫りをヒントに考案したとされる「木彫りの熊」(諸説あります)。北海層土産として一世を風靡しました。
お聞きしたところ「亡くなった祖父が農協の研修旅行で北海道に行った時に買ってきた」とのこと。
「農協の研修で北海道旅行」とは、なんとも昭和の香りの残るフレーズですが、その時代には「この辺りにも熊が出るとは思いもよらなかった」とのこと。
熊の目撃情報が、この地方にもあったそうで「黒い動物が道路を横切ったとのこと。黒犬の見間違いかない角と言いのですが。
日常へ
「山の日」効果か、いつもより少し早めに始まったような気がする「月遅れのお盆休」も、概ね終了の様子。とは言え、お盆など関係ない業種もありました。15日は金融機関に行列が、何かと思えば隔月の15日は年金の支給日とか。

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高校の部活も再開のようで、これから新人戦の準備か。

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朝夕は少しだけ涼しくなった坂道には、前日の雨の名残か黄色の長靴。晩生の桃「川中島白桃」は今が収穫最盛期です。新聞は秋の知事選の記事、「風評被害」の文字が消えません。
涼風
久し振りに強い風、と言っても強風ではなく「涼風」の吹いた朝。調査に赴いたぶどう畑から見上げると、青空にも何となく秋の気配。日差しは相変らず強烈な夏の太陽そのものですが、月遅れのお盆を過ぎると秋の気配が出てくるのは、猛暑の今年も一緒か。

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袋を掛けられた「巨峰」の房も、涼しさを待つように風にに揺れます。
周囲の水田も穂が出揃い、受粉の時期か。かつては「コシヒカリ」一辺倒だった水田も、飼料米含めて複数の品種が栽培されることになり、出穂時期もかなり幅が出ています。

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甲子園もベストエイト、こちらの地元校も初戦で勝てそうな試合を落としました。早くも新聞では、秋の大会地区予選のトーナメント表が掲載、春の選抜への戦いが始まります。100回大会の決勝戦が終わる頃に、はもう少し秋が身近になっています。
豪雨情報と渇水
阿武隈山地のいわゆる「高原地帯」。ヤマセの常襲地帯で稲作には適さない地域、とは言え今年の暑さは「ヤマセ」など関係なく高原地帯の稲作も順調ですが。

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この先が「かつて、原発事故の影響で全村避難していた飯館村」。避難解除後も既存車は限定的、農林業が主たる産業だった地帯で風評被害はいまだ重くのしかかります。かつて弊社も「自然栽培きのこ」として、農家団体にお世話になりましたが、避難後は断片的な情報しかなくて、組織的な出荷などできようはずがありません。もっとも、出荷も生産があってのことですが。

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隣接の相馬市の水田、場所「コシヒカリ」より冷害に強い「ひとめぼれ」でしょうか。先に書いたように、今年の場合は冷害など微塵も感じませんが。

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もっとも、良いことばかりではなく、この地帯の問題は「渇水」。西日本の豪雨もありましたが、関東の短時間で多量の雨量そして宮城北部から山形北部にかけての集中豪雨、冠水被害も出ました。
ところがこの地帯、エアポケットの様に雨が降りません。灌水用のため池も湖底が多く表れて水量もわずか、あとひと月なんとか持ってもらいたいと、地元の農家がつぶやきます。
隧道
伊豆の「天城越え」ではありませんが、近道の山越えの道路の隧道。
また、暑さが戻ったこの夏の山間道路、暑さは変わりませんがコンクリートやアスファルトの照り返とは違う緑の中の空気感。

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昔の国名で言えば「陸奥」と「磐城」を繋ぐように存在した裏街道も、今は緑に覆われて地元民の生活道路。近くに高速道も開通してインターチェンジもあり「浜街道への近道」と言う役割も終えました。

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8月半ばになると、一足早く秋の気配もあるこの辺り。探せば早やコスモスがが何輪か。
盂蘭盆(うらぼん)
盂蘭盆とはサンスクリット語の音写で通称「お盆」の正式な呼び名、「餓鬼道」がどうのとの説法も以前聞いたことはありますが「聞いたことがある」という記憶しかありません。

秋の神社の祭礼には「山車(だし)」を曳き、正月の初詣ではたいてい神社。彼岸とお盆は墓地に参り供養は仏式と、宗教信仰とは程遠い平均的な日本人なので、お盆は慣例で墓参りとご寺院への挨拶。

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境内で地蔵の石塔があったので合掌。医学が今ほど発達していなくて、栄養事情が悪かった時代に命を落とした子供たちを祀るものです。

何年か前に原発事故の避難区域を視察した時のこと、津波になぎ倒された地蔵塔が一カ所に積まれていました。津波がさらに内陸に押し寄せるのを身を挺して護ったように見えた津波の跡。さらに、原発事故御影響で供養もされず野積のままでした。

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禅寺の伽藍を見上げながら、そう昔のことではない海の近くのお地蔵様に思い出しました。科学技術の発達で、乳幼児の死亡率は激減してましたが、科学技術によってクリーンなエネルギーを供給するはずだった原発は自然災害の前に過酷な事故を起こしてしまいました。もっとも科学技術以前に、利益を優先させようとしてリスク管理を怠った「人災」と言う見方もあるのですが。



入盆
当地方は13日が迎え火。カレンダーの上では平日で、官公庁や金融機関、スーパー等も平常営業ですが、少し日常とは違う「静かさ」と「慌ただしさ」の月遅れのお盆です。朝の静寂はやはり通勤者が少ないからか。

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例年にない暑さで、出荷が前倒しの桃。もう晩生の「川中島白桃」の出荷が始まります。梨の幸水もお盆を過ぎたころには間もなく出荷が始まると。台風やその後の夕立の雨、また暑さが戻ってきました。
夏祭り
8月初旬、県庁所在地や中核都市で「観光イベント」のような夏祭りが行われ、それが終わると月遅れのお盆にかけて周辺都市で、そして旧自治体(平成の合併前の町村)、市役所の支庁やそれから町内会や大字単位と小さな単位の夏祭りが続きます。

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連休とは言え、昼からカラオケが大音量、それも「憧れのハワイ航路」、「BSの歌謡番組か」とも思われるような選曲ですが、支庁の前には櫓も組まれ盆踊りの準備、合わせて花火もあがるのでしょう。

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いそいそと向かう中学生か、中学校は一つの学区内のイベントで周囲は皆顔見知り、安心この上ありません。
露店も多数出ていますが、そのほかお金を使う場所は支庁前のコンビニくらい。

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臨時の駐車場も満杯の様子、前の道路を通りがかっただけで「お祭り」の気分になります。「手作り感」満載、盆踊りはともかく今夜は遠くから「花火」を見ましょうか。

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山の日
それらりの根拠も思惑もあるのでしょうが、よく分からない休日が増えてきました。今年は8月11日の「山の日」が土曜日で、そうそう影響はなさそうですが、なにも「夏季休暇の前に」と思わなくもありません。もっとも、官公庁も金融機関も「お盆休み」というものはありません、通常の窓口業務を続けるところもあります。商業・サービス業にとっては逆にかき入れ時です。

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所用で通りがかった国道113号線、13号線ではありません。宮城南部から山形南部を繋ぐ生活道路、観光道路ではありません。山間部の緑が迫るような道路を通ると「山の日」なる漠然とした名称の休日も、山と隣接して暮らしてきた日本人のルーツのようなものが感じられます。もっとも廃業した旅館や閉鎖された郵便局なども目につき、過疎地の人口減少・放棄農地や山林の荒廃なども感じられます。休日を作るだけでは済まないような現状も見えてきます。
台風の後
台風が三陸沖から進路を東に変え、列島から遠ざかって行きました。

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思ったほどの雨量ではなかったと「安堵」したものの、ほとんど干上がっていたような川の濁流を見ると、山間部には相当の雨が降った模様です。
この川の上流には、国立公園を走る観光道路もあるのですが、路肩の剥落も見られたとのこと。しかし、風も含めて大きな被害はなかったようです。

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週末前に13号は去ったので、14号との狭間で連休は台風の心配はなさそうですがまた猛暑が戻ります。

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今台風で水瓶にも多少の余裕は戻ったか、水田も出穂時期です。桃は後半戦、晩生系の品種「まどか」「川中島白桃」と続きます。

台風北上
早い梅雨明けと猛暑で、前倒しの収穫だった「桃」の主力品種「あかつき」。それが、終わりかけたころの台風13号。桃はこれから「まどか」「川中島白桃」と続きます。

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強風も予想されるだけに、一気に収穫して「雨と風」が通り過ぎるのを待ちます。「やたら暑かったうえに台風、今年は大変だよね」と桃農家に問うと、「去年の長雨も大変でした」。そいえば今年の猛暑で忘れがちですが、昨年は7月上旬までは晴天だったものの、梅雨がすっきり明けず秋雨まで続いたような雨年でした」。隣で桃農家の奥さん「雨風も大変ですが、放射能が降らないだけましです」。その放射能のおかげで、永年培った顧客リストが使えなくなりました。今日は長崎の原爆の日です。
嵐の前の静けさ
連日の猛暑と引き換えの様に、迫りくる台風。雨から曇天に変わり、まさに嵐の前の静けさ。2週前の逆走台風とは逆に、一転東に進路を変えるという、夏台風特有の「迷走」進路。

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気温的には過ごし易い、迫る台風の前の「エアポケット」に入ったような時間を利用しての花壇の整備。国道と国道バイパス間のアクセス道路、この道路の管理はどこになるのか。

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お盆休みを前に、なんとなく慌ただしいその前週。[山の日」なる新顔祝日が慌ただしさに拍車をかけます。

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通りの菓子店も「お供え」用の菓子でなかなか繁盛の様子ですが、野菜は異常気象で価格が乱高下。なす・キュウリの夏野菜がおいしい時期なのですが。

慈雨か兆しか
豪雨の土砂災害被害の西日本や先日集中豪雨のあった山形北部の皆さんには申し訳ないのですが、久方ぶりに当地方に降った雨。連日の真夏日に加えての降雨なし、その意味ではまさに「恵の雨」。

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桃の農家が、「果実が育たない」と続ける散水の端から撒いた水が蒸発するようなことも無くなりそうですが、今度は台風。

3年前に北関東・東北に堤防の決壊や土砂災害をもたらした時と似たコースとのこと。庭が滝のよう濁流が流れたことを思い出します。喜んで見守っていた雨が「災害」に繋がることも、ままあります。

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アスファルトの継ぎ目に育つ草の何とたくましいことか。



夏の水田
休み明けに、視察に行く予定の山形県真室川やその日本海側酒田市。集中豪雨で河川氾濫の危機、土砂災害に厳重注意と発表されても、避難くらいしか手立てのないのが土砂災害、じっと嵐が去るのを待つしかありません。「嵐」と言っても気圧配置がもたらす線状降水帯、台風のように進路を見るわけにも行かず「天に祈る」とはこのことか。

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一方、熱波と降水の少なさで「水不足」の隣県福島。水田地帯を移動していると葉色にわずかな変化が。厳密にいうと葉の色ではなく、秋に実る「稲穂」のもとになる、若い穂が出る現象。

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やはり暑さで例年より1週間は早いか。通りがかりの水田なので、品種は特定できず正確な例年差は分かりませんが。
ヒアリングに訪れた集落では、神社の祭礼の日。旧暦で行うため新暦に落とし込んだ祭礼の日は特定できず、今年はたたまたま真夏に当たったとのこと。

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うっそうとした杉の参道と灯篭、暑いにしてもコンクリートの照り返しが無い分まだ楽とのこと。

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「お盆の墓の掃除もしないと」と「神仏習合」の習慣も残っています。農耕文化の象徴のような生活様式も「高齢化」で先が見えないとのこと。
しかし、先に希望が持てないと不安がっているのかと思えば、先端技術導入・技術革新のチャンスととらえる向きもあり。これからの地方文化侮れないとも思います。
夏の色々
1年の折り返しは6月末、半分は過ぎているのですが、8月半ばの盛夏の時期に休みを取る習慣があり、月遅れのお盆と重なって(重ねて)一種独特の空気が日本を包みます。
実に最も生活に密接に関るようなスポーツ大会、「夏の甲子園」もあって、関連情報が半端なく飛び交います。まして今年は100回記念、民放・NHK他のメディアも「暑い」と「100回甲子園」の大特集、むろん魅力のコンテンツではあるのですが。

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当地方から甲子園の出場を告げる垂れ幕。1回戦の相手も決まり関西の名門「報徳学園」、位負けのしそうな名前で、評判の遊撃手もいますが、当地区代表も連続13回出場。かつて現ヤクルトのトリプルスリー山田哲人選手がいた履正社を破ったこともあり、平常心で戦えば大丈夫でしょう。

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まだ、人気のない通りと広場では早くも夏祭り、提灯の準備。福島市や郡山市の観光イベントを兼ねた夏祭りが終わり、周辺地区に祭りの舞台が移ります。

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不要不急の外出は避けるようにとの「危険な暑さ」、しかし外で仕事をせざるを得ない職種もあり、工期や予算の都合で「暑いから休みます」とも言えない現場。「生産性」の話ではありませんが、様々な価値観が入り乱れる8月です。

危険な暑さ
「危険な暑さ」以前は聞きなれないフレーズも、身をもって体験すると「言い得て妙」。
3日間の東京滞在もコンクリートの照り返し暑さと、移動中の電車のエアコン、行き帰りはトランクケースを転がしながら、全く「ジムより痩せる」状態。戻ってみても当地方も東京同様の「危険な暑さ」。「不要不急の外出は控えてください」と言われても、テレワークやデスクワークだけでは仕事にならない因果な稼業です。「ベンチャー」と持ち上げられても現場があってのベンチャー企業、暑さにも風雨にも耐えなければならないこともあります。

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近隣でも、夕方の涼しくなってからそぞろ動き出すのが日常化。生き物を飼っていると「散歩だけでも体力勝負」になって来ます、「命がけ」とまでは言いませんが。

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市内目抜き通りでは、流し踊りの「夏祭り」ですが、夕方まで暑いとせいぜい出かけても近所のコンビニ。こうなって来ると「暑さ」は経済活動にとってもマイナスの影響も出てきそうです。もちろん「猛暑特需」もありますが。

ふたたび暑い
「再び熱い」というのも、日本語として「変」なのですが。観測史上最高の7月の暑さ、逆走台風の余波で、一時気温が下がり降雨もありました。これで太平洋高気圧の「勢い」と言うか、配置も変わるかと思えば去ってみれば以前の暑さが戻りました。
逆に強い高気圧が台風の行く手を遮り、くるりと1周との迷走まで加わり「強いのにも程がある」というのが、今年の夏の高気圧と100回夏の大会に出場する大阪桐蔭か。

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何はともあれ、暦は8月。炎天下での住宅建設。建主は分かりませんがずいぶん大ぶり建物、以前は屋根板張りなどは、親類・近所が集まり「棟上げ」と一緒に一気に作業したのですが、「素人が来ると危ない」と工務店の方がレッカーを調達しての集中作業。
しかし、住宅工事は「お盆」「正月」が完成の目途になるのは相変らずのようで、お盆に向けて急ピッチのようです。この分だと「内装」仕上げまでは無理でも、お盆までは外の足場は外せるか。

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お盆と言えば、「盆踊り」のポスター張り。商工会議所や観光協会が、企画・広告会社に「外部委託」するわけではない、地元の「仮装盆踊り」。今流にいえば「コスプレ」と言うわけですが、公民館長さんか役員の方か、生真面目に作られたポスターを生真面目に貼っておられました。
いろいろな夏、お盆にお迎え方も様々です。