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幕田武広

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軒下
梅雨の中休み問より、梅雨の猛暑。暑いものの、風があった分体感的には助かりました。
研究者を連れての農家視察と試験区の設置、データを取り扱う以上避けて通れぬルーティンになります。

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圃場を案内する農家さん、そろそろ一旦水田の水を落とす時期。有機栽培特有の淡い緑色だった稲の葉も、今の時期になると緑の濃さを増します。あとひと月、出穂前までにどれだけ株が繁茂するかが収穫量の決め手になります。

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軒下にはツバメの巣、エサを待つ子ツバメ間もなく巣立ちか。子ツバメのエサが、カエルだったり昆虫だったりの小動物。それらの駆除に役立つので、古来、益鳥として崇められてきたツバメ。差し詰め現在ならイノシシやカモシカを駆除してくれるなら「神にも等しい」扱いになるのでしょうが。
ユビキタスの影響は有害鳥獣には及ばないようで、これも課題と言えば課題なのですが。


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傘の花が咲く
梅雨の時期に「久しぶりの雨」と言うのも何ですが、とりあえず「雨」。

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しかし、気温も高く。高温・多湿、農業生産物管理上は大変です。もっとも、低温でも別の意味で大変なのですが。今年は東京ビックサイトの先端農業向けの展示会に3度の出展予定ですが、そのような展示会にはつきものの一時話題になった「植物工場」もコスト高がネック。自然や天候に「折り合いをつける」農業技術の方が、この国にはマッチしているように思います。

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7月を目前に紫陽花も咲き揃いました。「今年も半分終わりか」、夏至を過ぎたことを思い出しました。今日は35℃の予想です。
鎮魂
浪江町の馬場町長が亡くなりました。再選後に病気による辞表を議会に出していたので、「のっぴきならぬ」状況であることは理解していたのですが、選挙も行われないうちの急な訃報でした。

一口に「被災地」と言っても、立場は様々です。浪江はある典型、そもそも原発は町内に立地せずに原発事故後の放射能が同町の山間部を特に汚染しました。「貰い火」によって家が焼けた被害者のようなもので、町全体で裁判外解決手段である、ADRの申し立てを行ったことでも知られました。一方の当事者の東京電力は、ADRの和解案尊重を掲げていましたが、「本件に関しては」と言うか「本件に関しても」と言うか、和解案を拒絶しました。

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今年の冬に、浪江町の津島地区を通った時の写真。国道は開通したものの帰還困難区域で、支線は全て封鎖中です。
東電は、「賠償の公平性」を盾にADRの再三の和解案の受諾勧告を拒否して、ADRも和解の打切りの表明になっていました。東電には東電の事情があることは容易に察せられますが、ADR自体国が設置した機関、司法のような独立性や強制力はないものの、和解案の尊重と言っておきながらの「拒否」は、もはや無法地帯。
馬場町長の無念が偲ばれます、もちろん町長個人ではなく、東電と対峙する被害者全体の心情でしょうが。

馬場さんは町長になられる以前、県議時代から存じ上げていましたが、迫力といより飄々とした印象の方でした。立場が人を創ったという典型か。

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写真ではわかりにくいのですが、手前の跨線橋が復興道路、その向うに新幹線の高架でその下を走っているのがマッチ箱のように見えるのが東北本線。福島市と伊達郡の境辺り。ハードが出来れば復興が叶うというものではありません。
中休み
梅雨も中休み、と言っても東北の梅雨は7月になって雨量が増えるのですが。
全国的な晴天で気温も上がったこの日、急な郵便物が出来て普段行かない郵便局に移動の途中に寄りました。

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駐車場にミニ向日葵、ようやく紫陽花が咲きそろったかと言う東北の梅雨に早生系のプランター用品種か。

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曇天ながら30℃越え、逆に一雨欲しいと思えるほどのこのところの高温。業害虫の多発は気になるところですが、桃の代表品種「あかつき」出荷までひと月となった今頃としては理想的な天候ですが。

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暑さで注意力が鈍るのか、この様な現象をよく見受けます。元自衛官に刃物で襲われ拳銃を奪われたのち、警備員に発砲。とんでもないことが国内でも起きています、先日の新幹線内といい何がどうなっているのか。警察のお世話も接触事故程度にしておきたいものです、それも無ければもっと良いのですが。

巨大ショッピングモール
週末に仕事で伺っていたショッピングモール。オープンからまで1週間、専門店街は渋谷がそっくり越してきたような人の波。

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食品売り場も通常の食品スーパーにはない品揃え。いわき市は何年か前に地元の百貨店が倒産して以来でデパートがありません。ギフト需要など包装紙がモノを言う商材もあるので、値ごろ感とクオリティ両方が求められます。

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石垣のように積んだアボガドが次々売れて行くのは驚きました。失礼ながら、勝手まで食べると言う習慣がこれほどあるとは思いませんでした。

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需要の中心はやはりトマト、産地別、ブランド別、太田玉、中玉、ミニ系とサイズも豊富で、トマト売場以外にも、例えば産直コーナー・有機野菜売り場にも定番としてトマトがあり、消費者の選択の基準が気になるところ。
ブロック塀と津波
5人の犠牲者を出した今回の大阪北部地震、不幸中の幸いだったのが津波と原発事故がなかったこと。
福島県は中央を阿武隈川が上がれるものの、県内から直接太平洋に注ぐのは中小河川のみ、しかし津波の逆流で相当上流まで被害が出ました。水の都「大阪」で津波が河川を逆流したらと考えると、恐ろしいことになります、都市計画上は想定しているのでしょうか。「当時の予知技術では」と裁判で争っても、被害が軽減されるわけではありません。

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週末仕事でいわき市小名浜へ、津波の被害を受けたエリアに商業施設が出来ました。そこから見た水族館「アクアマリン」、本体の建物は大丈夫でしたが、津波の浸水で被害がありました。

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こちらは魚市場方向、凪の海と駐車場。内陸部は30℃越えでも海風で気温が上がりません、穏やかな海も「魚の水揚げ」となると、汚染水処理の問題がつきまといます。
「薄めて流せば問題ない」と規制委員会は言うものの、問題は総量。流せば海水で薄まるので流す前に希釈してもあまり意味はなく、結構海洋放出の事実が残ります、「ロジックが変だよね」と国民が思えば、風評被害に直結します。
初夏の宝石
先日の山形の写真、サクランボ佐藤錦が旬。
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「初夏の宝石」とはよく言ったもので、確かにも見事な光沢です。当日も米沢で打合せのはずが、「天童」の畑まで出向くことになりました。

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テレビ局の取材に答える農家さん、サクランボ農家の3代目だそうです。私もこの日初対面でしたがテキパキと、うけ答えをされる方でした。

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土壌管理による葉の状態の変化など、話を聞いてこちらも勉強させていただきました。これから月末、7月初旬に掛けて目の回るような忙しさがサクランボ農家には続きます。

私は今日からいわき市で「売る側」ショッピング・モールで調査。先週オープンした東北最大級のショッピングモールとか、日曜日まで滞在します。
無情の雨か
梅雨入り以来、雨らしい雨が降らなかった当地方、久しぶりの終日雨。雨量はさほどではありません。

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濡れたアスファルトに咲きかけの紫陽花、まさに梅雨の風景ながら、西日本の方は逆に大雨の様子。地震の後に大雨、雨漏りもさることながら、地盤の緩みが更なる災害を呼ぶことを危惧しております。東の本大震災の直後は晴天だったものの、1~2日おいて降雪でした、積もる雪を除きながら破損の水道管を振り起していたのを思い出します、実はもっと困るものが降り注いでいたのですが。

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幸い災害の話題の他にサムライブルーの番狂わせがあり、日本が湧きたちました。「大金星」と言うのもありますが、「金星」とは平幕が横綱に勝った時のこと、大関からの勝ち星は銀星。今回な場合日本が平幕格であることは確かでも、コロンビアは強豪でも、ブラジルやドイツのような横綱格とは言えず、関脇・小結クラス。これから、決勝トーナメントに残って本当の金星を期待しています。
地震とブロック塀、紀州のドンファンの話題では何とも盛り上がりません。良い知らせがさらにロシアから届きますように。

高速ツバメ
高速道路のサービスエリアにツバメの巣、仙台からの帰りで午後は山形。まさにツバメ返しのような行程。

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大阪の地震の続報が続く中、東日本大震災の爪痕も感じさせないように(一見して)復興した仙台。地震の影響が少なく避難の受け皿になった山形、南東北の各都市を1日で回る予定になりました。

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事故路の廃炉が緒にも就かないばかりか、福島第二原発の廃炉が決まったような福島、汚染水の処理も結論の先送り。同じ東北でもこちらは7年前の余震が未だ続いています。写真には撮れませんでしたが、梅雨空を飛ぶツバメ。風評と言う区分が無い空が何ともうらやましい。

散乱する
梅雨時のリンゴ畑、葉や実が散乱しています。大阪の地震の影響ではありません、これもリンゴ園管理の仕事の一環。

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大阪や京都の地震は、普段の朝が一変しました。朝から情況を伝える臨時ニュース、東北は全く揺れませんでしたが午後所用で駅に行ってみると、窓口で切符を買い替えたり新しく買う人の行列。相撲取りまで浴衣姿で列に並んでいました。
津波と原発が関係なかったのは何よりも幸いでした。

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さて、リンゴ園の散乱は、不要な実を落とす摘果。残した実に陽光が当るようにと余分な葉も摘みます。一見無粋な光景も秋の収穫までの必要な作業。

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残した実も少し赤くなってきました。しかし、品種は富士なので収穫は11月であと5カ月先、モモは後ひと月でで早生種の出荷です。
芭蕉
俳句ブームだそうです。何年かおきに起こるブーム、今回のけん引役は木曜7時のプレバト。辛口査定で有名な人気コンテンツも平日の19時~はなかなか見れません。

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日曜日の県道飯坂線を飯坂方面に走行、通常右折して果樹園の間道を抜けるのですが、たまたま右折の信号で並行して走る私鉄の飯坂線線の通過待ちの赤信号。3両編成で待ち時間も知れたものですが、背後に大型車両で右折待ちの間は左を抜けられない大型車両は一緒に待つしかありません。さらにその背後にも渋滞が出来そうなので、そのまま直進。
そのようなわけで、飯坂経由目的先へ。飯坂温泉駅の「芭蕉」像の前を通った経過説明が長くなりました。
福島駅前の芭蕉像は門人曽良との2人旅ですが、こちらは予算の関係か芭蕉のみ。いわれの看板もありますが、信号で止まっている間にチラ見することが多いので、看板までは読んでいませんが。

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その先摺上川を渡り迂回して行くと、伊達郡に入り明治の洋館「郡役所跡」。この前に在った酒蔵も廃業して今やコンビニ。明治の洋館の写真も黄色い看板が写り込みます。

ロシアから
間もなく高校野球の地区予選。今年は第100回の記念大会とか、始まると各球場の経過結果が配信されてきます。隣近所の感覚でロシアのサッカーもハットトリックが凄いの名手がPK外したのと、考えてみればすごい情報量。さすがに世界の祭典、もう毎回当たり前のように日本も出場するようになりました、子供の頃には考えられなかった出来事ですが。

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本田が外されそうだ、岡崎が怪我らしいなどロシア発情報の氾濫のなか、霧雨、低温、咲ききらない紫陽花とこちらはいつもの6月中旬。東北の梅雨の雨は7月が本番だったりします。

おそらく梅雨が明けたら、また切ないほどの猛暑。それはそれで「困った」ものではありますが。

梅雨寒
「梅雨寒」と言うより、二月遡って花冷えの時期のような気温。霧のような細かい雨も降りだしました。

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空梅雨よりも、多少雨が降った方が盛夏の水不足など考えれば好都合ですが。まだ梅雨の初期、梅雨前線は太平洋上から列島南岸に掛かる辺り、東日本の雨は梅雨末期に多くなります。

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紫陽花も淡い着色で、まさに梅雨入り直後の色合。これから雨と一緒に色彩が豊かになって来ます。

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5月から6月初旬まで彩ったバラも、役目を終えたように散り始めました。紫陽花の季節ととともに始まったサッカーのワールドカップも、決勝戦の頃は向日葵です。今年はどんな夏になるのか。
タチアオイ
当然のことながら、季節の花[紫陽花]も、早生・晩生があるらしく、それなりに咲いた花やまだ白い塊のような花など、紫陽花の「見頃」にはまだ早いようです。例年より若干早い梅雨入りも、本格的な雨は最初の2日間くらい。

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紫陽花の代わりと言っては何ですが、タチアオイが一足先に見頃。空地や土手に植えられています。

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薬草として古くからある植物と聞いていますが、道端に咲く花としては「向日葵」「コスモス」ほど印象が強くありません。

今年の4月5月は雨量がそれほど多くなく、雑草の繁茂が少ないと道路の管理人の方が話していましたが、さすがに6月ともなるとハルジョオンも大量に繁茂。これからよく似た花ヒメジョオンに移って行きます。

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中休みだった梅雨の雨も、また降り出すようです。ワールドカップも始まりました、福島第2原発の廃炉を東電が発表しました。高度な経営判断とか、どこが高度だったのかよく分かりませんが。
雨の代わりに
梅雨入り宣言の直後から雨が降らなくらりました。代わりに少々風っぽい、強風とも言えませんが湿った風が吹き渡る。

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紫陽花もずいぶん色がついて来ました、まだ色とりどりとは言えませんが。やはり紫陽花には雨、風に紫陽花は似合いません。
今日からサッカーのワールドカップ、出先で携帯のワンセグで本田の先制ゴールに喜んだのが4年前、その時はたちまち逆転されました。
神田のビジネスホテルでやはり日本の先制ゴールに喜んだのはもう12年。その時は豪州に逆転負け、国際親善試合とはいえパラグアイに逆転で勝ちました。そのパラグアイの決勝トーナメントでPK戦で敗れたのが8年前、早起きして自宅で見ていました。
あまり前評判が高くない今回のサムライブルー。どうなりますか、因みに初戦の19日は山形に出張予定です。
夏野菜
そろそろ「夏野菜」の時期、食べる楽しみに栽培の楽しみ。
ドックや健康診断のたびに医者に言われるのは「太らないように」。脂肪・糖分を避けて野菜などを摂取して下さいと言うのは「定番中の定番」のアドバイス。

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おかげさまで、標準体重のど真ん中あたりを維持できています。うまいものを食べて健康にも良いとなれば、贅沢中の贅沢ですが。

さらに野菜には作る楽しみも加わります。肉や魚はそうはいきません、魚は釣る楽しみはありますが。ブロック塀と砂利の庭で見かけた大振のプランターしっかりと茄子が育っています.。「いくら一本植えでもこのサイズのプランターで秋茄子までは無理か」などと勝手なことを考えながら見ていました。品種や管理にもよるので一概には言えません。

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通りがかり、興味津々という顔で見ていると「不審者」の影を感じ取ったか(たぶん)家主のおばさんが出てきました。茄子の生育を褒めると奥の野菜も見て行ってほしいような様子。さすがにそこまではでは辞退しましたが。
梅雨入り
これで梅雨のない北海道以外、本州以西が梅雨に入りました。太平洋岸を抜けた台風ももう大雨にはならず、まずは一安心。
わずか10日前は、乾いた晴天と30℃に及ぶ気温。一転梅雨入りと梅雨寒、乾いた晴天とマッチしていたバラも、季節の花の主役を紫陽花やアヤメに譲りつつあります。

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神社の入り口に、以前の水田を利用して作ったアヤメ園。奥州一之宮会津総鎮守「伊佐須美神社」のアヤメ園は有名ですが、とてもとてもそんな規模はないですが、その分コンパクト、色とりどりの花が密集しています。

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アヤメ、カキツバタ、花ショウブを総称して「アヤメと呼ぶ習慣」が広がっている、と言われています。アヤメは必ずしも湿地を好まないと言うので、水田を利用したアヤメ園はたぶんカキツバタ・花ショウブ園なのでしょう。

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水田時代の名残か、アヤメ園の管理者が放しているのか。花と草むらの間に「合鴨」が。
これからワールドカップに米朝首脳会談。主役になれなくとも脇役も重要です「頑張れニッポン」、花の間の合鴨を見ながらそう感じました。
ルノワールなど
昔、駆け出しのお笑い芸人が「ルノワール」のことを聞かれて「喫茶店」と答えていました。彼の芸人もアイドルと結婚して一時事業家に転身していたものの、このところまた見かけるようになりました。個人的には好きな芸風ではありませんが。もちろん「喫茶店」と言うのはウケ狙いでしょうが。

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さて、近くの美術館「ルノアール」が来ているとのことで見に出かけました。「モネ」やら「青の時代のピカソ」やら同企画展の展示、は当然撮影禁止。何故かルノワールの一角だけがカメラフリー。企画展の紹介記事にも「撮影可能」とあったので、せっかくの機会でカメラを持っての入館です。

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カメラフリーでこの一角だけはスマホをかざす入館者が見かけられました。さすがに一眼レフに三脚と言う猛者はいませんが。
風景画の方が、「印象派の画家」ということが素人でも分かります。

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木々の緑で覆われた山のふもとの美術館、隣りは図書館。図書館は最近はwikipediaとamazonだのみ、ちょっとご無沙汰です。

蒸し暑い
梅雨入り前ながら、五月の乾燥した暑さとは違います。コンクリートの流し込み作業、暑さに負けては進みません。

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農家の倉庫の土間コンクリート打ちとか、梅雨入り前に仕上げたいところ「屋根は被せたので一安心」と工事責任者。背景の石垣や篠や椿が借景になって、「のんびり住むならこんなところ」と思わなくもありません。

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同じ蒸し暑さでも、こちらは仕事のタネ。ソフトクリームやかき氷の移動販売と言うか屋台トラックと言うか。軽トラとも違い白ナンバーなので(昨今では軽の白ナンバーもありますが)、維持コストが大変だろうと余計な心配。
平日昼でも場所によっては来客があるよう、晴天の土・日のイベント会場などでは相当の売り上げが見込まれますが逆なら売上的には悲惨。いやいや、何と言ってもお客様の利便性の向上、利益はついて回ります。




今のところ順調
梅雨入り前の蒸し暑さ、画が津の「からり」とした暑さとは違います。気がつけば、6月ももう1週間経過しました。

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果樹園の桃も、青い果実がクルミ大。だいたいクルミの大きさのイメージが湧かないかもしれませんが。3~4月の高温と早い開花で生育が進んでいることに変わりはないようです。主力の「あかつき」も、来月中に最盛期が来るかも知れません。遅いより早いに越したことはないものの、夏のギフト向けの果実でもあって出荷のタイミングが外れると別の影響が出ます。

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原子力災害以降、個人贈答の需要が激減して他産地にとってかわられた販売量。別にJA・青果市場の販売ルートはありますがそれでは相場で取引され、しかも買い叩き。おいしく仕上げても販売単価がまるで違います。なくした販路とブランドをどう復活させるか、「価格差は補償します」そういう話ではありません。


間もなく梅雨入り
関東まで梅雨入り。南東北も間もなく梅雨入りなのか、曇天に作業を急いだり外の遊びを楽しんだりと、それなりに梅雨入り前を忙しく過ごす姿を見受けます。

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さすがに高所、しかも電気に関わる作業は雨中では無理、雷も気になるところ。なかなか地下埋設とも行かず、作業車を停めての交通規制、交通整理が下では行われています。そこから見上げて停車中に撮りました。

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その下辺りでは近所の保育所か、保育士ふたりと子供が数人。梅雨入りすると屋外に出にくいので貴重な外遊び。

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入学から2か月の小学1年生も元気に下校。1年生だけの下校で、付添いの父兄もいなくなりました。この子供たちが生まれたのが原発事故直後、妊娠中や幼児期の親の苦労がしのばれます。知ってか知らずか子供たちは元気な様子、新潟の選挙も終盤のようです。

この時期
例年より早い梅雨入りだそうで、梅雨入り前の東北でそろそろ咲き出す紫陽花を探してみました。

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少し青みが出た程度の花。昨年の枯れた茎が残っています。

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柵越しの紫陽花はまだ色がつかず、その向うは稲の苗の育苗棟、さすがにもう空で、残った苗の処理も終わったようです。稲の「分けつ」に合わせるように白い花が色付きます。

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こちらは軒先、今を緑のウォールも七色の花の壁に変わって来ますが、見ごろはおそらく月末か来月。こちらも天気は下り坂、そろそろカタツムリの出番か。
ちょうど中間
6月になってもバラの季節、梅雨入りとアジサイはもう少し先か。
大事に管理され、アーチやらバラ棚やらで花壇を彩るバラあり。また、忘れられたように雑草に掛けずにい輪咲くバラあり。全く身につまされそうなバラの咲き方ですが、紀州のドンファンの異名をとった資産家の最期のように、「無くても困るが、あり過ぎるのも大変」という何か人間社会の縮図のような事件。何事もほどほどが良いのか。

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華麗なバラ園とは行かないまでも、ほどほど除草や施肥もされているらしく、天に向かって伸びるバラ。本来違法でも、電柱を利用してバラ蔓の支柱に。古い住宅街の一角が明るくなったように見えます。電線まで伸びない限りは電力かNTTもそううるさいことは言わないでしょう。

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サーモンピンクのバラは軒伝い。向の建物は外装工事中、無粋なシートで覆われていた期間も手前のバラが彩っていました。外装工事が終わりシートも外されて、後は足場の撤去を待つばかり。工事も梅雨入りに間に合いました。
生命力の根源
梅雨入り間近の晴天。今年は梅雨入りが早いとの予想、花の時期など季節は前倒しの今年「梅雨」が早いのも当然か。もっとも梅雨入りが早くとも、梅雨明けが早いとは限らないのが「梅雨前線」です。

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サクランボが赤く実をつけました。佐藤錦より早い早生系か。写真がなんとなく歪んで見えるのは「網越し」の撮影によるもの。屋根を覆うビニールの他に、鳥が入らないようにと、青いネットで4方が覆われています。

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白く見えるのがブドウの花。桃、リンゴなどバラ科植物ほど花が目立出ず、ブドウ棚の上に咲くので馴染みはありませんが、たまたまこのブドウ園は上から見下ろす地形です。ブドウも他の果実と同じ「タネ」の部分を食すので実を結ぶための花や受粉は必要です。

それらの「恵」の基になるのが大地に根を張る「根系部分」。いくら日光や雨水があっても、大地に張った根から養分を吸収します。養分を吸収すると言っても、窒素だけを過剰に吸い上げると実がならず畑が伸びたり、病害虫の原因になったりするのと果実の味も落ちてしまいます。

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その根を張る土を適正に保つのが有機質。この日も「堆肥」の搬入が行われました。雨が降るとダンプを入り難いので梅雨入り前のひと仕事。もっとも発酵が十分ではないと根腐れなど別の障害が出てきます。

ネット社会
ちょっと近道をしようとして、早めに国道4号線に出るルートを選択したら「外れ」。舗装工事中の長い渋滞と好事信号待ち、そう言えなばこの前も陸橋を渡ろうとしたらはるか手前から渋滞。陸橋が相互通行で舗装工事、同じ道路工事でもケーブルの敷設とは違って、実際通行する面積を領有する舗装工事はどうしても待機時間が多くなります。

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先に見える舗装工事を見ながら待っていると、道路にバイクを止めてアパートに配達に行く「郵便屋さん」。ネット社会でもDMはともかく料金の計算書や請求など郵便の需要は衰えず、わざわざアパートの上の方に行くところを見ると「書留」か。
着信・開封の確証が取れないネットよりも、やはり「ハンコの国」の面影か。銀行でもATMで暗証番号で処理される反面、融資ともなるとやはり「ハンコ」の世界。
今の時代顔面認証も虹彩認証もありながら、「フルネームか印鑑をおねがいします」。しかし、人が結び付ける情報もそれはそれで無機質にならない魅力があるのか。舗装工事も郵便配達もご苦労様です。