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初冬
「晩秋と言うより初冬」と、11月の定例句ですが、今年は一層その感が強い「みちのくふくしま」。例年だと、「そろそろ冬タイヤへの交換」の時期ですが、早い雪の訪れに大半の方が終わっていると言うのは大袈裟にしても、今年はなにかと急ピッチで冬支度です。

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大震災から何年何ヶ月が過ぎ・・・、これも定例句のようになった言葉ですが、「傷が癒える」ところが、まだ現在進行中なのが原発事故。個人住宅に埋め込んでいた除染廃棄物を仮置き場に移送の作業が進められています。
時節柄、芝を剥がした場合は冬期間は根着かないので来年春の作業だそうです。仮置き場から中間貯蔵施設に運ばれるのは何年後で、中間貯蔵施設からの先は目途すらありません。

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「脱走を防止するために穴を掘っている訳ではない」ICMBと呼ばれるものを作る国が、「溝を掘って脱走を遮る」と(言われている)何とも原始的な作業を繰りひろげる北朝鮮です。「絶対安全」「夢のエネルギー」と国の将来を担わせた原発の、一旦コト有ったことの後始末が、何とも長閑な(失礼)半分手作業と言うのが、どうも彼の国を笑えないような気がします。



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農家懇談
いつもより早い冬の訪れ、温暖化・暖冬が普通になってしまった昨今、「このような年もなければ」と思いつつ、冬タイヤの準備とかの冬支度に「大わらわ」と言ったところ。

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例年今の時期に行っている農家の方との懇談、野菜生産の方々ですが、やはり今年の異常気象「日照不足」「多雨」「台風」には何れも困ったとのことですが、そこはそれ、明るい話題も。

このところ流行の「ざる菊」。菊を大輪ではなく、ざるを伏せたのように仕立てて花を楽しむ栽培。比較的栽培が容易で、大規模に植え付けると「見栄え」もすることから、あちこちで「ざる菊」名所が出来ました。

遊休農地の拡大と「裏・表」なのですが、まずは「放棄」よりは格段マシな現象です。そこで、ある農家さんの自慢話「うちのざる菊は周囲の菊より花がきれいで長持ちをする」というもの。
理由は「オーガ1号」と言う有機肥料を使っているというもの。観賞の菊にまで有機肥料を使うのかと言う意気込みは感心するばかりですが、「野菜にいいものはは何もいい」と明瞭な見解、確かにその通りですが。

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帰りがけに自慢のざる菊を見に行くと、今年はもう何度も霜が降り、花も色あせていますが「慣行(一般的に行われている栽培方法)」よりも「有機肥料」のほうが、他氏はに色の褪せが少なく、樹形も乱れていません。
上の写真が慣行で、下が有機。なるほどと思いつつ帰路につきました。

初冬異聞
夏の日照不足から9月の長雨、10月には相次ぐ台風の来襲。なんとも異常気象に悩まされた今年の稲作、例年だと今の時期は収穫を終え、田んぼは空かコンバインで粉砕された稲わらが散らばるのみ。

さすがに、稲刈り後の耕耘は未だ早いのかもしれませんが、稲は米になり遅くとも乾燥機の中という時期です。

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ところが今年は、収穫をあきらめたような荒廃田ではなく、良く管理された水田が未だ稲刈前。驚くような少なくとも「一月遅れ」、ここまで遅れるには何か事情があるのでしょうが。

稲作も大型化して、稲を刈り脱穀をするコンバインも大型化すると、地面が柔らかい水田には入れません。そこで、早めに水を切り(水田への流入を止める)ぬかるまないようにするのですが、今年は相次ぐ雨。地面もそうですが上から降る雨も作業を遅らせます、相次ぐ雨で稲刈りが遅れに遅れ、もう過ぐ師走の時期に「黄金色」の穂の波。

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ここまで遅れると、先にも書いた通り天候以外の要因もおるのでしょうが、ちょっと不思議な光景の水田ではあります。
何はともあれ、来春はまた五月晴れの下で変わらぬ「田植え」風景であってほしいものと願うのみです。
ロボットとドローン
先日のロボットフェスタ、デジカメのメモリにデータが残っていないと書きましたが、やはりカメラかSDの不都合。データはカメラに残っていた予備SDの方に振り分けられていました。
8GBの容量など、動画でも撮らないとそうそう一杯になることはないのですが、少量のデータで予備のSDに入力されるのはどこが悪いのか。便利な反面、デジタル技術は見た目や経験則で分からないことが多くて難解です。

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さて、出てきたデータ。これはおなじみペッパー君、ただしペッパー君の展示ではなく、ロボットを保護して運べるBOXの宣伝のよう。

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新型ドローン、いかに広いコンベンションとは言え屋内で飛ばすのは不可能のようで、白布の上に鎮座していました。ドローンの展示・利用目的も各社入り乱れ。衛星写真も解像度が上がり、ドローンの強烈なライバルです。もっとも衛星ではモノの宅配とは行きませんが。

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福島の明るい未来の象徴なのか、それとも暗い過去の遺産なのか。大手重工メーカーの廃炉ロボット、ますは、廃炉うんぬんの前にデブリの確認から始まるのですが。もっとも、廃炉は原発事故現場だけの問題ではなく次々と老朽化して行く、既存原発の廃炉作業にも必要な技術で、まずは重要課題ではありのですが。

現在話題の「足袋」業者が、レース用のシューズを作る物語のドラマ「陸王」。大手メーカーの妨害にも負けずシューズの完成度を上げてきていますが、色々な切り崩しに一喜一憂。
このドラマの前バージョンが「下町ロケット」、シュチエ―ションは異なりますが物語の構成はほぼ同じ。その「下町ロケット」で「帝国重工」としてて登場した企業のモデル(と言われている)のがこの廃炉ロボットの出展企業。

これ以上の感想は差し控ます「明かるい未来のために頑張って下さい」。

地上の星
安室と桑田が紅白に出でるとかでないとか。落ち目だ、飽きられたと言いながら「朝ドラ」「大河」「紅白」と、何だかんだと注目を集めるNHKのコンテンツ。朝ドラに関しては早やばやと広瀬すずの主演を明らかにして、現在出演中の姉アリスとの話題を作る辺り、マンネリどころか相当のテクニックとみています。

民放の「印象に残っている紅白の名シーン」なる、便乗の企画を見るとはなしに見ていたら、プロジェクトXのエンディングテーマ「地上の星」を中島みゆきが黒四ダムで歌うシーンが。あのころの中島みゆきは、まだ(もう)50歳だったかとの印象はさて置き、名曲であったことは確か、幾つかのプロジェクトXの場面も浮かんできました

プロジェクトX的に原発事故を見ると、「どのようなドラマに仕立て上げるのか」と気になるところです。

さて、初冬の被災地福島。地上の風景を見ると雀の群れが地上をはい回っていました。
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こぼれた、餌になるものでも啄んでいるのか。これも信号待ちの間のわずかな時間、真相解明とは行きません。

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ペットまで厚着の犬の散歩。本来喜んで雪の上を駆け回る犬に防寒具は必要なのか?よく分かりませんが、買主の見栄、いや愛情はよく伝わってきます。
カメラの故障と白村江
普段使っているカメラからデータを取り出せなくなりました。カメラからSDメモリに情報が行かないのか、SDが読まないのか、またはPCに接続したリーダが悪いのか、PC上のソフトの問題か。簡単に実行できる機能が止まってしまうと原因の追究さえ困難な事態に。
関係する機器が多数に(と言っても知れたものですが)亘ると、デジタル機器の非専門家には修復が大変です。

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ですので、この桃畑の写真も4~5日前のもの。雪はちらつくような初冬にすっかり葉を落として、せん定等来年の準備を待つ果樹園、11月の桃畑には変わりはありません。

22日23日と「ロ歩ットフェア」と少々場違いなイベントに参加、記録の画像の喪失が気になります。

そのカメラの不調とは関係ありませんが、最近読んでいる本に「白村江の戦い」があります。7世紀の朝鮮に興味があるわけではなく、この本を借りたり買ったりしたわけではありません。親族の蔵書整理に立ち会った時に、どうせ1冊この手は10円と言われ「それらなば」と何冊か持ち帰ったなかでの1冊。

倭国(日本)・百済と唐・新羅連合軍と戦い、倭国側の大敗であった程度の歴史は知っていますが、新羅と百済の北には高句麗があり、唐も高句麗には手を焼いていた歴史があるようです。当然アメリカは歴史上に存在せず、東アジアの戦乱ながら、現在の朝鮮半島を見るようで何とも興味深く読んでいます。
隣国ながら下手に出を出せば火傷する事実は1500年経ても変わりないようです。
冬枯れの
11月にして早や冬の佇まい。寒さの訪れが早い今年です、今日からダウンを出しました。

横浜の展示会に続いて、県内で展示・商談会。その準備に急ぐ途中でレストランか、古物商化、一風変わった建物の玄関咳。

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初冬の庭に出迎えるように立っている「うさぎ」。信号待ちのわずかな対面でしたが、朝お目にかかる「紙兎」君とは違ってモーニングの正装、イギリス風かドイツ風か北欧風かまではわかりませんが。南欧や伊・仏には兎のイメージはありませんが、それはただの当方の浅学か。
震災以降どうも、ぴょんぴょんと飛躍・跳躍とは行きませんが、展示会などにこまめに参加、亀のように頑張りましょうと、どうも例えが日本の物語になります。
初冬
出張から戻った週末、見渡せば「晩秋」と言うより「初冬」。

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木々に残る葉もあとわずか、既に散ってしまった街路樹もあります。「暖冬」と長期予報を聞いたような気もしますが、どうも冬の訪れが早いらしく積雪はなくとも、11月中旬でみぞれ模様。

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福島市長選の投票日、進んでいるような、いないような原発事故からの「復旧・復興」に、現職再選とは行きませんでした。

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老朽化が進む市営住宅に、真新しい復興住宅。中央官庁の「主導」にどうも後手にまわらざるを得ない地元対応。新市長もキャリア官僚出身者が今回も選ばれました。手腕が問われます。
帆船
ホテルから出展会場まで、みなとみらい線で1駅ですが、歩けない距離ではないので、と言いうより直接向かえる徒歩の方が歩行距離も短いのかもしれません、毎日(と言っても3日間ですが)この帆船の横を歩きました。

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帰りには暗闇に花火のようなイルミネーションの観覧車、その隣に見える帆船の帆のような建物がパシフィコ横浜で今回の目的地。

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もっとも、このビルではなく隣りのアネックス、コンベンションの方に3日間詰めていました。
IT関係の展示会、なんとも慣れない客層ではあったものの、ITを活用した農業関係の新技術ともなれば、このような場所への参加も不可欠です。CXの取材もありました、放送されたかどうかは確認できないうちにこちらに戻りましたが。
お祭りみたいだない
まさに、前回の朝ドラ「ひよっこ」の時代に、田舎から都会に行った時の感想に「毎日お祭りのよう」というものがあります、当時の言葉で再現すれば「お祭りみたいだない」。つまり人がいっぱい歩いていて、お店も出ていてそこの人々は着飾っていると言う形容。いまだに、我々の年代では「ネタ」として使います。

金曜日遅く、横浜・東京の出張から戻りました。中3日間詰めていた横浜市「みなとみらい」のコンベンション、晩秋の日暮れの速さにホテルに戻る時刻はもう暗闇。アクセス兼用のモールの通路から徒歩で戻るホテルへの近道に抜けると、暗闇にイルミネーションの「お祭り」状態。

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向うは「花火」ではなく、観覧車。プロジェクション・マッピングなのか、観覧車そのものの発光なのか「遠目」「素人」には分かりませんが、寒くなれれば座って眺めて「玉屋」と声を掛けたくなるような出来栄え。

ここののコンベンションに初めて来てから20年近く。その時は会議の後で、モール隣接の美術館にダ・ビンチの絵画が来ていて、長い列に並んで見て帰ったことがありました。

施設そのものは変わらなくとも、周辺技術で「古さ」を感じさせないコントロールは可能なようです。
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記録用の手持ちのコンパクトカメラのフラッシュの光量では綺麗に写りませんが、中央に白く見えるのが帆船日本丸。たまたま、朝に通りがかった時には晴天の下で写せました。

これから出張
金曜日まで横浜出張です。みなとみらいのイベント出展(のお手伝い)。昨年も同時期ありました、昨年は神奈川への原発事故避難者が、中学生当時いじめを受けていたことがニュースになっていた渦中。
「お金と件はいじめには当たらない」と、県教委委員長の調査結果の発表があり(その後、撤回と謝罪)「臭いものには蓋」「なるべく穏便に」の保身がにじみ出ていて、中学生が150万使わされるのが「奢り奢られ」かとずいぶん腹立たしく思ったものです。

この1年の間に、原発事故や被害・避難などについての幾つかの地裁判決もあって、それぞれ判決は分かれたものの、国・東電の責任を認めるものになったのも周知の通り。

この1年で、東電も会長・社長が変わりました、会長は原子力ムラからの助っ人か。事故当時混乱に拍車をかけるようなブリーフィングをしていた官房長官が、野党第一党の党首に躍り出たり、様相は一変したものの事故処理、事故の爪痕は根深いまま。

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当地方では日中の自転車もコロコロとした厚着で行き交うようになりました。13日は初氷、先月末には峠に雪で融雪剤もまかれました。初冬の色が濃くなる11月中旬に福島です。明日からから三日間出先の横浜では、白い帆船が停泊する端を通ってコンベンションに徒歩で向かいます。
秋の名残
週末の祭礼、ウィークデイは展示会・会議・出張。バタバタと11月半ば、畑作物は仕事上チェックしているものの、庭の草木まで見る余裕はなく、「季節の中で」仕事をしている人間にとっては不本意この上ない話。

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気がつけば山茶花は、もう盛りが過ぎているいるような状態。落葉のなかピンクの花を咲かせる姿を今年は見落とすところでした。

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春に苗を貰った今年からののニューフェイス「ざる菊」。ざるを被せたように花を咲かせますが、そもそも「ざる」の説明から必要な時代になりました。「ざるそば」の「ざる」といっても、竹簾のうえに「そばを盛った形に似ていますね」との反応、「そっちで来たか」と逆に感心しています。
こちらは意外と丈夫で、次の連休頃まで見頃は続くか。

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師走に向けて色を着けるのが「柚子」のみです。かつて福島市の信夫山が北限の柚子として知られていましたが、温暖化によって北限は北上するばかり。何せ石狩平野が米どころになりました、米が採れずに「りんご」栽培を導入した青森が「新品種」の米のリリースとPRに余念がありません。
以前「信夫山のゆず」というしょうもないブログがありましたが、もう価値が無くなったのか、昨今とんと聞きません。

今秋は水曜日から、横浜みなとみらいの展示会、IoTの先端技術が揃います。火曜日に出発です。

銀杏の黄色
散る直前の銀杏の黄色、これから12月にかけて降る雪のように黄色い葉が舞い降ります。

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いよいよ木枯らしの季節、通勤は皆コート姿になりました。出張先の東京では、10日前までハロウィンの話題で持ちきりだった渋谷駅。工事中で、何とも田舎者にはわかりにくい迷路状の通路を通って宮益坂を上って目的地へ、次の予定が幕張であったため、外苑や原宿の銀杏・紅葉を見る余裕もありませんでした。

福島に戻れば一層深まっている晩秋、まだ平地には雪の兆しはありませんが、そろそろダウンを出しましょうか。
これから出張
今日はこれから出張、東京・千葉方面。千葉と言っても幕張までですが。
で、今回の祭礼の「最終ネタ」、山車と神輿の前で繰り広げられた郷土芸能。

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漫才の源流「万歳」連れがもう一人います。普段は至って真面目な方ですが、反映して芸風も真面目です、言い方を変えれば「面白みに欠ける」。

こちらは傘踊り、いやいや引っ張り出された感の子供傘踊り。
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後ろで踊るのは祖母の年代、中間がいないのが気になります。

「お祭り」飽きた?
勇壮な武者絵の多い「表飾り」とは違い、自治ネタ・アニメキャラが乗りことが多い「裏飾り」。

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紅葉を背景に花屋台を挟んでに「ミニオンズ」とミサイルを横に「金正雲」と思しき人物、こちらは当人より男前ではないかとの指摘もありました。

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絶各のお祭りということで「郷土芸能」の披露、手前の白髪の女性「アングル的に邪魔」と思って見ていたら、正面で太鼓で踊る男性の奥さんでした、旦那の晴れ舞台。

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ひと通りアニメキャラを見たら、北朝鮮や大河ドラマには興味がなく、まして郷土芸能などなんのことか分からない子供は少々お祭りに飽き気味。
爺婆に着せてもらったピンクのハッピのまま、ジャングルジムに退避中。明日保育園で、保育士に何と報告するやら。
宵祭り
週末の山車祭りの続報です。だいたいお祭りは、本祭りより宵祭りの方が盛り上がるのが通例」(と、勝手に決めるわけにもいきませんが)。

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手前が、豊作の稲穂を模ったと言われる花屋台、歌舞伎や故事の名場面を飾った山屋台の表飾り、山屋台には裏飾りもあって、これはアニメキャラや時事ネタ、今年は彼の国の3代目をミサイルとともに登場していました。

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表飾りの今年の人気出し物は「おんな城主直虎」5台の山屋台の3台までが直虎、テレビの人気よりも「作りやすい」のが理由か。女性に甲冑をきせれば「直虎」に見えてきます。

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去年はとローンが飛んで、空中からの撮影もありましたが今年は姿を見せず。この辺りの流行廃れもなかなか敏感です。

尾頭付き
神事の慶事に食する頭から尻尾までつい形が崩れていない魚のこと。御膳に鯛などがつくことも指しますが、神前に奉納する供物の魚です。この地方では、その他「新米」「野菜」そして何と言っても「初穂料」と称するいわゆる熨斗袋。

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神輿の到着を待つ「駐連所」、神輿(神様)が留まる場所のような意味で、本当はもっと難しい漢字があるようです。旗を立て注連縄を張って神輿を迎える準備。

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尾頭も届きました、今年は「カンパチ」。ブリとの違いを講釈したがる年寄りが、たいていどこにでも一人くらいはいます。

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祭を彩る「山車」も準備中、落ちてきた雨の中御神灯も上げ終えて、神輿を見送った後、午後から出発です。
明日から祭り
明日から山車祭りが始まります。山車の準備は昨日までに終え、神輿を迎える注連縄と注連縄を張る若竹の準備。
それは、その筋の専門家に任せて、週末祭りの集中が出来るように月初めのために休日返上。

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PCにスマホでの画像を読み込ませようとしますがマイクロSDが読み込まず、読み込んでいるのかもしれませんが、PCが反応せずに作業が進みません。仕方なく、SDカードを買いに走る羽目に。
外に出れば思いっきりの晴天。今年は7月下旬からの日照不足と秋の長雨と、このところの台風の来襲。農家に話を聞けば、一日二日の晴天でも、「下(地面のこと)が柔らかくて畑には入れない」とのこと。こちらの言葉では「したがやっこくてとってもはいらんに」口を開かず早口で言うと、まるでフランス語。

川端の桜の木は紅葉にて遊歩道を覆います。春の青空とは多少青みが違う秋の青空です。

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その台風で、半月前は(台風21号の方)濁流が流れていた辺りで、散歩する姿もありました。天気はこれから一旦崩れるとのこと。明日の宵祭りは降らなければいいのですが。

鈴生り
鈴生りの「リンゴ」、収穫は今月下旬から。台風21号は雨、後の22号は風の影響が大きな台風でした。リンゴにとって心配なのは風の方、落果までしなくとも「枝擦れ」などの外傷は商品価値を下落させたり、傷みの原因になったりします。

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こうなると単純に鈴生りを喜べません。もっとも、ここまでの鈴生りは少々果実の付けすぎか。見栄えはするのですが。

リンゴの主役「ふじ」の出荷を前に、イベントや試食の会も開催されています、「風評被害払拭」のワードは相変らず語られるところ。台風や異常気象の被害はその年限りですが、7年目でもまだ抜けきらない「原発事故」とはなんであったのか。「消費者の無知」等で片付けられる問題では到底ありません。底辺にある「不信感」がどこに向けられているものなのか、そこと需要の板挟みになる生産者・販売者や関係者がまだまだ苦しんでいます。

「もう事故から七年というが一三年は祟られる」と言った生産者がいました。仏事の一三回忌から来ているのでしょうが、一三年と言うのが何ともリアルです。

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この4日に開通する福島と米沢を結ぶ高速道路、当面この区間は無料だそうです。この隣県の城下町は放射能も風評被害も影響がなく、福島からの被害者も多く受け入れました。あの頃にこの高速道路があったら、とつい思ってしまいますが。

晩秋 11月
10月後半の相次ぐ台風、雨で言えば先の台風、風で言えば後の台風に強い影響がありました。後の台風「22号」の被害の全貌はまだわかりませんが。

何はともあれ11月、この近隣の最後の秋祭り「羽山の山車祭」の準備も「着々と」とは言えませんが、台風のなか「遅々」なりに進んでいます。

台風と前線により覆われていた雨雲が晴れると、冠雪した吾妻山が現れました。

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用務で郡山に急ぐ途中、朝の渋滞から撮った写真。朝の空気に久しぶりに見る雪の山、ニュースでは降雪の便りは届いていましたが雲の中。たまたま10月最後の日、そして11月晩秋です。例年より冷え込みが早いようです。