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幕田武広

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皆さん良いお年を迎え下さい
烏賊人参02

とにかく今年が暮れます。

「激動」「激変」「衝撃」どんな言葉でも表せないような2013年がもうすぐ終わります。

期せずして、このブログも被災地リポートとしてもリンクしていただき、多くの方に読んでいただいたと(勝手に)思っております。

来る2012年は再起の年になります。再起と言っても何の目算も見通しもありませんが、なんとしても立ち直ななければなりません。

福島の冬の定番「いか人参」も美味しく出来上がりました。
暮れの野菜売場に行っても地元産の人参ではなく、青森産、茨城産が幅を利かせていました。
悲しい光景ですが、このようなことを引きずらないようにがんばらねばなりません。

来年も駄文を書き連ねます、多くの皆様にとってそして福島県見にとっても良い年でありますように。

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テーマ:大晦日 - ジャンル:ブログ

あの日は突然やって来ました
その日は中学校の卒業式でした。
いつもより早く学校から帰る帰る娘を診てもらうために、掛かり付けの総合病院の小児科に行く予定でした、小児喘息で市街地のマンションから郊外の戸建に越して6.7年になります。
4時の受付終了に間に合わせるため出掛ける準備をしていた最中に、揺れは突然来ました。
長い長い揺れが続きました、食器棚から食器が飛び出してきます。無理の抑えると扉のガラスが割れそうなのでもう食器は割れるに任せました。
一旦収まり表の公園に出るとやはり同じように早く帰宅していた中学生が避難に出ていて泣いていました。同じ程度の揺れが何度か続きます。

地震2
       近所のマンホールはここまで浮き上がりました
       アスファルトが千切れたゴムのようです

息子は小学6年生、間近に卒業式を控えていましたがすべての行事が中止になりました。
誰かに祝ってもらうことなく後日職員室で教頭先生から修了証書をもらいました。そして天災だけではなく放射能災害が追い討ちをかけます。

そして、その年ももう暮れます。平成で一番長い日23年3月11日、地震、津波、原発事故、風評被害『天』はいつまで被災者に試練を与えるのでしょうか。

テーマ:地震・津波 - ジャンル:地域情報

新「除染技術」の兆し?
EMオーガアグリシステムの堆肥生産をお願いしている酒井養鶏場霊山農場さん。
鶏の飼料は外国産ですが、もみがらも使うため堆肥の放射線量にももちろん気を使います、もともとここは飯舘村に隣接し空間線量が比較的高い地域です。

酒井堆肥6

農場の方が線量計で場内を見て回っていると、線量の低い場所があると言います。逆ホット・スポットでも言うのでしょうか、とにかく低いに越したことがないので、そこで作業している方は喜んでいるそうです。

その場所が堆肥生産する区画、周りは山なので普通は除染をしても効果が出にくい立地です。確かめるため現場に同行すると(写真では見難いのですが)0.4μシーベルト、場内は1μシーベルト前後、農場の方も「1/3とは言わないがいつ量ってもそのほかの場所から見ると半分程度」と言います。

線量系

堆肥化つまり有機質のEM発酵と放射性物質、因果関係は分りませんが、一つの事象としては紛れもない事実。いろいろな事象を積み上げて、傾向と対策そして放射能災害の克服に進みたいと思っています。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

鎮魂
DSC_0003.jpg


冬の装いの果樹園、雪化粧をした山が見下ろす日本有数の果樹の産地です。
高架は新幹線、春の連休過ぎにはもも畑のピンクの花、りんごの白い花を見下しながら列車が突き貫けてゆきます。
その頃には水田にも水が入り、太陽に反射し果樹園とのコントラストが鮮やかです。

数日前この地域に衝撃が走りました。果樹農家がりんご畑で自ら命を絶ったとのこと。
メディアではとりあげられませんでしたが、ネットを通じて情報が流れました。年末の支払を前に東電から賠償が無く命を絶ったとのこと、なぜか新聞には載りませんでした。

ネットの書き込みでは、その程度の借金でとか土地がありながらとかいう声がありますが、それで割り切れないのが農家のメンタリティです。まして、原子力災害以来真剣に農業に向き合ってきた人ほど多くの悩みを抱えています。もう、ここの農家は皆「鬱」だと冗談めかして言う地域のリーダーもいます。

精も根も尽き果てたのでしょうか、それとも東電に対する抗議でしょうか。
とてもとても痛ましい出来事です、どうぞ心安らかにお眠り下さい。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

爪あと
原発事故に関する事故調査委員会の中間報告がでました。おおむね突っ込み不足と言う指摘はありますが、東電と国の責任、初動の遅れ、人為的ミス、情報の発信方法、原子力ムラの馴れ合い等、当たり前と這いえ指摘らしい指摘は見て取れます。北朝鮮よりはまだマシなチェック体制は働いているということでしょうか。

冬の海

しかし、福島県にとって3.11の傷はまだまだ生々しく残っています。
相馬市松川浦から望む太平洋、穏かな冬の海に見えます。地震による地盤沈下によるものか、津波による防潮堤の破損によるものか、満潮ともなると生活道路にも海水が上がってきます。ここは生活道路でもあり市場から海産物を運ぶ産業道路でもあり、夏は海水浴や潮干狩り客が列を成す観光道路でもありました。

この先の漁港には放射能の海洋汚染の影響で、出航できない漁船がひっそりと碇を下ろしています。
厳冬のなぎさにも春は来ますようにと祈るばかりです。

テーマ:地震・津波 - ジャンル:地域情報

厳冬の福島から
全国的な寒波、もちろん福島も相当な冷え込みです。

この寒さのなか、福島県庁にほど近い公園でテント生活をしている人がいます。
東京都新宿区に自宅のある飯村さん30歳、ホームレスではありません。東京では介護の仕事もしています、夏は北海道の斜里で農業の手伝いもしているとのこと。

飯村1

原子力政策に疑問を持ち、青森の六ヶ所村を訪れたときに地元の農家がEMを使った農業をしているのをみて、勤務する施設で生ごみ用のEMぼかしの生産を始め普及活動を行ってきました。

その経験から福島で「お役に立てないか」とボランティアを志願して駆けつけてこられた方です。
放射能と言う元素の世界に素手で立ち向かおうとする元気は、凄くもあり危うくもありますが、結果的にとてつもない惨事を引き起こした「原発」、そこから得られてきた電気により暖かく快適な生活を満喫してきた国民。寒さのなか登山テントと寝袋で凌ぐ生活は快適さに慣れてしまった日本人に何かを投げかけているようです。

快適さを求めるのは人間の本性ではありますが、代わりに差し出すものの大きさも考えなければなりません。


テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

師走の休日に
それにして、もとんでもない1年でした。

穏やかな新年から、寒を過ぎ日脚も伸びて春の兆しが見え始めた3月11日。以来、生活も仕事も一変してしまいました。
3月11日は金曜日、その週初めは東京で農産物の商談をしていました。季節はずれの大雨の中訪問先に向かったことを覚えています。
夏場の新規の取引や都合によって途絶えていた納品の復活など、いくつかの手ごたえがあり今年のシーズンに大きな期待ができる実感がありました。

そこに降って沸いたような「未曾有の大震災」、その後の放射能災害と状況は一変してしまいました。
情報は寸断され、福島はまさに「負」集積。民間では成すすべもありません。国や県も非常時にこれほど当てにならないものかとただ呆れるばかり。

震災直後は1年辛抱すれば展望は見えてくるはず、「どうにか1年凌げば」と考えていましたが、震災から9ヵ月半、セシウム汚染が次々現れ、事態の収束が見えてきません。

農家が東電に直接賠償を請求する訴訟も起きてきました、もちろん裁判でどうにかなる問題ではありませんが、いても立ってもいられない農家の心情もよくわかります。

負けれたまっか4

今のところ、心の拠りどころはこの額の文字でしょうか。
「がんばろう!福島『負けてたまっか!』」
裏づけが何もなくても、当分この言葉を念じて生きて行くしかなさそうです。
個人的な出来事も含めて、激動の1年でした。檄動の1年という言葉が陳腐なほどまさにとんでもない1年がもう直ぐ暮れます。
昨日は冬至、「夜明け前がいちばん暗い」といいます「暗極まれば明となる」ともいいます。今日から少しずつ明るい時間が長くなってゆきます。少しずつでも福島に陽があたる時間が長くなりますように。

テーマ:福島県 - ジャンル:地域情報

仙台も寒かった
アグリビジネスフェアに出展してきました。仙台も小雪が舞い、さすがに寒いです。

このフェアに参加するのは第1回目に参加して以来ですので8~9年ぶりでしょうか、途中フェア自体開催しなかった年もあったようです。

過去の記憶よりも随分洗練された印象があります、「農業技術」の紹介よりもシステムに関するものが多くなりました。「うちの肥料は効きますよ」的な商品紹介はもうありません。

パネル6

かく言う私たちのブースも要は要はシステムの紹介なのですが。

バイオマスと生産・流通の効率化、思いもよらないコンビネーションにパネルそのものを写真に収める方も見受けられました。

システムと言う見地で「新しい農業」を目指して10年以上経過しました。どこがスタートと言うのも分りにくいのですが、きっかけの頃から見るともう15年以上経過してますでしょうか?

スライド5

「情報てんこ盛り」のようなブースが好きではないもので、ちょっと殺風景なつくりですが、右側に見えるスライドで開発の流れなどを紹介させていただきました。そして原子力災害など新たなリスク対応も出てきます。

「ふくしま」から、と言うと、皆さんちょっと戸惑われるように間をおいて本題に入ります。同じ被災地でも地震津波の宮城と放射能災害の福島では状況は違うようです。
プロジェクト名「ふくしまから日本へ『農業再生』ビジョンネットワーク」ネーミングに託した思いでとにかく頑張らねばと、雪の仙台で思いを新たにしました。

テーマ:地域活性化 - ジャンル:ビジネス

東北地域アグリビジネス創出フェア2011
全国版は例年幕張メッセで開かれるのですが、各農政局単位でブロック版も開催されます・。

今年は東北経済産業局の新産業分創出事業「東北の強み1次産業の強化」の採択を受けて、その事業の一環として
~ふくしまから日本へ「農業再生」ビジョンネットワーク~としてブースを開設します。

あわせて、プロジェクトで形成も目指すシステムの中のサブシステム「野菜の品質評価技術」のプレゼンテーションもします。ここで言う「品質」とは、「味」のことを指します、美味しさの評価システムです。
プロジェクトの専門委員のお一人で山形大学工学院の野田准教授が「生鮮野菜の「味」評価システムの構築と有機循環型SCMとの連動」というオ売れゼンテーションをします。

その他の堆肥化システムや情報化、生産計画や物流管理などのサプライ・チェーン・マネジメントはブース内でパネル展示やプレゼンソフトを使って説明します。


開催日時 12月20日(火) 10:30~17:30
場 所  仙台市情報・産業プラザ 多目的ホール、展示ホール(AER 5階)
     仙台市青葉区中央1-3-1   TEL 022-724-1200
主 催  東北地域朗林水産・食品ハイテク研究会 農林水産省東北農水極

野田さんのプレゼンテーションの時間は 15:45~16:00

なお、年明け2月1日~3日はスーパーマーケットトレードショー(東京ビックサイト)にも出展します。

どうぞおいで下さい。
 

テーマ:省エネ・排出量削減 - ジャンル:ビジネス

震災の記憶
雪

福島は雪になりました。
3.11の記憶がよみがえります。3,11は晴れていました(多分)。翌日も抜けるような晴天でした、そしてその後雪が降りました。停電と断水で何も出来ないなかでの晴天、東北の春まだ浅い3月中旬の雪。なにかを暗示するような天候だったと今にして思います。

その平成23年も年の暮れ、まさに激動の多くの人の人生を変えた1年でした。雪の季節がまた巡って来て、いやでも3月の雪が思い出されます。
政府は原発事故現場の冷温停止を発表しましたが、被災地にとって何も変わるものはありません。来週は当時「陰極まれば陽になる」といわれますが、陽が伸びてゆくように1日ずつ、少しでも良いことが積み重なりますようにと
雪の降る空に祈っています。

テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

絶品です
トンネル5

畑に小さなビニールトンネル、一面に広がります。実はこれで小松菜・ほうれん草を育てています。
保温のためと言うよりは、風などで葉が傷まないようにするためでしょうか、これも現場の智恵です。ある程度育ち葉肉も厚くなったらシートを剥いで行きます。ここで逆に一気に風雪、寒さにさらします、そうすることにより一気に味覚が上がります。

葉物7

風雪、寒さにさらされた方が、かえって葉の表面の光沢が上がります。そして甘さが格段に増して少しの渋味が味の奥行きを作ります。化学肥料で育てた野菜のようなエグミがまったくありません。大型ハウスで育てた軟弱な歯応えとは全く違います、まして溶液栽培の植物工場など同じ野菜の分類では困ると思うほど、品質に天地の差があります。
高品質を潤沢にお届けできるよう、農家と一体になった私たちの取り組みはまだまだ続きます。

テーマ:地域活性化 - ジャンル:ビジネス

先崎家の和牛

私はコンサルタントでも研究者でもありません・・・
とよく言うのですが、放射能、風評被害、いわゆる農業6次化の推進そしてTPPへの対応農業に関わる難問山積で「講演依頼」が続きます。
13日は田村郡小野町で「認定農業者」会の研修会に行ってきました。持論の有機農業SCM化で質疑応答を含めて90分、その後の懇談会とこちらも現場の農業者からヒアリングをさせて頂きました。

小野町2
小野町は常磐道のインターもあり、よく通りがかるのですが、たぶん目的があって町の中心部に伺ったのは初めてだと思います。会場の小野町公民館、日の丸が大きくはためいていたのが印象的でした。


さて、ここで知りあったんのが先崎幸江さん、福島県指導農業士、肥育牛農家という名刺を頂きました。
講演のあと和牛農家の実態をお話に来られました。小野町は大きな事故はなかったもの避難指示が出た福島第2発電所の方から40km圏内決して遠くはありませんが、水素爆発時の風向きの影響か線量はそう高くはありません。
日常もいたって平穏で、仮設住宅もなく農業者の関心は放射能より6次化やTPPの方です。
ところが肥育和牛専業農家の先崎さんの牛は風評被害で全く売れないと言うことです。むろん牛肉はおろか堆肥からの放射能は検出されず、えさ・敷き藁の放射能チェックも行っており、給餌の台車にもいちいちシートを被せるなど万全を期して牛を育てていらっしゃいます。

先崎4

栃木の業者に依頼して牛を出荷していたのだそうですが、もちろん契約のしての上でですが栃木産でも売るのがやっと、福島産となると全く売れないと言うのが現状だそうです。
出荷した牛を一頭戻してもらい、牛肉を自ら売ることをはじめられたと言うことです。畜産廃棄物の堆肥化有機農業利用は長年取り組んできましたが、畜産品、まして牛肉の流通などは全く未知の世界です。
お話は大体伺ってそれなりに理解も出来ました、会津地方ではやはり風評で有機米が大量の売れ残っています。情報を整理しながら何らかのお手伝いをして行きたいと思っています。


テーマ:ほっとけない原発震災 - ジャンル:政治・経済

師走の里山 2
放射能災害は電源立地の恩恵など何も受けない、静かな里山にもいろいろな影響を与えています。
山林除染という深刻な問題も発生してきました、関西の方の研究者には線量の高い山林は閉鎖して立ち入り禁止にすべし等と言う人もいますが、山林の恩恵を得て暮らしてきた里山の住民には考えられないことです。

山村を歩いていると、厳しい情況でも、踏みとどまりなんとかこの地で生活をして行こうとする姿勢が垣間見えます。福島と宮城の県境を走っていると、10リットルのパックに入った溶液がシートの上に広がっていました。

3号06

見慣れない方は?だと思いますが、この赤い溶液はたぶん、いやまぎれもなく「光合成菌」、増殖を促すため日光に当てていると思われます。
光合成菌が放射能の抑制に効果があると言う話題は、既に広島国際学院大学などから発表されています。

柿木8

冬至も間近なってきて、夕暮れがとても早くなりました。薄暗くなって撮影をしたのでちょっと曇っていますが柿の木です。白く見えるのが樹木、放射能の徐去のため表皮を剥離しました。
方法としては高圧洗浄機で表皮を吹飛ばします、消費が当たり一面飛び散るわけである意味では放射能の拡散ですが、少なくとも柿の木からは離れます。
考えてもいなかった作業で、効果の程も未知数ですが来年の収穫に向けて執念のような作業は続きます。

都市の電力の享受を支えながら言いようのない苦悩と恐怖に陥れられた福島県、未来に一筋でも巧妙を見出すべく必死の努力をしています。

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師走の里山
震災の後遺症、そして原子力災害はまだまだ大きな影を落としています。

一見長閑にみえる里山でも例外ではありません。
汚染物質の最終処分場はおろか、中間処分場も決まらないところで、仮置き場と言われても受け入れたくない気持ちはよくわかります。行政が決めた予定地にははやはり周辺住民から反対の声があがります。

子ども3

場当たりの対応の限界が露呈しています。


kaki5.jpg

もう12月の中旬、例年なら採り終えて冬支度の柿の木も、熟した柿の実をつけたまま本格的な冬を待ちます。
たわわに実った柿が熟れるに従って1個2個と地上に落ちて行きます。やがて地上はオレンジ色の絨毯のようになり朽ち果てた柿の実は土に返ります。
自然の輪廻と言えばそれまでですが、その収穫物で命をつないできた人類にとっては、やはり息の詰まるような衝撃的な光景です。


テーマ:地域活性化 - ジャンル:ビジネス

専門家の智恵
工研1

食研04

つくば研究都市に行きました。
仰々しい名称にたじろぎながらもあちこちの研究室を回らせて頂きました。どうもつくば市とその周囲のようなのような平坦な都市は苦手で、いつも目的地の目印に困ってしまいます。
今回はカーナビにI-PAD端末と言う重装備で向かいました。

看板5

福島からというと研究者の質問攻めにあいます。こちらもこの時とばかりに、原子力災害の困惑とその処理の不合理を話させて頂きます。
「農と食」一体的な課題としてそれらの未来を考える機会になったのは間違いありません。それにしてもそれらの代償はあまりにも大きかったのですが。

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草の根の強さ
草の根1

郡山市のEM実践グループ役員の皆さん。
この日が創立10周年の記念総会と食事会、講師を兼ねてお招きいただきました。
テーマは郡山市民最大の関心事放射能問題、沖縄のEMフォーラムの模様をお話したら皆さん興奮気味、もっと大勢の前でお話いただきたいとのこと。それでは農業の専門の私だけでなく例えばお医者さんの立場での発言とか、皆さんに福島に来て頂きましょうよ!と持ち出したら反対の方など誰もいません。
若いお母さん方に是非、PTAにもお声をかけましょうか、話が膨らむばかりです。

皆さん本当にいい笑顔になっていました、福島では震災以降なかなかいい笑顔に出会えません。その笑顔に出会えただけでも雑務のあいだを縫って郡山までお邪魔した甲斐がありました。
明日は茨城県つくば市、ここもなかなか福島からのアクセスがよくありません。がんばって出かけましょう、そこでもいい笑顔に出会えますように。

テーマ:食の安心 - ジャンル:地域情報

師走の福島 大学の先生にも走っていただいています
半田山8

前回は、「ほんとうの空」に映る安達太良の山並みをご紹介しました。福島県の中央部郡山から見る奥羽山脈です。
ここは福島県北部伊達市、写真の背景は半田山、江戸時代は銀山でした、この山の陰が福島市茂庭そして山形県置賜地方に続きます。
福島大学の放射能検査の検体採取、農業主の田中さんと小沢教授、研究室の皆さんです。ここ田中農園さんは周囲の葉野菜からは微量の放射線が検出されるのですが、国内でもっとも精密な検査機器(ゲルマニュウム半導体計測器)を使っても検出限界以下の測定値です。限界値が1ベクレルですのでほぼ0と見ることが出来ます、超微量あったとしても走り去る自動車の排気ガスのほうがばだリスクが高いと言うレベルです。
ほうれんそう、小松菜と土壌を採取しました。スタッフの背後にある小山は自慢の有機堆肥、これらを含めた一体的な土作りにより腐食を高め、セシウム等の移行を抑えていると考えるのが私たちの見解です。

調査

福島大学東日本大震災緊急プロジェクトの共同代表小沢先生、放射線量も測定しながら総合的な傾向と対策を討議します。
採取した野菜も根部、茎部、葉部と分析して行きます。先日来日して資料をいただいたベラルーシの研究データなども参考にしながら喫緊の課題として取り組んでいます。

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師走の福島
し明日の福島1

農産物の放射権検査の前線基地になっている「福島県農業総合センター」、県内の木材を使って作られた、なかなか凝ったつくりのの建物です。こんなものを作る費用がどこから出たのか「電源立地交付金」とは笑えない冗談ですが、それはさておきなかなかロケーションもいい場所です、前提駐車場から安達太良の山並みが望めます。手前に見える工場やタンクがアサヒビール福島工場、そしてその背景の青空が、高村千恵子が「東京にはない」と言った「本当の青空」。

今日から師走、早春の大震災から9ヵ月半、おおむね3/4年です。激変した福島、多くの人達の人生が変わりました
政権も変わりましたが、放射能対応は遅々として進みません。
以前から何も変わらない山々と青空、どんな想いで下界を見下ろしているのでしょうか。

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