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夏野菜
「冷夏」とも違う、何とも不思議な天候です。気温はそこそこ上がりますが、「多雨」としか言いようがありません。したがって雑草の繁茂は例年以上。

庭に苗を植えた「西瓜」、蔓が延びて西瓜の玉も雨を受けて光っています。

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手前に赤く見えるのが咲き始めたケイトウ、ケイトウが咲きそろう頃には西瓜の玉も玉が張って食用に供せるか、空からも虎視眈々カラスが狙っています。

プランターのミニトマト、この家の住人のサラダには間に合う量。しかし、かってに食べられると困ります「食味」を見るための品種です。

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無農薬なので、湿度の中で「かび」のようなも付き始めました。通常のハウス栽培は初夏から採り始めて晩秋まで採りつづけます。
長期間収穫するには「肥培管理」もさることながら、病虫害の抑制も必須要件。このような異常気象の中、生産農家の苦労も忍ばれます。

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連日の雨
さる商店街、雨宿りするように七夕飾りが佇んで雨いました。
今日は「商店街の休業日」か(田舎にはあるのですが)、と一瞬思うようなシャッターが下ろされた店舗が並びます。下りたシャッターの店舗は「廃業」「休業」の店、つまりは閉められたままです。

そのなかで衣料品・用品などを扱う店に所用があり伺ったのですが、残念ながら「本日休業」。こちらは頑張って固定客がいらっしゃるご様子、「鄙にも稀な」と言っては失礼でしょうか。
「本日休業」の張り紙の隣には、手作りの七夕飾り。商工会の旧盆企画のポスターとともに留守番中。

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電車にワイパーと言うのも、安全走行には必要なものですが、なかなか運転手目線で路線を見ることがないので「あったのですね」と言うのが実感。
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この電車がかつて東急線を走り、払い下げを受けてこの春から走っている新(?)車両です。先般の短時間豪雨でJRが止まっても無事運行していました。「型は古いがシケには強い」。
突然豪雨
太平洋上の迷走台風で曇天がしばらく続くとされた南東北。猛暑も困りますが、すっきりしない天候も農業生産には困ります。
ただ、何年か前にあった冷夏のように「梅雨が明けない」と言う冷夏ではなく(今年の東北の梅雨明けは未だですが)、一定の気温はあって当然ながら水分も十分あので、病害虫の防除をすれば「凶作」と言うことはなさそうです。

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7月の午後5時代と言うのに自動車のヘットライトを点灯しなければあらないような暗さ。曇天が続くとされていたのにも関わらず、晴天後の夕立のような状況になり、記録的な短時間降水、平たく言えばスコールのような「土砂降り」になりました。
短時間の降水としては記録的な雨量です。排水が飲みきれず、至るところで冠水状態。やはり、この所の気象はなにか異常です。
急な展開
梅雨末期と思われていた大雨から晴天、このまま梅雨明けして「暑い夏」と思われていたところ、突然の曇天と小雨。

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お盆を控えた寺の山門も背景は厚く覆われた雲。何が起こったのか、と言えば大西洋はるか沖の迷走台風。この台風の間接的な影響で、あと1週間はこのような天候が続くとのこと。もちろん、それも予想なのでどうあるか分かりませんが。

突然事態が変わったと言えば、稲田防衛大臣と蓮舫代表の辞任。こちらは突然と言うより「既成のルート」か、大臣はともかく代表の方は「では誰が?」という気になります。震災直後に「防災服」姿で「混乱に拍車」を掛けた面々がまた登場となると、昨今の天候同様にどうもすっきりしません。

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こちら福島市内は、若々しい姿も。今年のインターハイは南東北開催、山形・宮城・福島で分散開催。開会式は山形のようですが駅前のバス乗り場には到着した選手が。
服装からするとバスケットボールか、日差しはなくとも蒸し熱い福島。健闘をお祈りします。
気分は秋か
前線の南下で、暫定的な夏空とは言え、久しぶり居広がった青空。果樹園の調査に出ました、秋に収穫の「ぶどう」と「りんご」の土壌と果実の成分量。いくつか数値を拾いながら、農家ヒアリング。

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りんごの富士の摘果は行ったみたいですがまだ少し多いか。残しておいた果実も鳥害とかスレのリスクもあるので、「多い」と落としてしまうわけにはいきません。

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ぶどうの巨峰は袋かけが終了、季節の「もも」の収穫を行いながら9月のなる巨峰の収穫を待ちます。
空の青と蔓の緑と袋の白、そして草の緑。いくつか破袋して中を確認すると、黒く変色する途中のぶどうの玉が育っていました。


朝顔の伸び
久し振りにラジオ体操の音、近所の小学生がサボっていたわけではなく「雨」が続いていました。道路ひとつ距てた新興住宅地には、まだ町内会の「子供班」が健在のようです。

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建物と樹木の陰がくっきり映る朝も何日ぶりか。
大雨被害は各地で続いていますが、25日は秋田でも高校野球県大会の決勝戦が行われた模様。逆に今度は前線が南下して関東以西が雨とのこと、昨夜は東北新幹線も止まりました。


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隣家の「夏休み観察用」と、勝手に決めて覗かせていただいている朝顔も蔓が手作りの竿を巻上ります。根元のところで双葉が縮こまっていた頃が嘘のような勢いて、朝顔は日照よりも水分が伸長を助けるのかもしれません。



新幹線を跨ぐ
いつも、踏切を走るぬける新幹線、ミニ規格の「山形新幹線」をネタにしています。その山形新幹線も開業25年とやら、特集番組も組まれていました。

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一方こちらは今や函館まで延伸した東北新幹線の高架ですが、北海道や青森に行く「はやて」は福島県内には停まらず、なんとなく縁遠い存在。たまに見かける赤い流線型を見ては、「はやて」かと思う程度。

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その、新幹線高架の向こうにのビルの建設現場のように見えるものが、新しい橋の橋脚です。

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この橋は、新幹線を跨いで東北自動車道そして山形に抜ける高速道路。「復興道路」との垂れ幕も見えます。さらにこの辺りには大規模なショッピングモールが出来るとかできないとか。

同じ福島盆地の西と北で、長閑に走るミニ規格の新幹線と近未来的な高速交通網。どのような未来図になるのか、後はソフト事業がついて行けるかどうか。この盆地の動向に目が離せません。




梅雨の戻り
一気に明けるかと思った梅雨も東北地方では足踏みです。去年(これは台風の影響でしたが)岩手や青森に水害がありました。今回の「線状降水帯」新潟・福島に続いて今度は秋田に水害。豪雪地帯ではあるものの、それほど水害には縁がなかった地帯なので、対応も遅れ気味です。

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夏祭の山車の本陣も、雨模様。震災直後は映画の舞台になった「祭り」なのですが。その映画の主演女優の芳根京子、朝ドラ主演は去年から今年に掛けてでした。
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落ちてくる雨粒の中、出番を待つ夏の植物の方は準備が整っているようです。

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原発事故現場の方は、3号機の水中カメラに「デブリらしきものが映った」が大きなニュース。まだまだ先が思いやられます。
国際色
委託研究をお願している山形大学。打合せに訪れると、颯爽と自転車で通り抜ける黒人男性。もちろん、国籍までは分かりませんが、南米からの留学生も多いと聞いているので、そちらの出身者か。

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このキャンパス,イスラム風の女性にも時たま遭遇します。被るビジャブによって出身地も推測できるといいますが、こちらには、それだけの知識はありません。

もともと、宗教・民族などについての話題はダブー、それぞれ詳しくは分からない部分はあっても研究テーマには影響ありません、特にここは工学系なので。

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「なんとも切実な」と言うか「愛嬌のある」看板も見受けられます。このようなニュアンスを正確に留学生に伝えることも、また大変です。
夏祭り
梅雨が明ければ夏祭り、と言うことになります。
観光イベント、集客イベント小あれば伝統的な宗教行事あり、地域住民の楽しみに供する催しあり。どっちつかずの官制イベントが最も苦戦しているようですが。

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たまたま伺った隣町の自動車整備工場。奥の修理台には自動車ならぬ「祭りの屋台」が準備中でした。地域特産の桃をあしらったのか、屋根の上には提灯とピンクの玉のようなものが。

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もともと銀山や生糸工場で賑わっていた地方、屋台下手の提灯にも趣きあります。「三若連」とあり町名区分とは違った防災組織毎の区割りで若連を組織しているとのこと。

ただし、ご多聞に漏れず「初老過ぎても若連」で運営していた祭も、「還暦」を過ぎてもまだ若連で運営せざるを得ない少子高齢化。4、50年来同じ顔ぶれで山車を出す、などと言うことも稀ではなくなりました。
間に合いました
隣家の朝顔、小学生の夏休みと観察用と勝手に決めつけて見守っていましたが、夏休みを前に何とか花が咲きだしました。手作りで組んだ竿を蔓が巻き上っています。

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プランターではなく、庭に直接タネを蒔いたのか少々肥料不足のような気をしますが、これから長い長い夏休み何段まで上って行くのか。
確かこの家が空き家だった頃、住居の除染が行われて庭土を入れ替えました。山砂のようなものを入れたので肥料分は入っていない土です、でも頑張って伸びろと塀越しの朝顔を見守っています。

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もう一つの夏の植物「向日葵」もを咲き出しました。こちらは道端の遊休農地か、養分は足りているらしく元気に天を突いています。
除染の後の「朝顔」と、かつての除染の象徴「向日葵」。何となく割り切れない思いも付き纏う夏の花々です。
豪雨明け
思わぬ豪雨でした、新潟から福島にかけて「線状降水帯」。最近は「何年ぶりの何とか」とか気象用語も変わって来ました。言葉は変われど「梅雨明け真近に降る大雨」といえば、多少馴染みがあります。

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「それいゆ つばさ」フランス語で太陽意味の「ソレイユ」と山形市幹線「つばさ」の名を冠した観光列車仕様、足湯もあると聞いていますが乗ったことはありません。ミニ新幹線規格で広軌軌道ながら在来線を走ります、踏切を抜ける新幹線もなんともシュールです。

連日のソレイユの光に、梅雨明け前に夏バテ気味ですが、豪雨の日に「それいゆ」と遭遇するのも皮肉なもの。それでも夏草の中一直線に駅を目指していきました。
まだまだ小玉ですが
庭に這わせた西瓜の蔓、花は咲きましたがまだまだ小玉です。確か大玉西瓜だったはずで、夏の終わりまで肥大が間にあうか。

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昨年の今頃行った、信州松本では西瓜出荷でJAの共選場が満杯でした。西瓜の品種は「田助」位しかわかりませんが、早生から晩生まで、いろいろとあるのでしょう。
子供のころは、西瓜の種を呑み込むと盲腸になると言われましたが、昨今は聞かないので多分迷信なのでしょう。

例の「線状降水帯」が今度は新潟から福島にかけて。猛暑に続いて今度は豪雨です。

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梅雨の終わりごろ大雨があって、一気に夏が来るのですが、今年は空梅雨。梅雨明け真近の豪雨の時期ですが、このまますんなり明けるのか。梅雨明け前後の「諏訪神社祭礼」の旗も立ちました。

連日の猛暑日も困りますが、「やはり夏は暑い方が」と農業関係者の一致した意見です。

夏の花
「豪雨」と「空梅雨」,相容れないような現象が並立してしまう不思議な気象。やはりトランプ大統領なんと言おうとも、温暖化に由来する異常気象は現実的に存在するのだと思います。

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梅雨明けを待ちきれないように夏の花が咲き始めました。ノウゼンカズラのオレンジは、ことに目立ちます。蔓科植物ですので今時の青木に伸びて、オレンジを一層引き立たせます。

蔓と言えば「朝顔」、つるべを取られるような生活様式は現代はありませんが、3日も見ないと驚くほど伸びています。

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連休の間も、すくすくと伸びる季節の植物。猛暑の置き土産と言ったところか、汚染水と言う困った置き土産に、東電も言い訳に躍起ですが、桁違い荷厄介な「デブリ」と言う置き土産は、まだその全容すら掴めていません。

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土手の山百合も次々に花を開いて行きます。東電の場合は、度重なる「隠蔽」ともとられかねない情報発信の不手際が国民の不信の連鎖を生んでいると新聞は伝えますが。
ムラの論理
昨日、地方紙の一面トップは放射能汚染水の中でも放射性物質を除去できない「トリチウム水を海洋投棄」することにしたとという東電川村会長の談話。共同通信社のスクープらしいのですが、東電福島復興本社は「東電としてはそんなことは言っていない」と否定コメント。吉野復興大臣は「風評被害が出るので海洋投棄は拙い」との談話。

リーマンショック以降の、日立業績の立て直しに成功したとのことで、鳴り物入りで東電の会長に就任した川村会長の深慮遠謀なのか、単なる勇み足か。同じ「原子力ムラ」からやって来た実力会長に注目が集まります。

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近所にありながら、入居基準も募集内容も知るところではない「復興住宅」、完成はしたようで少しずつ「洗濯物」「駐車車輌」に生活らしきものは垣間見えるようになりましたが、まだごく一部の利用としかみてとれず、原発事故から6年以上も経過し、生活再建もこの程度の中で、「もっとも経済的」「規制委員会も同意見」と、国民心理も勘案せずに「流します」「流すとは言っていません」と社内ふの不調和御はどのようなことなのか。

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先日は、「廃炉費用等調達」の名目で会社の収益構造の確保として、他エリアへの売電計画を打ち上げて、非常事態なのでご協力のほどと、資金調達や業務提携等を持ち出したかと思えば、今度はいきなり「シマに殴り込み」と、東電の行動に不信感を募らせていました。
原子力ムラ内の、「ムラの論理」も一枚岩ではないようです。しかし、今なお有名無形の損害に苦しむ「堅気の衆には」くれぐれをこれ以上の迷惑が掛けないことを、切に訴えたいと思います。

お湿り程度
梅雨前線が北上、気圧が不安定になり局地的に大雨の恐れ。と、大雨は降らない方がいいのですが小雨程度が何回か。熱風ですぐ乾いてしまう雨です。

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夕立が来そうで見上げた空も、雷の兆しもなし。雷鳴も気持ちのいいものではありませんが、伽藍の屋根には雲の間から梅雨明け前の夏の日差しが何筋か。

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福島駅前通りも改装中、アーケードが取り外されています。永年親しまれてきたデパートのツインビルも、一方が耐震基準を待たさないとのことで閉店取り壊し。市街の二番手百貨店が駅前進出、地方百貨店グループに「身売り」、身売り先の店舗移転を経て撤退、空いた駅前店舗は一番手百貨店が使用。
その一番手も「のれん」は残してあるものの、経営権は既に他社。激動を見守るように建っているオブジェも、位置からすると百貨店側に背を向ける形。何もないように暑さの中、陽に照らされつつ改修や撤退を見守っています。

何年か前にこの街でも地元大学の女性(当時)助教授が、裸婦像を飾ることは「女性蔑視」と騒ぎ立てたことがありました。「芸術が分からん奴」と一笑に付されて忘れ去られましたが、そんな長閑な時代もありました。





街に黄色
7月も中旬、連日の猛暑に庭先の紫陽花も色が褪せてきました。梅雨の雲が覆い、直射日光が少ないと思っても優に30℃を超える気温に連日「暑いですね」を繰り返すのみ。お昼を挟んで夕方まで続いたセミナーの、会議室の冷房に返って身体が馴染みません。

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震災後、放射能除去に向日葵の効能が喧伝され全国から向日葵のタネが寄せられた騒動もありましたが、効果が限定的ということも分かり、元通り今の季節になるとあちこちで見かける程度。

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その頃生まれた子供も、黄色い帽子の小学1年生。もうすぐ夏休みです。

原発事故の様々な後遺症は、こちらは元通りとは行きかず、まだまだ収まりません。避難区域でイノシシが暴れていると報道されると、150㎞離れた会津地方の旅館にキャンセルが出ると言う話もまだまだ続いています。非科学的と笑って過ごせる話ではなく、科学技術の失墜とそれを何とか覆い隠そうとする場当たりが生み出した、まさに人災ですので。
灼熱の国
東京から戻った夕方、それでも福島駅のデジタル温度計は37度を超えていました。むろん、照り返しのあるアスファイルとコンクリートの狭間、公式な百葉箱を想定した観測ではないものの、尋常ではない暑さを感じています。これで真夏日も何日連続か。

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東京でも「暑いですね」があいさつ代わりでしたが、「福島の暑さはこんなものではない」と言うと、「話には聞いています」と応えてくれます。

子供のころ、世界にはいつも暑い国と寒い国があって、暑い国は密林や砂漠でできていると聞かされました。文字が読めるようになると「アラビアンナイト」の物語を読むようになりました、シンドバットがお気に入りの主役でした。

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砂漠さながらの灼熱の空を見上げると、わが町にもアラビアンナイトの挿絵よろしくモスクのような建物が。
これは駅前にある市の施設、子供向けの施設ですが屋上の天体観測の部分が玉ネギ型のモスクのように見えてしまいます。今日あたりは慈雨はあるのか。凶暴にして時に潤いを持たせる「雨」を当地方では待っています。
猛暑も3日
猛暑日も3日間続けば、人間の方は大変です。もっとも、まだ3日で終わる保証もないのですが。

実家の近隣、恒例のあじさい祭が開催。「手作り感満載」の立看板もご愛嬌、物置から出してきた継続使用の時代もの。

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イベント会社も入らず、専従の職員も無し。寄せ集めの実行委員で継続開催こそ意義があります。「あじさい祭」と言っても、休耕田・遊休農地・廃屋跡などに紫陽花を植え「あじさい園」として、地区の道端、遊休地や土手、庭先に紫陽花を植えて、この時期紫陽花の集中的な開花を狙ったもの。

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これは実家の庭、花の種類や好みの色にも「個性」が出てきます。

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これは道端、紫陽花ロードの断片。色とりどりの紫陽花よりも、白の楚々とした紫陽花の方が目立ったりします。
「白の楚々とした」と言えば、梅雨の末期から白百合も咲き始めます。

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梅雨から盛夏へ、季節がまた少しずつ動いて行きます。
あじさい祭は次の連休まで開催とのこと。



梅雨の猛暑になりました
連日九州の豪雨禍のニュースに心痛めています。東北は梅雨明けの前の猛暑、今秋は雨の1週間の予報でしたが、週後半は太陽の陽に晒されて連日の猛暑です。
果樹や野菜は5月後半から6月の低温で、平年の1週間~10日遅れと見ていましたが、多少は進むと見られます。桃も早生種は相当赤味が差してきました。

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この暑さで犬は弱り気味、日陰を選んでの散歩のようですが「急ぐ飼い主、急がぬ愛犬」で、犬の夏バテが伝わってきます。

「目的のある人間は強い」と言っても、健康上の問題も指摘されそうですが。グランドを相当なスピードで走る子供。
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長距離走のランニング練習のようです。各地でロードレース大会が行われいて、夏も開催されます。こちらでも「桃の里ロードレース大会」なるものが予定されています。それらの大会練習か、脱水症状には気を付けてほしいものですが。

豪雨と紫陽花
南東北に停滞してた前線が南下、こちらは梅雨の中休み状態ですが「九州豪雨」は目を覆うばかりです。
30年前に当時住んでいた町が水没しました。阿武隈川の水が支流に逆流し、支流の堤防が決壊、突前市街地が水浸しになりました。
当時自動車のエンジンも自動制御になっていて、電子部品が水没すると幾ら乾かしても、正常に作動しません。

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水害を慮ると、「紫陽花が見頃」などと呑気なことは言っておれませんが、まさに信号待ちや道路故事などで停車すると、まさに見頃の紫陽花が目に飛び込んできます。

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竹林の前、金網のフェンス越し、咲き競うような紫陽花です。九州の雨も早く収まって欲しいものだと東北から願っています。
九州豪雨に自衛隊も救護や応急措置のため出動していると聞きますが、指揮官の防衛大臣が一時連絡の取れない状態だったとのこと、「叩かれ」出すと何をしていても「いかがなものか」ということになります。先般の失言と都議選の敗因を聞かれて「厳粛に受け止めています」と無表情で答えていました。3軍(軍ではないと言いますが)の指揮者としての威厳のようなものは、既に感じませんでした。ミサイルが飛んでくるご時勢に大丈夫でしょうか?
野の仏
線状降水態とやら、西日本の方はまだ雨が振りやまないようです。東風と梅雨前線が心配された東北南部も南会津・新潟を中心に相当雨が降ったものの、2011年ほどの被害はなかった模様です。

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雨の降り止むのを待って農家訪問、用件の農家は大型ハウスのミニトマト農家、大型ハウスは天候とは関係無さそうですが、施設の内外で気象災害の影響はあります。これらの農家も2014年の豪雪では甚大な被害でした。鉄骨が飴のように曲がってしまっていたことを思い出します。

山間の道を進むと、石の上に石が乗った不思議な光景。よく見ると上の石の表面には何か人型のようなものが浮いて見えます。
山間の棚田、小さな水田にはイノシシ除けの電柵が設置されています、典型的な里山の暮らしですが。
推測するに上の石は「不動明王」か何かを祀った仏教信仰。台座の巨石は古くからの巨石信仰の対象、こちらは日本古来の神道的な神様の存在ですが、永年の神仏習合で一体的な信仰の対象になったものと思われます。
気象レーダーなどのない時代、大雨・洪水あるいは日照りなどは、まさに天の仕業。野にも神仏を祀って安寧を祈ったものと思われます。

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棚田と野仏の反対側には、除染廃棄物の山。気象衛星や気象レーダーによって天候・気象は制御はできないものの予測やリアルタイムの状況認識化可能になりました。
ところが人間界、制御も予測も出来ないものを別途抱え込んでしまったようです。
台風の雨
東北南部に停滞していた梅雨前線に西から台風が来ての雨。
幸い当地方では「豪雨」と言うことはありませんでしたが、山陰ではまだ雨が続いている様子です。

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日本海の方では、雨だけではなく「ミサイル」まで降ってくる非常事態。「北朝鮮委は外交ルートを通じて厳重に抗議」と、定例句の官房長官発表も、逆に北の「ICBM」である、との開き直りの様な報道の前には、全く意味をなしていないことを表しています、しからばほかに手があるのかと言われれば「米国経由の中国頼り」という何とも心もとない情況しかないのですが。

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数日前、梅雨の合間に落としてリンゴの実、「摘果」と言う作業です。果実は放っておくと鈴生りの実を着けます、鈴生りのままだと果実が育たなくて味も載らないので、蕾の段階で落とす「摘蕾」花の段階で落とす「摘花」、そして見になってから落とす「摘果」と作業を繰り返します。良い果実・悪い果実を見極めるのには遅い方がいいのですが、遅くすると栄養分が落とす果実に行ってしまいます。

一面摘果した幼果が地面に散っていますが、これも立派な生産活動。ミサイルが落ちてくるのと訳が違います。彼の国の生き残り戦略なのか、うたかたの白昼の花火大会なのか、前線の大雨同様気になります。
東北南部
6月中の空梅雨が嘘のように、梅雨前線が東北南部にかかり、細かい雨を降らせています。

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この後は台風が西から迫ってくる様相で、天気図上2011年の新潟・福島豪雨に似ているということで、前線による雨で早くも南会津では浸水被害も出てきています。
2011年の時は、大震災・原発事故に隠れてしまいましたが、JR只見線の鉄橋流出など長らく爪痕を残しました。只見川の流域の水力発電所も被害を受け、東北電力は原発が運転できず、水力発電所の被害と合わせ以降何年か株配当が出来ませんでした。
原発事故を起こした東電からすれば「軽微な損害ですね」で済むことかも知れませんが。

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台風による大雨が多い西日本の太平洋側からすると、雨量的には多くないと思われるかもしれませんが、昨年の岩手・青森・北海道に被害をもたらした台風があったように、インフラや生活様式など台風について防御体制が出来ていないので一旦台風などが来てしまうとどうしても被害が大きくなります。反面、防寒や耐雪などの備えはしているのですが。

トランプ政権は否定していますが、温暖化や気候変動などかつてなかった現象とも対峙しなければならない時代になりました。ただし、巨大津波は地球温暖化とは関係なく「都合の悪い話は聞かなかったことに」「先送り」の企業体質の問題だったと思います。
蛍と紫陽花
都議選の地殻変動をよそに、田舎のこの地区は「蛍とアジサイまつり」。もう10年、繰り返し使っている「のぼり」が今年も登場です。何事も「継続は力」です。とは言え「のぼり」も相当くたびれてきました。

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継続は力でも、力任せの党運営や国会運営に「都民の怒り」の方は、鉄槌を下したようです。ひっそりと細やかなイベントを毎年続ける「里山の暮らし」の方は、今年は蛍が飛ばないと違う意味の不安を抱いていました。

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都議会が知事は多数となると、チェック機構が利かないのではないかと、マスコミは都知事に意地悪な質問をぶつけていましたが、最近はマスコミの方が仔細なことまでチェックを入れてきます。そこを考えると、捻じれによってコトが決まらない、「反対のための反対」「足の引っ張りあい」のような議会運営よりも、即決で責任も明確なこのような体制の方がまだマシに感じられます。

人間の心変わりを象徴するような、花の色を変えて行く紫陽花。何年か前の絶頂をきわめ、その後主役の座を奪われ、その主役が醜聞に紛れても、もはやそれでも返り咲くことができなかった民進党が自民党以上に心配です。

宴の後
信号待ちで止まると、隣の建設会社の小型ダンプ、ちょっと変わった積み荷が見えました。竹にお幣束(へいそく)、紅白の幕。

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何らかの神事、おそらくこの会社が請け負う工事現場での「起工式」用意したもの。一般的には神官の御祓いの後工事関係者や施主が「えい」「えい」と草刈りや穴掘り(?)をかたどった儀式を行い、祝宴か何か。今ももっと簡素化されているのかもしれませんが。

6月30日に、強制起訴の東電の旧経営陣の一部の刑事責任を問う裁判が開かれました。上級審まで視野に入れると、失礼ながら被告の何人かは生前の確定は無理かもしれません。
被告全員が無罪を主張、彼のの東京裁判と同じで無罪を主張しないと裁判にはならないので、これは当然のこと。口を揃えて「事故の反省」を口にしたそうですが、世論や裁判官の心象を慮ってのことと思われ、これも弁護士の振り付け通りか。

「話は聞いたが学会に再検討を依頼」「報告が不明確」「記憶にない」、各被告とも立場によって返答はまちまちだったものの、津波リスクがあることは風聞にせよ認識していたようす。要は優先順位の問題で、「可能性がある」のリスクに多額の費用を拠出することは、出来れば先送りして「次の」「次の次の」担当者に任せたかった思惑か。

巨額の対策費を投じて、空振りなら(それに越したことはないのですが)社内的にも不味い、株主総会で叩かれる可能性もある、ということでしょうか。

まだ、人間界で「原子力」なる未知のしかも抑制困難なエネルギーを操るなど、「やはり無理だった」というのが結論かも知れません。
未来の科学技術に酔って、目先の利益に走った「宴の後」の後遺症があまりにも重く感じられます。