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幕田武広

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隧道
伊豆の「天城越え」ではありませんが、近道の山越えの道路の隧道。
また、暑さが戻ったこの夏の山間道路、暑さは変わりませんがコンクリートやアスファルトの照り返とは違う緑の中の空気感。

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昔の国名で言えば「陸奥」と「磐城」を繋ぐように存在した裏街道も、今は緑に覆われて地元民の生活道路。近くに高速道も開通してインターチェンジもあり「浜街道への近道」と言う役割も終えました。

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8月半ばになると、一足早く秋の気配もあるこの辺り。探せば早やコスモスがが何輪か。
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盂蘭盆(うらぼん)
盂蘭盆とはサンスクリット語の音写で通称「お盆」の正式な呼び名、「餓鬼道」がどうのとの説法も以前聞いたことはありますが「聞いたことがある」という記憶しかありません。

秋の神社の祭礼には「山車(だし)」を曳き、正月の初詣ではたいてい神社。彼岸とお盆は墓地に参り供養は仏式と、宗教信仰とは程遠い平均的な日本人なので、お盆は慣例で墓参りとご寺院への挨拶。

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境内で地蔵の石塔があったので合掌。医学が今ほど発達していなくて、栄養事情が悪かった時代に命を落とした子供たちを祀るものです。

何年か前に原発事故の避難区域を視察した時のこと、津波になぎ倒された地蔵塔が一カ所に積まれていました。津波がさらに内陸に押し寄せるのを身を挺して護ったように見えた津波の跡。さらに、原発事故御影響で供養もされず野積のままでした。

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禅寺の伽藍を見上げながら、そう昔のことではない海の近くのお地蔵様に思い出しました。科学技術の発達で、乳幼児の死亡率は激減してましたが、科学技術によってクリーンなエネルギーを供給するはずだった原発は自然災害の前に過酷な事故を起こしてしまいました。もっとも科学技術以前に、利益を優先させようとしてリスク管理を怠った「人災」と言う見方もあるのですが。



入盆
当地方は13日が迎え火。カレンダーの上では平日で、官公庁や金融機関、スーパー等も平常営業ですが、少し日常とは違う「静かさ」と「慌ただしさ」の月遅れのお盆です。朝の静寂はやはり通勤者が少ないからか。

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例年にない暑さで、出荷が前倒しの桃。もう晩生の「川中島白桃」の出荷が始まります。梨の幸水もお盆を過ぎたころには間もなく出荷が始まると。台風やその後の夕立の雨、また暑さが戻ってきました。
夏祭り
8月初旬、県庁所在地や中核都市で「観光イベント」のような夏祭りが行われ、それが終わると月遅れのお盆にかけて周辺都市で、そして旧自治体(平成の合併前の町村)、市役所の支庁やそれから町内会や大字単位と小さな単位の夏祭りが続きます。

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連休とは言え、昼からカラオケが大音量、それも「憧れのハワイ航路」、「BSの歌謡番組か」とも思われるような選曲ですが、支庁の前には櫓も組まれ盆踊りの準備、合わせて花火もあがるのでしょう。

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いそいそと向かう中学生か、中学校は一つの学区内のイベントで周囲は皆顔見知り、安心この上ありません。
露店も多数出ていますが、そのほかお金を使う場所は支庁前のコンビニくらい。

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臨時の駐車場も満杯の様子、前の道路を通りがかっただけで「お祭り」の気分になります。「手作り感」満載、盆踊りはともかく今夜は遠くから「花火」を見ましょうか。

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山の日
それらりの根拠も思惑もあるのでしょうが、よく分からない休日が増えてきました。今年は8月11日の「山の日」が土曜日で、そうそう影響はなさそうですが、なにも「夏季休暇の前に」と思わなくもありません。もっとも、官公庁も金融機関も「お盆休み」というものはありません、通常の窓口業務を続けるところもあります。商業・サービス業にとっては逆にかき入れ時です。

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所用で通りがかった国道113号線、13号線ではありません。宮城南部から山形南部を繋ぐ生活道路、観光道路ではありません。山間部の緑が迫るような道路を通ると「山の日」なる漠然とした名称の休日も、山と隣接して暮らしてきた日本人のルーツのようなものが感じられます。もっとも廃業した旅館や閉鎖された郵便局なども目につき、過疎地の人口減少・放棄農地や山林の荒廃なども感じられます。休日を作るだけでは済まないような現状も見えてきます。
台風の後
台風が三陸沖から進路を東に変え、列島から遠ざかって行きました。

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思ったほどの雨量ではなかったと「安堵」したものの、ほとんど干上がっていたような川の濁流を見ると、山間部には相当の雨が降った模様です。
この川の上流には、国立公園を走る観光道路もあるのですが、路肩の剥落も見られたとのこと。しかし、風も含めて大きな被害はなかったようです。

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週末前に13号は去ったので、14号との狭間で連休は台風の心配はなさそうですがまた猛暑が戻ります。

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今台風で水瓶にも多少の余裕は戻ったか、水田も出穂時期です。桃は後半戦、晩生系の品種「まどか」「川中島白桃」と続きます。

台風北上
早い梅雨明けと猛暑で、前倒しの収穫だった「桃」の主力品種「あかつき」。それが、終わりかけたころの台風13号。桃はこれから「まどか」「川中島白桃」と続きます。

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強風も予想されるだけに、一気に収穫して「雨と風」が通り過ぎるのを待ちます。「やたら暑かったうえに台風、今年は大変だよね」と桃農家に問うと、「去年の長雨も大変でした」。そいえば今年の猛暑で忘れがちですが、昨年は7月上旬までは晴天だったものの、梅雨がすっきり明けず秋雨まで続いたような雨年でした」。隣で桃農家の奥さん「雨風も大変ですが、放射能が降らないだけましです」。その放射能のおかげで、永年培った顧客リストが使えなくなりました。今日は長崎の原爆の日です。
嵐の前の静けさ
連日の猛暑と引き換えの様に、迫りくる台風。雨から曇天に変わり、まさに嵐の前の静けさ。2週前の逆走台風とは逆に、一転東に進路を変えるという、夏台風特有の「迷走」進路。

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気温的には過ごし易い、迫る台風の前の「エアポケット」に入ったような時間を利用しての花壇の整備。国道と国道バイパス間のアクセス道路、この道路の管理はどこになるのか。

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お盆休みを前に、なんとなく慌ただしいその前週。[山の日」なる新顔祝日が慌ただしさに拍車をかけます。

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通りの菓子店も「お供え」用の菓子でなかなか繁盛の様子ですが、野菜は異常気象で価格が乱高下。なす・キュウリの夏野菜がおいしい時期なのですが。

慈雨か兆しか
豪雨の土砂災害被害の西日本や先日集中豪雨のあった山形北部の皆さんには申し訳ないのですが、久方ぶりに当地方に降った雨。連日の真夏日に加えての降雨なし、その意味ではまさに「恵の雨」。

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桃の農家が、「果実が育たない」と続ける散水の端から撒いた水が蒸発するようなことも無くなりそうですが、今度は台風。

3年前に北関東・東北に堤防の決壊や土砂災害をもたらした時と似たコースとのこと。庭が滝のよう濁流が流れたことを思い出します。喜んで見守っていた雨が「災害」に繋がることも、ままあります。

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アスファルトの継ぎ目に育つ草の何とたくましいことか。



夏の水田
休み明けに、視察に行く予定の山形県真室川やその日本海側酒田市。集中豪雨で河川氾濫の危機、土砂災害に厳重注意と発表されても、避難くらいしか手立てのないのが土砂災害、じっと嵐が去るのを待つしかありません。「嵐」と言っても気圧配置がもたらす線状降水帯、台風のように進路を見るわけにも行かず「天に祈る」とはこのことか。

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一方、熱波と降水の少なさで「水不足」の隣県福島。水田地帯を移動していると葉色にわずかな変化が。厳密にいうと葉の色ではなく、秋に実る「稲穂」のもとになる、若い穂が出る現象。

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やはり暑さで例年より1週間は早いか。通りがかりの水田なので、品種は特定できず正確な例年差は分かりませんが。
ヒアリングに訪れた集落では、神社の祭礼の日。旧暦で行うため新暦に落とし込んだ祭礼の日は特定できず、今年はたたまたま真夏に当たったとのこと。

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うっそうとした杉の参道と灯篭、暑いにしてもコンクリートの照り返しが無い分まだ楽とのこと。

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「お盆の墓の掃除もしないと」と「神仏習合」の習慣も残っています。農耕文化の象徴のような生活様式も「高齢化」で先が見えないとのこと。
しかし、先に希望が持てないと不安がっているのかと思えば、先端技術導入・技術革新のチャンスととらえる向きもあり。これからの地方文化侮れないとも思います。
夏の色々
1年の折り返しは6月末、半分は過ぎているのですが、8月半ばの盛夏の時期に休みを取る習慣があり、月遅れのお盆と重なって(重ねて)一種独特の空気が日本を包みます。
実に最も生活に密接に関るようなスポーツ大会、「夏の甲子園」もあって、関連情報が半端なく飛び交います。まして今年は100回記念、民放・NHK他のメディアも「暑い」と「100回甲子園」の大特集、むろん魅力のコンテンツではあるのですが。

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当地方から甲子園の出場を告げる垂れ幕。1回戦の相手も決まり関西の名門「報徳学園」、位負けのしそうな名前で、評判の遊撃手もいますが、当地区代表も連続13回出場。かつて現ヤクルトのトリプルスリー山田哲人選手がいた履正社を破ったこともあり、平常心で戦えば大丈夫でしょう。

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まだ、人気のない通りと広場では早くも夏祭り、提灯の準備。福島市や郡山市の観光イベントを兼ねた夏祭りが終わり、周辺地区に祭りの舞台が移ります。

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不要不急の外出は避けるようにとの「危険な暑さ」、しかし外で仕事をせざるを得ない職種もあり、工期や予算の都合で「暑いから休みます」とも言えない現場。「生産性」の話ではありませんが、様々な価値観が入り乱れる8月です。

危険な暑さ
「危険な暑さ」以前は聞きなれないフレーズも、身をもって体験すると「言い得て妙」。
3日間の東京滞在もコンクリートの照り返し暑さと、移動中の電車のエアコン、行き帰りはトランクケースを転がしながら、全く「ジムより痩せる」状態。戻ってみても当地方も東京同様の「危険な暑さ」。「不要不急の外出は控えてください」と言われても、テレワークやデスクワークだけでは仕事にならない因果な稼業です。「ベンチャー」と持ち上げられても現場があってのベンチャー企業、暑さにも風雨にも耐えなければならないこともあります。

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近隣でも、夕方の涼しくなってからそぞろ動き出すのが日常化。生き物を飼っていると「散歩だけでも体力勝負」になって来ます、「命がけ」とまでは言いませんが。

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市内目抜き通りでは、流し踊りの「夏祭り」ですが、夕方まで暑いとせいぜい出かけても近所のコンビニ。こうなって来ると「暑さ」は経済活動にとってもマイナスの影響も出てきそうです。もちろん「猛暑特需」もありますが。

ふたたび暑い
「再び熱い」というのも、日本語として「変」なのですが。観測史上最高の7月の暑さ、逆走台風の余波で、一時気温が下がり降雨もありました。これで太平洋高気圧の「勢い」と言うか、配置も変わるかと思えば去ってみれば以前の暑さが戻りました。
逆に強い高気圧が台風の行く手を遮り、くるりと1周との迷走まで加わり「強いのにも程がある」というのが、今年の夏の高気圧と100回夏の大会に出場する大阪桐蔭か。

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何はともあれ、暦は8月。炎天下での住宅建設。建主は分かりませんがずいぶん大ぶり建物、以前は屋根板張りなどは、親類・近所が集まり「棟上げ」と一緒に一気に作業したのですが、「素人が来ると危ない」と工務店の方がレッカーを調達しての集中作業。
しかし、住宅工事は「お盆」「正月」が完成の目途になるのは相変らずのようで、お盆に向けて急ピッチのようです。この分だと「内装」仕上げまでは無理でも、お盆までは外の足場は外せるか。

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お盆と言えば、「盆踊り」のポスター張り。商工会議所や観光協会が、企画・広告会社に「外部委託」するわけではない、地元の「仮装盆踊り」。今流にいえば「コスプレ」と言うわけですが、公民館長さんか役員の方か、生真面目に作られたポスターを生真面目に貼っておられました。
いろいろな夏、お盆にお迎え方も様々です。