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桃の花が咲きました
桃の花1


桜と入替わるように、桃の花が咲きました。
広い福島県、高低差もあり、すっかり葉桜の地域もあれば会津若松のようにこれから桜が見ごろのところもあります。

桃畑は比較的平坦部、道路沿いにあるため一目で様子が見渡せます。林の中では忘れてもらっては困ると「花山葵」が、ひっそりと白い花をつけていました。
かじってみると、例の鼻に抜ける辛味が間違いなくします。練り山葵ではなく、これを刻んでサラダやおひたしに入れたりすると、上品でさわやかな辛さが食欲をそそります。

葉山葵1

伊豆天城の山葵も名高いのですが、福島にも人知れず美味しいものがたくさんあります。
華やかの果樹園の花の競演も見事ですが、人知れず咲く花にも目を向けたいと思います。桃を追いかけるようにさくらんぼの淡いピンク、白い梨とりんごの花。
まさに春爛漫の福島がやってきます。

桃畑4

風評被害に悩む福島と紹介されると、農家の方は風評ではなく実害ですと答えます。それだけ品質にはプライドを持っています。プライドを掛けた安心安全の追求、苦難の」シーズンがまた始まります。
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テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

里山の放射能
工藤5
伊達市と相馬市の境、宮城県とも近い阿武隈山系の里山相馬市玉野地区。雑木林、杉や松山が広がります。
約15年前この地区に土地と山林を借り、自然農法による農業を目指して移住したと言う工藤さん。こだわりきのこや山菜などで生計が立つ様になるまでは相当の苦労があったことは容易に察せられます。

今は住居周辺にきのこの発生舎や山菜を栽培する畑、原木や菌床の育成室が点在し、豊な自然の中楽園のような別世界になっていました。
生産するきのこや山菜の他にも、趣味だという山野草が咲き誇っています。林の中の泉から流れ出る水辺には水芭蕉が咲いていました。
水芭蕉9

福島駅からここまでは約1時間、福島市内では散っている桜もここではまだ蕾、梅も咲いていませんと言うことです。自生蘭の一種「エビネ」もまだひっそりと花を咲かせる時期を待っていました。

私たちが運用する農業用SCMシステムについて福島県の農林水産部林業振興課が着目し、希少価値があり高品質ではあるが、販路がない「こだわりのきのこ類」の流通システムをSCMで担っていただけないかとの打診があり、それ以来(財)福島県きのこ振興センターなどと工藤さんのような農家ともお付き合いさせていただいてきました。


東京や横浜の高級スーパーやデパ地下で、販促をしてきた「こだわりきのこ」。そうした永年の苦労も放射能災害ですべて吹き飛んでしまいました。
不可能とされる山林の除染に取り組みながら、里山の再生を期す工藤さん。除染技術も販売再開もお役に立ちたいとは思っています。
いろいろな意味で、あまりにも深い傷を負ってしまった福島県の中山間地と里山。きのこはセシウムを集めやすいと露地においた原木はすべて汚染物質として廃棄しなければなりません。
しかも焼却など個人で処理するのではなく、建設の目処も立たない「中間貯蔵施設」の完成を待ってそこに貯蔵(?)しなければならないとのこと。それまでは「適宜適切な自己管理」をしなければなりません。管理せよと言うA-4版1枚の通達を出す方はいいのですが、出された方は管理の仕方も分かりません。経済価値の失った生産物や生産資材をコストをかけて保持・管理をしなければなりません。

椎茸3

本来ならば収穫時期の自然発生椎茸が、ホダ木にまとわり付くように収穫されることなく傘を広げていました。一昨年植菌したと言う大径木のホダ木に重量感のある肉厚の椎茸です。
これをパートさんが収穫して、乾燥機で重量を10分の1ほどにして中華料理等の食材として出荷します。ここまで管理して収穫できない工藤さんも痛手ですが、職場も限られる中山間地でパートの仕事もなくなる方々も大きな痛手です。
乗り越えなければならない課題が、里山どころかアルプスのようにそびえます。

「連休中はお電話でのご対応はは停止させていただきます」東京電力福島原子力補償相談室の対応です。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

花散らしの雨
農研機構1

あれほど待ちわびた福島の春も、あっという間に駆け抜けてゆきます。
福島市の西部、会津に抜けるトンネルの手前にある農業研究機構福島キャンパス、有機生産流通システムの共同研究でお世話になっている研究機関ですが、ここは福島でも高台、今まさに満開の桜です。
さらにこの上の国道沿いに桜並木があります。そこには県の畜産の研究所があり、畜産試験場の桜として有名です。
今日はそこまで行きませんでしたが、まだ五分咲き程度でしょうか。

平場の桜は散り始め、まさに花散らしの雨になりました。

ソメイヨシノ1
雅
ソメイヨシノと雅桜

入替わるように桃に花が咲き始めました。
来年はどのような環境で桜の花を見るのでしょうか。ジェットコースターのように駆け抜ける福島の四季。
受け入れなければならない運命もあり、抗しなければならない現実もあります。


テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

展示パネル
ご案内1

福島駅西口の隣りに福島の経済団体などが入る「コラッセふくしま」と言う12Fのビルがあります。

2階にある産業界と大学の共同研究や、大学の業績などを紹介するスペースがあり、ここは福島市が管理しています。
円卓状の展示台にマクタアメニティ(株)の研究やビジネスモデル、事業のスキームを紹介したパネルがが展示されています。

パネル9

今月初め、ここのビルの会議室で開かれたシンポジュウムのために作られたパネルですが、作成した福島大学と福島市のご好意で、その後こちらで展示させていただいています。

ロンドンオリンピックも近づいてきましたが、当社パネルの隣りには陸上400メートルの日本記録保持者でロンドンへの出場を目指す丹野麻美選手のスパイクが展示されています。

靴01

このスパイクは2009年のベルリンでの世界選手権で履いたもの。前回の北京五輪は400×4リレーで出場しました。
サッカーの予選リーグの組合せが決まるなど身近に迫ってきました。福島大学陸上部には川本監督という名伯楽がいて、日本女子陸上界の中距離や跳躍などに代表を輩出してきました。
隣りにこのような展示品があるとなんとなくロンドンも身近に感じなれます。

原発事故により世界中に名前が広がってしまった「福島」、明るい話題でも名前が知れて欲しいと願っています。

テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報

私の本業です
トマト

「花冷え」とはよく言ったもので、肌寒い週末でした。
トマトも、ビニールハウスの中のシートを2重に掛けた小トンネルの中で寒さをしのいでいました。ビニールハウスの中もビニールカーテンで仕切られているので、合計4重の防寒対策になります。

こうして育てられたトマトは、6月には初夏の味覚として食卓に上ります。これは自然農法交配の「紅旬」と言う品種で、大手種苗の品種のように大量流通はしません。こだわりの品質として「安心情報」とともに売られて行きます。

自然農法といえば、薬剤の大量投与や化学肥料なく有機質など自然に近い技術で農産品を育てる手法。食品だけを対象にするわけではありません。
大内俊之さんの「スプレー菊」、花は食品である野菜などより強力な農薬を多用してきました。効率よく面積の制約のある温室で栽培できるように、連作(同じ品目を連続して栽培する)をしていますが、よれにより立ち枯れなど連作障害も顕著になっていて、連作障害の抑制のため強力な薬剤による土壌消毒を多用してきました。
土壌消毒の薬剤が使用禁止になったあと土壌中の微生物を増やすことによって、健全な栽培土壌を確保し連作障害を防ぐ手立てを講じた大内俊之さん。
苗も購入せずに「挿し苗」という自前で苗から作る方法も支障なく実行できて、以前よりも相当のコスト抑制も図れていると言うことです。

菊0
花は風評被害が無くていいですねと言うと、さすがに「地元では花は売れなくなった」と言います。放射能災害による打撃により、生活の中に花を飾るような余裕が無くなってきているではないかと言うことです。確かに今の福島は「生活に花」どころではありません。

大内1
この業界特有の逆風もあります、重油値上がりはとてつもない経営上の試練だそうです。
でも、多くの同業者が連作障害を克服できずに廃業して行くなかで、微生物を中核にした自然農法技術で花栽培をを存続できることをほんとうに喜んでいただきました。

粗大8
ハウスの片隅に山と積まれた乾燥した葉など輸入品の粗大有機質、残念ながら福島では落ち葉利用などが当面できません。このような粗大有機質を入れても、土中微生物あるいはEMペレットなど微生物資材を混入することにより発酵分解が促進されます。ですから、ハウス栽培・連作に付きまとう高濃度の硝酸態の緩和も容易です。すべての場合でEM発酵鶏ふんの使用が良い訳ではありません。

別に花や施設栽培に限ったことではありませんが、このようの資材提供や技術指導が実は私の本業です。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

間の悪いこと
rラジオ福島03

福島市内のラジオ局、ここで毎年恒例の桜祭りがあります。ちょっと盛りを過ぎた大物演歌歌手や(社長解任騒動の人ではありませんが)チョイ売れの芸人たちを呼んで毎年華々しくイベントを行っています。
今年は先週末でした。残念ながら蕾の下の桜祭りでしたが、ここに来てようやく桜が咲き誇りました。見る人は限られていますが、今年も立派に咲きました。間が悪くなどとは言いますまい、自然は人間の都合どおり動いてくれないものと決まっています。
今年は猛暑でないことを願っている人も多いようですが。

気まぐれな季節に翻弄されながらも、きゅうりはようやく育ってきました。2週間前の強風であちこちビニールが破れましたが何とか応急処置で凌ぎました。

きゅうり6

ソメイヨシノのピンクもいいのですが、有機栽培特有の淡い緑もきれいです。化学肥料の濃い緑色の葉から見ると弱々しく見えてしまいますが、その分根が地中に力強く張っていきます。
化学肥料のように肥料成分を簡単に吸えない分、根が強靭に土中に入り込みます、やがて無機化した肥料成分を吸収しながら力強い蔓、葉、そして実をつけて、今のきゅうりは7月まで収穫が続きます。
ちょっと専門的になってしまいました、味覚が決定的に違うきゅうりがもう直ぐ出荷できます。

テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

福島の放射線量
ポリ_0013

福島市を東西に隔てる鉄道線路、桜の後方に見えるのが東北新幹線の高架、時々桜のペイントを施した新幹線が通ります。思えば震災で被災した東北新幹線の東京・福島が復旧したのが昨年の今頃の時期、通常のダイヤとは違う特別編成で、ネットの路線情報検索では正確な乗り継ぎ情報が得られず、ずいぶん苦労して首都圏の顧客に放射能でご迷惑をお掛けしていることをお詫びし、今後の対応を検討していたことを思い出します。

東京電力の損害賠償請求で、相当程度原発事故と因果関係が認められる支出については賠償の対象になると、この出張も賠償請求に入れましたが、原子力災害の出張であると言うエビデンスがないから賠償の対象にはならないとのこと、例えば議事録はないのかと言う頓珍漢な返答でした。

大震災による交通機関の暫定的な復旧時で、放射能災害によって首都圏での販売が激減しているときに(例えば青果市場で福島産イチゴ1パック10円など)通常の営業活動などで首都圏に出向くはずがなく、また通顧客訪問で議事録など作成するわけはないのですが、このようなことも言い出す「東京電力」という会社の異常性を見る思いがしています。許認可によるの公益事業で地域独占、株式会社とは言え業務上のコンペチターはなく特に気を遣うのは監督官庁、しかも天下りの受け入れにより身内同然。これでは一般的な社会通念など通じるわけはありません。
私の交通費くらいならば苦笑いでも済みますが、故郷を追われ、職を失った方が大勢いる福島です。放射能を心配しながら風評被害に苦しむ個人、企業は膨大です。

話しがだいぶ横道にそれました。
写真の桜は福島市の東西を結ぶ西町陸橋脇にあるポリテクセンター、昔流に言えば職業訓練所の桜で、姉妹では隠れた桜の名所です。


福島工場14

跨線橋を渡り市街地の西側に来ると工場の看板に大きな線量計が付いています。
福島と言う日本の都市部でも、日常このような風景が出現し、放射能と共存することが当たり前になりました。
人口は相当数減少しましたが、子供も含めまだ大勢の市民が暮らしています。

原子力賠償機構の下川辺委員長が、東電の会長就任が固まったようです。東電一時国有化の第1歩です、マスコミは「弁護士として企業再生を手がけてきたが、経営手腕は未知数」と伝えています。
まずは、従来の東電と異なり一般的な常識を介する人であればまず良しとすべきでしょう。マスコミや政府の前では頭を下げて見せるが、こと被害者や被災地に対しては悪徳弁護士・御用学者を配し、非常識極まりない対応しかできないような企業姿勢の改善から復興や新たなエネルギー供給のシステム作り始まるものと思っています

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うれしい春
やなぎ3
桜を待っていて気がつきませんでしたが、もう柳がずいぶん青くなっていました。春は駆け足で来てくれたようです。
その桜も、ようやく開花しました。

桜咲く2

東京ではもう葉桜でしょうか。青空を映してと言いたいところですがこれからも曇る日が多いようです。
「花ぐもり」「花冷え」と言う言葉があり、この季節はこのような天候なのかも知れません。それはそれでなかなか風情があります。

そして、今日嬉しいものに出会いました、ツバメの営巣です。別に東北地方の4月5月には珍しいものではありませんが、昨年はよく巣をつくの軒先にツバメが来ませんでした。
放射能を嫌ってこないのでは、と囁きあったものでした。よく言われることはツバメは火事のでる家には来ない。ですからツバメが来なくなったら火事には気をつけろといわれたものでした。

ツバメ6

沈む船からはねずみが逃げるとも言われます。科学的根拠はどうか分かりませんが、動物には特有の勘が働くと言われています。
とにかく今年は戻ってきたツバメを見ました。去年ツバメが来ないことを心配していた農家の軒先を覘いてみようと思います。そこにも来ていると良いのですが。

桜も咲き,柳も芽を吹き、燕も来ました。いつもの春に戻りました。
あとは、「原発」です。

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ようやく遅い春が
福島でも桜がほころび始めました。例年より6日遅れの開花と言う情報ですが、何かもっと遅れているような気がしてきます。
ともあれ、週末は満開になりそうです。

桃は桜から約1週間遅れ、それから1週間遅れて梨、そしてりんごと続きますが、開花の遅い年は間隔が狭まるようです。
大内果樹園さんの梨も遠からず開花しそうなくらいに花芽が膨らんできました。

梨09

大内さんの果樹園の隣りに、除染の試験栽培などに使用するパイプハウスが立ちました。
指揮を執るのは「浪江」から「白河」に避難中の金澤さん。先ほどの果樹園の除染と手伝った浪江からの避難の皆さんの紹介で駆けつけてくれました。浪江でも農業の傍らでパイプハウスの設置の仕事もしていたそうです。

金澤7

聞くところによると、金澤さんの自宅周囲の線量は1時間当たり5μSv、除染をしたとしても住むには厳しい数値です。借り上げアパートに住んでいるそうですが、同居している90歳近い母親に家に帰りたいと言われるのが何より辛いそうです。仮設住宅より借り上げアパートに住めた方が幸運と言う声もありますが、分散している空き部屋に住む以上地域コミュテイは全く存在しなくなります。
相互扶助でなり立っていた地域コミュニティの村社会はやはりかけがえのない存在のようです。

関西電力の「大飯原発再稼動」は、どうも相変らず噛み合わない議論が続いているようです。「安全は確保した」と声高に叫ぶのは政府と民主党の幹部のみ、原子力村の方からはあまり声が聞こえてきません、何を言っても「何を今更」で相手にされないのか、政治家を弾除けに使っているのでしょうか。こちらの村社会も相互扶助だけはしっかりあるようです。



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非日常と日常
標識1
日常、車を運転していると、従来では考えられないようなサインを目にします。
福島市から昨年最初に規制値以上の汚染米出た二本松市小浜に抜ける途中、団中にはこのような案内板が固定されていました。簡易的な物ではなく金属の固定式「応急仮設住宅団地」とありますが、こうなれば応急でも仮設でもなく村が引っ越したことを明示しているようです。



仮設02


仮設に入られた方にお伺いしてみると、ここの仮設は作りがしっかりしているのでここに当ったことは「不幸中の幸い」、ただ、交通アクセスが良くないのでやはり車なしでは生活が成り立たず、特に高齢者は困っているようです。通路の舗装もされた仮設住宅ですが、突然ダクアウトが現れたりゴミ置き場の後方にバックネットが有ったりします。
仮設住宅が建つまでは運動公園だったのが分かります。

ダックアウト3
ネット4

福島では、緊急時・非常事態が日常に溶け込み始めました。避難者の皆さんが少しでも平穏に暮らせる環境環境は望ましいのですが、「非日常」が「日常」になって行く底知れない不安の感じているのでしょう。

福井県大飯でも、再稼動を巡って政府、自治体、電力事業者。または電力需要者、周辺自治体と水面下で攻防が続いているようです。政府には「エネルギーの安定供給」それ以上の国民に対する責務が存在するような気がするですが。

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果樹農家の憂鬱
原子力災害以後、農業経営もその多様性に気づかされます。
4月7日放放射能災害に関わる食の安全のシンポジュウムに出席したとき、同じパネラーとして「観光農園」の方が参加されていました。
観光農園は農業ではなく観光業、そう言われればそうですがお聞きしてみると農業的な被害と観光業としての被害が両方あるようです。

ぶどう3

もちろん食糧生産ですから、除染はしなければなりません。ここのぶどう園もきれいに表皮が剥離されていました。
しかし、観光農園のもぎ取り体験はまさにアウトドア、果樹園内の空間線量も下げなかれ場なりません。となれば、手っ取り早いのは表土剥離ですが、物理的にも費用的にもとても困難が伴います。
昨年も「果樹農家は一刻も早く表土を取り除かなければなりません」と打ち上げて失笑を買った研究者がいましたが、とにかく観光客は、学校のグランドや公園のような除染を要求します。

さくらんぼ5

例年だと今の季節はさくらんぼの予約が埋まる季節、埋まるどころか震災前の1割程度の予約状況で、旅行代理店そのものが企画を立てないのですから集まりようもありません。ここから大型バスで1時時間も走れば山形県の置賜地方、南陽、上山、天童、寒河江とまさにさくらんぼロードが続きます。
「何でここで」わざわざ、と言われるとなにも言えなくなるということです。

看板001

これから、もも、ぶどう、なし、りんごと初冬までの生産スケージュールが続きます。個人販売でもとりあえず敬遠されがちな福島産。青果市場でも去年のももは記録的な安さでした。
季節が進むにつけ果樹農家の憂鬱は続きます。

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梅は咲きました
<ウメa href="http://blog-imgs-45.fc2.com/e/m/o/emorga/201204121843205cb.jpg" target="_blank">果樹園6


ようやく福島は梅が満開です。
桜は蕾がが赤みが買ってきましたが、開花はまだです。今週ではなく来週末が花見の盛りでしょうか。
青いシートで花見の場所取りとは行きませんが、ようやく今年は遠目の桜くらいは楽しめそうです。陽気に誘われるように色々なものが出没します。
果樹園越しに見る吾妻連峰も、春独特のやや霞んだ遠景です。例年より多い残雪も徐々に減ってゆくと思います。

白バイ2

白バイも側道から獲物を探すように飛び出すタイミングを計っていました。少しずつ福島もいつもの春に戻ってきたのかもしれません。

神奈川県平塚市の方からお電話を頂きました。「放射能汚染についてについて本を読んだらあなたのことが書いてあったのでお電話しました」とのことでした、健康被害に及ぶことなので私の知見の範囲でお答えはしました。
そのような本に出ているとはつゆ知らず、聞けばまずはそれなりに名の通った出版社、このところ書籍購入はアマゾン専門になっていたので久方ぶりにロードサイドの大型書店をのぞいて見ると、コーナーにおびただしい数の福島本、原発本。楽観派から悲観派、脱原発から再稼動容認までまさに百花繚乱、「何でお前まで、便乗でしょう」も多数あるのはご愛嬌としても、まずは「商魂」には感心してしまいました。




テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

被災地の風景
栽培を諦めた風景を見ると心が痛みます。特に果樹は何年も掛けて樹木を育ててきたので、伐採してしまうと何年も収穫できなくなります。
果実でも干し柿、乾燥させることによって重量が減り、結果的にセシウムが濃縮するので放射能の検出が心配される産品です。

柿4
生産を諦めて、柿の木を切ってしまう農家も数多く存在します。貴重な冬の収入源を自ら手放すことになってしまいます。柿の木だけで干し柿が出来るわけではありません。加工場や乾燥施設も無駄になってしまいます、セシウムがいろいろな仕事を奪って行きます。

東電7

撤退したコンビニに事務所を構える、東京電力の福島原子力災害損害賠償相談センター。損害賠償についての相談に乗るところではありません。自分で作った損害賠償請求書の記入様式を説明するところです。記入内容の説明ではありません、「それはここでは判断しかねる」と言うことで、とりあえず記入して損害賠償を請求して、請求が認められるかどうかは本社の判断だそうです。
それが嫌なら、調停にでも裁判でもお好きにどうぞと言うことで、悲壮感漂う被害者をよそに誠にお気楽な仕事場です。

浪江町の馬場町長が以前から口にしていたことですが、国や県が放射能の拡散予知システム「SPEEDI」のデータを公表せずに避難者に無用の被曝をさせたことに対して刑事告発をする姿勢を見せました。
もともと、国・県・東電が、お互いに責任を擦り付けるような言動が目に余っていました。いずれにしても被害の元凶は東電にしても、国策で原発を推進してきたのは国であり、それを選挙で選んできたのは国民でしょうと言っても、絶対安心と言い張ってきたのは国と電気事業者なので、現実的に国民はだまされた被害者ということになります。

いずれ、国民など言い包められるものという認識だったのでしょうか、そこから「業務上過失致死傷」の告発が上がりそうです。もたれあいの構図が少しずつ変わってきそうです。

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風評被害
スーパーマーケットの業界団体にいる知人から連絡が入りました。同団体が実施した小売各社に実施したアンケートについて情報を頂きました。
積極的に福島産の農作物を取り扱うところは少なく、一般のスーパー等リアル(実際に商品を並べる)の小売業態では、「まだ消費者の理解が得られていない」と言う判断で事故前のような品揃えには、まだまだ至らないようです。
通販では「福島産を扱う」と言う反応が多少あったといいます。通販は在庫を持たない、つまり注文が来なければ仕入れを起こさないので、「売れませんでした」で事が終わってしまいます。意地の悪い見方をすれば「被災地支援」だけを大々的に打ち上げ、商売上のリスクは負わない事になります。したがって「風評被害」の実態はまだまだ根強いといわざるを得ません。

きゅうりハウス9
 福島県伊達市 無事に育っています。これから蔓を伸ばします。

4月の中旬を迎えますが、福島ではまだ桜が咲きません。平年より1週間程度の遅れでしょうか。それだけ今年の冬は寒く長かったといえます。春の農作業も遅れ気味ですが、遅ればせながらきゅうりも育ってきました。
燃料の高騰もあって、苗つくりや植え付けも例年より10日程遅くしています。

きゅうり1
  葉の周囲が少し縮んでいるは寒さに会っているからです。これから暖かさとともに、すくすくと伸びます。

福島では先週強風が吹き荒れました。ビニールハウスも被害を受けました。一箇所でも風を抱いてしまうと、パラシュートのような現象で、被害は加速度的に広がります。そして人間はじっと風が止むのを待つしかありません。
そのようにして育てた野菜が、風評により売場に乗ることすら制限されます。
「風評被害と呼ぶことを止めよう、風評による被害者が農家ならば消費者が加害者になる」先月のあるシンポジュウわけの分からない講演をしていた研究者がいました。この非常時になんと安易なロジックを考えることよとあきれて聞いていましたが、加害者の存在しない被害というのもこの世にはたくさんあります。
しかし、原子力災害の風評被害には加害者が存在しないかと言うとそうでもなさそうな気がします。
何を表明しても、国民から信頼を得られなくなった政府機関、あるいは無為無策をまる出しにしてしまった御用学者たちの研究機関。

福島の農家の苦悩と苦闘は、まるで「底なし沼」のようにのように、まだまだ続きます。

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原子力安全委員全員留任
今日は桜の木を買いました、今度高校に入学する娘の記念樹です。中学校の入学時は柑橘系でしたので今回は落葉樹にしました。あでやかに濃い桃色の花をつける桜にも心誘われたのですが、選んだのはシンプルに「染井吉野」。実は庭にはもう1本桜も木があります、これは「雅桜」と言って息子が小学校に入るとき植えたものかなり大きくなっていて、この冬除染もかねて大胆な枝下ろしをしました。
「雅桜」というネーミングに惹かれて買ったのを覚えています、。その後調べてみると、雅子妃にあやかった命名だそうですが、子供は雅とは程遠い育ち方をしてしまいました。

桃の木6

これは、桜ならぬ桃の木、除染のためきれいに皮を剥かれました。樹皮を剥いた桃の木など見慣れないので、ちょっとグロテスクですが来月には桃畑が文字通り桃色一色に染まります。

木の又4

さて、話題は桜に戻ります。日本人が桜を好むのは、散り際の潔さと言われています。満開のあとは一斉に散り始めて葉桜に変わって行きます。未練を残さずきれいに去るのが日本人の美徳とされていますが、原子力安全委員の皆さんはそろって留任とのことです。
でたらめ委員長こと斑目委員長も辞意を表明していたようですが、首相の留意を受けて再任と伝えられました。震災後有名人を集め鳴り物入りで出発した「復興会議」は、いつのまにか会議がなくなり、この度解散とのことです。首相が前首相の置き土産を好まなかったとも伝えられますが、世界にに恥をさらした原子力安全委員会をそのまま再任と言うのもどうも解せません。下々から窺い知れない何かがあるのでしょう。すっきりしない天候が続く福島、気持ちよく晴れるのはいつ頃でしょうか。


テーマ:これでいいのか日本 - ジャンル:政治・経済

福島の春
小学生
今日は福島市の小・中学校は入学式、新学年のスタートです。
昨年は震災で傷んだ校舎や、避難で入学式の出来なかった学校も多数あり、実態の見えない放射能の影響でマスクで登校したことと比べると、多少の落ち着きも出て来た新年度です。
午前中は桜の花吹雪ではなく粉雪が舞いました。まさに「逆境の福島」を象徴するような船出です。
西からは桜の便りも聞かれますが、まだこちらはお花見には程遠く、冬の花が「まだ譲るものか」と咲き続けています。梅がようやく、一輪・二輪がほころんで来ました、これから桜や桃と一気に花開くことを期待しています。
そして何より、福島の子供たちが放射能の影響を受けず、健やかに育つことを祈って止みません。

椿

梅の木8


なかなか来てくれない春のように、福島の復興も思うように進みません。「除染作業等による就労機会も増えた」などとも言われますが、もっと前向きな仕事でないと経済の底上げになって行きません。


桃の切り跡2

桃の栽培を諦めた畑も見受けられます。東電の補償は遺失利益によるものなので、栽培を取り止めれば何の賠償も支払われません。チェーンソーで切られた樹は撤去され重機で根が抜かれ更地になります。
「精も根も尽き果てた」、果樹農家のため息が聞こえるようです。でも、負けてばかりいられません。
明日は福島市で福島大学の緊急フォーラムがあります、テーマは「みんなで考えよう福島の農業とおいしい農産物」。

「農業再生のための、生産・流通のスマートモデル化 幕田武広」。わたしも及ばずながらパネリストの末席で参加させて頂きます。7日13:30~コラッセふくしま4Fホール。今までの研究をもとに、少しでも未来に希望の持てる話が出来ればと思っています。

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東電の不都合
東日本大震災の最大の被害者は、命を亡くされた人を別にすれば(株)東京電力といえるでしょう。
世界最大の民間電力会社といわれ首都圏とその周囲の電力をまかなってきた総合力は日本を代表する企業そのものです。それが、特異な気象災害により被災し施設を破壊されたのにとどまらず、引き起こした放射性物質の飛散と被災原発廃炉の費用などにより、天文学的な出費を余儀なくされています。
悪いことは続くもので、円高と中東の政情不安などにより記録的な原油高になりました。そのため頼りの火力発電のコストが跳ね上がり、電力料金の値上げに依存せざるを得なくなりました。客観的に見れば値上げやむなし、がんばれ東電!となるはずですが、原発事故後の不手際、原発事故を契機に問われた企業体質からか、同情の声がどうも湧いてきません。
きょうの新聞でも、「東電夏のボーナス見送りへ」と言う記事が出ていましたが原発事故の被災地の感覚から言えば、退職金や企業年金が出ることすら不可解極まりないことです。「事故と労働者の権利とは別」「事故後もエリアへの電力供給は続け最低限の責務は果たしている」と言うことかもしれませんが、この状況下でも電力料金値上げについて官・民から相当の反発があることからすると、東電への不信と不満はかなり深いものがあるといわざるを得ません。

三原2

私のところにも、東電から「損害の賠償が出来ない」という通知が来ました。文部科学省の損害賠償審査会による中間指針に沿って弁護士、税理士と協議の結果支払い要件には当たらず、また、遺失利益の賠償によって財物の賠償は果たしているということです。ところがその遺失利益の賠償について終期は明示されず、終わるときには連絡しますの記載のみ。いまどきは詐欺師でもうもっともらしい口上を考えるでしょう。

中間指針はあくまでも指針で、賠償の範囲を制約するものではないと言っています、あとは個別の状況判断ですが、今回個別の内容を聞いてくる素振もありませんでした。それで、異議があるならば「調停」でも「訴訟」でも勝手にどうぞとのことです。それはそれで言われなくとも勝手にさせて頂く訳ですが、相当数の調停依頼や訴訟が乱立するものと思われます。
東電は表に立たず、お問合わせは弁護士へ直接ということでした。このようなことになれば、弁護士にとっては願ってもないもない特需には違いはありません。

福島県は原発立地地帯であったがゆえに、原発の職員と家族も大勢住んでいます。周辺部からは避難していますが避難先でも原発関係者は肩身を狭くして暮らしています。私の知人も南相馬から避難して来ている野菜農家がいるのですが、息子が東電勤務とはとてもいえないそうです。かつての自慢の息子もいまや国賊になってしまいました。

監督・中央官庁にはひたすら低姿勢、被害者や電力需要者には高圧的にと言う東電の姿勢が変わらなければ世論など味方に付くはずがありません。
実は私は、そもそも原子力政策は国策で、想定以上の気象災害で原子力発電所も被災し重大な事故につながり、その後の対応に不手際があったことは考慮するとしても、すべての責任を民間企業に求めることは「如何なものか」と思っていました。思っていましたと過去形にしてしまうのは、その後の対応があまりにも杜撰極まりなからです。

8,000億円に及ぶ賠償費用を国に申請しながらも、支払い予定といった日に支払が行われずに、理由は「支払に不都合が生じた」を繰り返すのみ。オペレーションセンターなどには「謝り役」しか置かないのが常識で、たぶん急遽かき集めた「パート」かせめて「契約社員」でしょうが、かつて「みずほ銀行」がシステムトラブルで多くの企業取引を混乱せ社会問題になった例もあります。この不都合がシステムトラブルではなく、資金不足による信用問題に関するものならば、昭和恐慌の鈴木商店の例を引くまでもなく日本経済に大打撃を与えます。国がついていると言っても、オペレーターのお姉さんやおじさんの「支払が出来ないことしかわかりません、ひたすらすみません」の隠匿で済む話ではありません。

とりあえず、遠からず実質的な東電の経営権は国に移るでしょう。「福島の再生なくして日本の再生なし」首相の真価が問われます、その前に解散がなければですが。



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セシウムとの闘いは続きます
食品で100ベクレル、昨秋案が浮上した時には厚生労働大臣のスタンドプレーといわれましたが、大きな混乱もなく導入されたようです。
もっとも突然高線量の食品が出てきます、これからはイレギュラーでの出現を想定しなければなりません、この冬の雪でセシウムの移動も相当あったと思います。
ここは線量が高くないので大丈夫と思っていたところに突然現れます。雨量が多い地域でのセシウムの動態は人類は多く経験をしていません。


須賀川2

今年作る予定の水田でも、調査事業が始まりました。線量を測りながら穂になり玄米になるまで、土壌と稲を追いかけます。
どうやらセシウムの動態は水が大きく作用するようです。牧畜と山林と小麦地帯のウクライナ・ベラルーシとは大分違うことを想定しなければなりません。

昨年立てた仮説をひとつひとつ実証する1年になります。

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東京電力と損害賠償
飯館村から避難している知人が東電を提訴しました。
本人から聞いたのではなく、報道機関からの情報をネット上で知りました。今日から24年度が始まりますが、我慢強いといわれてきた福島県人も、そろそろ行動を起こし始めたようです。

今まで、住民側からの情報発信に多少違和感があったのが「誰この人?」としか思えない人が、このときばかりとTVやメディアでパフォーマンスを繰り広げてきたこと。地域や社会活動家としてとんと聞き覚えのないいひとが、○○の代表としてメディアに出で、苦悩する住民代表としてVIP扱いされていました。メディアとしてもセンセーショナルな方が商売上都合がいいわけで、共存共栄の関係だったのでしょう。
むろん多くの人たちがこれを機会に声を上げるのは全く悪いことではありませんが、その見解が多くを代弁していると思われても困ってしまいます。

ここにきて、「情報の取捨選択」が進み、国民の関心事も「フクシマ」から「自称霊媒師」「あっちゃん卒業」に移って来ているようで、打ち上げ花火がごとき活動家、実践家はメディアからも地元からも飽きられたようです。


東電相談8
  福島市の東電損害賠償相談センター 賠償に土日もないのですが、ここはしっかりと休んでいます
  日曜や休日にしか相談に行けない人も居そうなものですが

そのようなパフォーマー訴訟はともかく、原発事故後の非常事態の情況が固定してくるにつけ東電や政府の賠償や支援の「影」も目に付くようになりました。飯館村の知人の「提訴」も被災者の現実が、東電の賠償とかけ離れたものに映るからでしょう。飯舘村は典型的な中山間地、広大な森林と農畜産業以外主産業もない村で知人たちは永年地域活性化に取り組んでいました。国や行政の方針に比較的従順だった彼等も堪忍袋の緒が切れたようです。
報道によると、東電の慰謝料は実態を反映していない「生活基盤を失った苦悩や不安が考慮されておらず不十分だ」と言うことです。

この件で知人と話してはいないのですが、私たち農業関連産業を含めて、大勢の被災者・被害者が抱えている問題です。
私たち事業者に対する賠償も、いわゆる「遺失利益」の賠償。収益を損ねた分は賠償するという考え、農家に対する賠償も同様です。粗利から経費をを差引いた分についての賠償は事業者の実態に即していません、事業は事業資金が回ることで維持できるわけで、利益分だけを補填されても当面の生活費が出るだけで事業の存続は不可能になります。賠償期間も当面の間として特に規定はなく、中断していたものを「では始めてください」といわれても経済活動は事実上不可能です。
その期間中の機械設備や販売機会の休止は、事実上事業の存続の停止と考えなければなりません。

立札5
東電損害賠償損害センターの道向かいは皮肉にも福島市健康保険センター 前庭も除染作業を終えていました


東電の損害賠償センターの係員は、毎日除染をどのような気持ちで見ていたのでしょうか。交渉をした実感としてはセンターの担当者は実質何の権限もない「謝り屋」で、東電本体に鎮座する、弁護士・税理士の実態がちょっと酷すぎるというのが印象です。文部科学省で賠償指針を取りまとめた内容が禅問答のようなもので、それをタテにエビデンスと称して社会通念と乖離した文書を求めたり(例えば営業活動中の議事録)交渉は姿勢はまさに悪徳弁護士・税理士の極みといえます。東電にカネで資格を売った存在といわざるを得ません
事故から1年以上も経過し年度もさらに改まり、非常事態も日常化してくると今まで通り耐え忍ぶだけではなくなります。全国に皆さん、福島のこれから、見ものですよ。


森合公園
各公園に設置されている空間線量計 こてを見るとスターウォーズのロボットR2-K2を思い出します


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