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たわわに
福島市の「西側」はどちらかと言うと梨の産地。もも、リンゴは市内全域にあるものの、どちらかと言うと「北側」が多い分布です。

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梨の主力品種「幸水」は今が盛り、例年だともっと早いのですが雨がちの今夏の影響で遅れ気味。通りがかった梨園では収穫の最中か老夫婦が「平コン」と呼ばれる運搬容器に梨を並べています。これから息子が取りに来るのか。

細かい話ですが、奥の方に見えるやや緑がかった梨がおそらく「幸水」手前の赤味がかったものが「豊水」。この畑のことは知らないので推測ですが。
太平洋を北上するとされる台風、「雨」は仕方がないとしても「風」は果樹の大敵なので、なんとか被害は免れたいものです。


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夏と秋とが混じり合う
天気がまた崩れると言う予報に、雨音ならぬJアラートで目が覚めました。
列島を跨いで、太平洋に落ちたミサイルで大騒ぎになった日は残暑。この夏の日照不足を考えると残暑は一日でも貴重です。

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福島鎮守の稲荷神社、セミが鳴く境内脇の駐車場。この日の会議の場所まで徒歩5~6分ほど、この暑さだと運動代わりに丁度良い距離です。

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会議終わりの夕暮れ時期、この春に綺麗に咲いていた桜の木も見れば落葉が始まっていました。残暑と言っても8月はもう僅か、日本海側からはミサイル、今度は太平洋側から台風。何とも気の抜けない夏から秋へ、季節が変わろうとしています。

壁の蔦
福島市の中心部に出る県道か市道、上を東北本線等が通るガード下から見上げるコンクリートの壁に絡まると言うか、貼り付く蔦。

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実はこのガード下、おそらく大昔は踏切だったのでしょうが、そこを掘り下げて自動車を通すようにしたような設計で、ほぼ平地を走る鉄道の下を潜るためか、かなりの急こう配の下りと上り、窪地になっていてゲリラ豪雨などがあると一面「水浸し」というよりも「湖沼状態」になる難所です。

そこから見上げる蔦にも赤いものが、信号待ちの見上げた壁に「秋近し」のシグナルです。
青葉山
出張先の仙台市、福島同様に雨と日照不足で悩まされた今夏ですが、ようやくの晴れ間。残暑とは言え空の色が「盛夏」とは違います。
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さすがに木々の紅葉とは行きませんが、雲の形のも秋の気配が。しかし、雲の形や吹く風はともかくせめて日差しは続いてもしいものです。

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青葉山の上に上にと東北大学のキャンパスが伸びて行きます。さしずめ福島なら信夫山に福島大の欧学部が新設されるようようなものか。
宮教大もあり、開通した地下鉄の駅も設置されたので、またこの山の雰囲気も変わって来ました。

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山を下りても緑があふれているのがこの街のいいところ、これからの落ち葉の処理は大変だろうなと、よそごとながら心配しますが。「雪は多いけど雪なら融ける」とこれまた、よく出張する山形大学工学部の米沢の声が聞こえてきそうです。
夏の終わり
県内の小中学校は本日始業式。避難地域の仮設の中学校では「50代男性教師が不適切指導」と全国ニュース。報道の範囲では、避難地域・仮設の中学校と問題になった指導内容には、特に因果関係がなさそうですが、避難地域と言う特殊事情で全国ニュースになるのか。「ベランダから飛び降りろ」と言ったそうで、報道で知るのみで軽々とは言えませんが、以前は当たり前にいた「怖い先生」の範ちゅうのような気がしますが、子供を叱咤激励が「勇み足」だったのかもしれません。

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夏の終わりにの頃になる、とこの黄色のTシャツを見かけるようになります。今年は例のマラソンランナーが当日発表とのこと、主催者も話題作りに躍起です。

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夕暮れてなお、文化祭の準備。甲子園が終わればもう文化祭、昔は文化祭は秋と決まっていたのですが、昨今は夏。秋はもう受験に備えるということでしょうか。
いずれにせよ、がんばれ若者!
お天道様
「長雨から一転の青空」とは行きませんが、久し振りの太陽からの日差しが差しました。
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気温もまだ30℃程度では、猛暑戻るとまではゆきません。確かに久しぶりの高温で体感も暑いのですが、身にまとわりつくような暑さではなく、どこか爽やかな暑さで「秋近し」も感じます。

テレビの東北ローカル版では、雨の止むのを待っていもち病の消毒と、稲の大敵で日照不足や多湿で発生している病害虫対策が報じられました。

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水田を観察しても、多少の籾いもちは見て取れますが、これが甚大な被害になる穂首いもち以降に拡大しないことを願うのみです。しかし、いもちの良薬は何と言っても太陽。これからは日差しも戻る予想で、過剰な薬剤散布は避けたいものです。
扇風機
遥か以前のようでも、思い起こせば先々月や先月のこと。まだ、空梅雨と言われていられた時分に、連夜の暑さと原因不明の「咳」に悩まされ止むに止まれず買い足した扇風機。
今年の「盛夏」の時期は使わずにすんでいたのですが、少し暑さが戻り久し振りの稼働です。

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豪雨と猛暑と日照不足に見舞われた何とも不思議な夏。これからでも「照ってくれれば」と思わずにいられません、多少の寝苦しさは致し方ありません。
桃も「川中島白桃」から「ゆうぞら」へ、梨も色着いて来ました。11月収穫のリンゴの「ふじ」も赤く着色が始まりました、ようやくやって来た残暑らしきものの背後には秋の気配です。
お役御免
当地方では、小中学校は今秋で夏休みが終わり。でも、私たちが子供の頃からは多少長くなりました。

おそらく小学生の観察用だろうとこちらが勝手に決めていた、いつも塀越しに見ていた朝顔も下の葉が黄色くなり、文字通り「任務終了」か。
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一番下の段に届かず、地を這っていた蔓が「空梅雨」「毎日雨」をものともせずに上まで伸びて花を咲かせ続けたのはなりよりの教材です。

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別に統計を取っていたわけではありませんが、「日照不足」「連日の雨」も夕立の雨ではなくて、明け方の雨が大方ような気がします。夕立は日中晴天でも起きるもの、やはり今年の天候が例年と異なるのが分かります。夏至から2か月、あとひと月で秋分です。夕暮れも早くなって来ました、雨の止んでいる夕方、犬の散歩もよく見かけます。

仙台も雨
東北大のセミナー出席で仙台へ。こちらも雨、豪雨ではなく霧雨とひったりやんだりの天候、日照不足の今夏を象徴すような天候です。

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圃場視察も傘を開いたり畳んだり、試験田も「低温」「長雨」の天候で多く発生するいもち病が出始めたとのこと。自動制御、監視技術の検討も、露地の悪天候は直接的にはどうしようもありません。
異常気象時は個人的な経験則は当てにならないので、長期間のデータを解析して「狼狽」にないことが大切です。早速テレビでは、平成5年の冷害コメ不足を例に出して危機感を強調していましたが、あの時は梅雨からの長雨に対して今年は空梅雨からの一転しての日照不足。日本海側は集中豪雨は別にして日照時間は例年と大差ないため、パニック的なコメ不足にはならないはずです。

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青葉山の新農学部から下りてくると、仙台市内の夕方の渋滞に巻き込まれました。広瀬通に出る路地の信号待ち、ビルの谷間の一般住宅、小雨の中で夕顔が一輪。夏を惜しむような、しかし清々しい白です。
曇天で救われる
日照不足が深刻です。雨がちで、ももや梨にも病害虫が広がっています。しかし、そこそこの気温はあるので「冷夏」「冷害」というより「日照不足」による・・・と言うのが適切か。
とりあえず、適切な肥培管理をしている園地の被害が少ないのが通例。気象要因が良いと農薬・化学肥料漬けでもそこそこの収量は確保できますが、天候不順下では誤魔化しが効きません。もっとも、いくら晴天でも栽培管理の仕方による「味覚の差」は出てきますが。

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お盆休みの休工明けの工事現場、この仕事は「炎天下」より多少雨がちでも、今年のような天候の方が仕事はし易いだろうと思った次第。大事な仕事なので体に気をつけて頑張ってほしいもの。
夏の名残
これから残暑も予想されるのに、「名残」と言うのも何ですが、お盆休みから「再始動」と言う空気があちこちで見られます。もちろん21日の月曜日から業務再開と言う企業もありますが。

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近所の病院の駐車場、今年な夏は雨がちで雑草の繁茂も目立つ夏でした。職員さんかボランティアさんか分かりませんが草むしりの作業中。生協で開院している施設なので組合員ボランティアも有り得ます。

私より少し上の年代か、コラムニストの小田嶋隆氏は夏休みが短く感じるようになったそうで「おそらく私の時間感覚が老化したせいだ。なにしろ、ちょっとあくびをしている間に1週間が過ぎてしまう。そういうカラダになったということだ。」
と書いておられましたが、どうもこちらは「山の日」なる休日も入ってきて、何とも夏休みが長くなったとの実感です。再開と意気込んでもまた週末が来るのですが。

行く夏
夏の高校野球も佳境に差しかかり、月遅れのお盆を終わると何とはなく秋の気配です・・・と言うのが例年の「決まり文句」ですが、今年は日照不足に長雨。オホーツク高気圧からの「やませ」が気温上昇を妨げているようで、つい先月の「空梅雨」から一転、曇天から1日何回か落ちてくる雨を見上げるばかり。幸い当地方には「集中豪雨」はありませが。

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西日除けのために、窓の外に這わせた朝顔も当が外れた存在ですが、むろん朝顔のせいではなくこちらはプランターから精一杯蔓を伸ばしています。
紫と藍色の花に交じって、一輪だけ白い花が夏の名残を伝えています。とはいえ、天気予報によれば月末の方には残暑が戻って来るとのこと、待ち遠しいような迷惑なような。

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異常気象とは言え、カレンダーは日々刻々例年と変わらず進み、16日は盆棚の竹を流します。「棚を送る」といいますが、この辺になると「地域の風習」と言うより、各家で伝えられてきた習慣によります。
わが実家では、13日に盆棚を設置して仏壇から位牌を移動にて提灯などを飾り、若竹を組んで先祖を供養します。
16日の朝には竹だけ取り外し、さといもの葉にくるんでお供えのご飯を括り付け、川の流れに流します。一般的に言う「送り火」の代りでしょうか、「不法投棄」と言われても仕方がありませんが。

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この時期につきものなのが「白菜の種まき」。秋から冬にかけて食卓を彩る「白菜」の種まき時期はお盆近辺に種を蒔き、コスモスの咲き出す季節に苗を畑に移植します。



盆踊り
東北の三大夏祭り、青森ねぶた・秋田竿灯・仙台七夕、四大祭りと言う場合には山形の花笠が加わります。で、各地の中心都市がそれに倣って、いろいろな故事・因縁を被せて、ほぼ同時に○○祭りを行っています。例えば、福島わらじまつり郡山采女まつり。

その翌週辺りに、周辺市町村で夏祭り。観光客を呼ぶとは行きませんが、それなりに地元商工会や各団体などが結集して、地元活性化に一役買います。マンネリとの声も聞かれますが、それなりに楽しみにしている地域の人たちもいます。

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そのまた翌週は月遅れのお盆にあたる頃、この時期はもっと小さな単位の集落単位の盆踊りなど。ここまで来ると、手作り感満載の共同作業、熨斗に入れた「花代」と呼ばれる、参加者の寄付で運営が賄われる行事。櫓も地元工務店の鉄パイプで組んでいました。
ただし今年の天候、夕方の雨が多くて運営がままならないケースもあると聞きます。お祭りの屋台は商売にならないのですが。
桃から生まれた・・・
農家の選果場、ここで発送用の桃の箱詰めをします。今の時期は「あかつき」が終わり「まどか」も終盤。あとは、少し間をおいて「川中島白桃」と言う品種リレー。

選果台におかれた桃、たまたまの変異か他の希少品種が紛れ込んだか。品種改良が進む前の、昔の桃がこお様な形だったか「鬼退治の桃太郎が入っていたような」桃のかたち。

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先がとんがったあまり見ない形、まさに最近おなじみのケータイCMに出てくるような形。農家に聞けば桃原産地の中国の桃に近い形ということ、聞いてみるものです。
肌寒さ
連日お猛暑日も困りますが、8月中旬に突然の肌寒さ。西日本では高温のようですが、何かととまどう突然の低温です。しかし、ヤマセが吹いているような低温でもなく「過ごし易い」と、ここは落ち着いていましょう。

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気温に関係なくカレンダー通りの夏祭り。消防車の出動は「火事」や「災害」ではなく地域の夏祭り。集客を目的にした大規模なイベントは、8月上旬に終えていますが地域の夏祭りは月遅れのお盆近く。
運動公園の盆踊りに「消防団」が警備の出動のようです、地域の消防団は「行政サービスとして対応できないので、民間の警備会社いご依頼ください」などと無粋なことは言いません。

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無人販売所の「もも大売出し」。手作り感満載の広告幕ですが、こちらは暑い方が売れそう。旧盆期間中の天候やいかに。

「コシ」の出穂
「コシ」と言えば、コメの品種コシヒカリのこと。昨今、各地で特A(もっとも食味が良い)クラスの新品種が開発されてきましたが、当地域は昔からのコシヒカリが主力。コシは一定時期に出穂(稲の穂が出る)するのが特徴です。

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今年も出穂を確認しました。今年は空梅雨から一転して雨がちな夏、仙台では日照時間が例年の1/4とか。福島もおそらく同程度、しかし、そこそこ気温は確保できていて例年とそう変わらない出穂です。

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こちらは出穂が進んで、穂が揃ってきた水田。いくらなんでもこれは品種が違います。当地方で今の時期これだけ穂が出ているのは「もち米」の品種か。

水稲農家で見せてもらった、県から来た文書。米の放射能全袋検査を実施する通達書ですが、未だに根強く残る風評被害について書かれていました。天候だけではない不安要素が、まだまだ残る当地方です。

長寿台風の後
太平洋上を迷走した挙句、四国、近畿を抜けて北陸沖を北進してきた台風が、温帯低気圧になってようやく列島を去りました。
当地方では台風の暴風雨の被害よりも、長らくはっきりしない雨模様の天候の方の間接的な被害の影響が大でした。もっとも、覚悟していた「連日の猛暑日」が回避できた安堵もあります。

この間、東電の事故現場がまた何かやらかしたそうで、水位の上昇の報告を怠ったとのことまた県知事が定例記者会見で「遺憾の意」を表明し、東電に再発の防止を徹底するよう申し入れるとの一連の発言。
こうなると「北」のミサイル発射に対して「北京の外交ルートを通じて北朝鮮に厳重い抗議」繰り返す日本国政府のようなもの。しかし、その他に「何の手段もない」と言われてしまえばその通りなのかもしれませんが。

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福島県を縦断する阿武隈川、台風一過の増水もなんとかこの程度で済みました。

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今回の台風、当地方は暴風はともなわず向日葵も倒れずに立っています。「あかつき」から「まどか」に移りつつある桃の収穫にも大きな影響はなかった様子(皆無とは言いませんが)。

ことが台風だと、「長寿」というのも目出度いことばかりではなさそうです。
何故か七夕
仙台で打合せが入り急な出張。とりあえず、高速バスに飛び乗るようにして仙台に。平日の日中にしては、混んでいるなとは思いつつ、座れないような大混雑でもないので気にも留めずに乗って行きました。

着いてみると東北の三大祭「仙台七夕」、そういえばそうかと納得。昨今は七夕に来ると言うと、夕方新幹線で出かけて夜の見物が多くて、日中の七夕のイメージが湧きませんでした。
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いつものように広瀬通りのバス停で降りて、県庁前の合同庁舎に向かう道すがらは「東1番町」、まさに七夕のメインストリート。
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午後の打合せで、それに合わせての工程なので、この通りを通るのはまさにお昼時。お祭りなので、お昼時い混雑するとは限らないのでしょうが、とにかく人出です。

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予定に遅れては大変と、かき分けるように前へ前にと。定禅寺通りを渡った勾当台公園でも出店とイベント。そしてそこを抜けて官庁街の方は日常の業務、このギャップが何とも日本的ではあります。

夏の異物
休日の昼下がり、コンビニの駐車場。以前の田舎のコンビニは「米屋」やら「酒屋」やらのオーナーの店舗をそのままコンビニい改装したものですが、しばらく前からコンビ独特の立地、特に駐車場の確保が重要になり、ずいぶん広い駐車場が必須になっています。

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その駐車場の真ん中に落し物が。泥のついた「田植え靴」文字通りゴム長靴が。間違っても多雨の時期ではなく、そろそろコシヒカリの出穂時期。何とも幻想的(?)なシーンに、夏な休み中の子供たちも横目で見ながら「何だろうアレ」と合議の様子。

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ホームセンターで買えば、そう高額な商品でないとはいえ、片方ばかりあっても役に立たない代物。落とし主の困惑も目に浮かびます。ホームセンターでもシーズン以外売っているとも思えず、一見「田植え靴」のように見えてアウトドア用のアイテムか。しかしどう見ても農業用の長靴だよな、と考えているとコンビニの店員が遺失物の回収に現れました。
盛夏
幸いにしてと言うか、梅雨明けから猛暑日がありません。予報では暑い夏で、連日の「猛暑」は覚悟していたのですが、幸いにして肩すかし。しかし、冷夏でもなく、言ってみればみれば普通の暑さ。農業にでも関りあってなければ、「過ごし易い」夏かも知れませんが。

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農業にとっても「暑ければいい」と言うのではなく、リンゴのように冷夏の方(程度問題ですが)が作柄が良かったりします。
写真は晩生の桃、中生の「あかつき」「白鳳」はだいたい今が最盛期、晩生の桃がこれから一気に色づきます。

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隣では出番を急ぐように梨が姿を現しました。考えてみれば3週間後には梨の「幸水」などは最盛期になります。「梅雨明けが」などと言っているうちに「秋」に向かって季節が進みます。
観察絵日記
「小学生の観察用」と、こちらが勝手に決めている近所の朝顔。毎朝6月の双葉のころから見慣れているので他所の朝顔にも愛着がわきます。

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小学生の夏休みも、もう半月が経過。そろそろ宿題が溜まり始めるか、やり終えてしまうか。計画通り着々とと言う子供が少ないところが何とも不思議。
問題集、テキストは溜めても「一念発起」でペースを上げれば帳尻は合いますが「観察」だけはそうはいきません。

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梅雨明け以降も、カッと照る太陽は少なく一日一度は雨の降る状態。雑草が盛んに繁茂します、ネコジャラシが1,2本。咲く花の観察よりも雑草の繁茂記録の方が「学習の幅」は広がりそうです。
絵日記の見栄えはしませんが。

8月の梅雨明け
いつもは7月の20日過ぎ相馬野馬追の頃にこの地方の梅雨が明け、「梅雨明け10日」と10日間くらいは晴天が続くのですが、今年は梅雨明けが遅れたばかりか梅雨明け後の天候も定まりません。

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「桃発送」の宅急便のノボリが「この季節ですよ」と、道端で主張しています。

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桃の調査を終えて帰る途中、垣間見る夏の青空。信号待ちの国道13号線との交差点、北に行けば米沢・山形そして秋田、南下すれば4号線と合流して東京へ。
心なしか「積乱雲」の発達が弱いようにも見えます。桃も最盛期の「あかつき」から「まどか」「川中島白桃」と続きます、こちらの農家は暑い夏を心待ちにしています。
あれから4年か
迷走台風の余波で、すっきりしない夏も、桃の「あかつき」がようやく最盛期。「手が回らん」といいながら、何はともあれ出荷の夏です。

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もともとこの地方、果実などは市場出荷よりは個人販売で実績を上げてきた地域、その意味でも原発事故での顧客流出は堪えました。長何培ってきた毎年の受発注が突然無くなって、それが2.3年続けば、顧客開拓は一からやり直しです。

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東京オリンピックの次が、パリでその後がロスとのこと。開催地の巨額出費について立候補地が限定的になって次と次の開催地まで決定の運びとか。エージェントとか伝手をたどってのロビー活動とか、「あれは何だったの」と言う時代になりました。

現在窮地の安倍首相が、汚染水がアンダーコントロールと宣言して4年経つのかと妙な感慨です。最近も東電の新会長が「海洋放出は決定済と」本音か観測気球か分かりませんが、取材に答えて物議をかもしました。
夏の花
けっこう「蒸し暑い」のだけれども「晴れない」、不思議な夏の天気が続いています。連日の猛暑日と「どっちが良い」ときかれると、返答に迷うところではありますが。彼の迷走台風も、何となく行き先が見えてきそうな今日明日、遅ればせながらの「梅雨明け」になるかも知れません。梅雨入りも遅ればせながらであったので、帳尻が合うと言えば合うのですが。空梅雨もこのところの雨で「やはり帳尻合わせ」のような天候、無理して合せて頂く必要はないのですが。

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今日から8月で見渡せば夏の花々、青空に向かって伸びる「向日葵」には不適な空模様ですが、雨に似合う花も結構あるものです。

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格子を背景に伸びる朝顔。格子に蔓が巻き付くのではなく、間に網が張ってあります。これは小学生の観察用ではなく、西陽を遮る生活の知恵。昔はこれと「葭簀(よしず」「簾(すだれ)」そして寝所の「蚊帳(かや)」で涼を取りました。この建物もそろそろ百年、私の生家です。